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2012/09/06 Thu *影がある / Mott The Hoople

20120906madshadows


影がある。
あるんだな。
誰も。
気づかないけど。
未だあるんだな。

正体は。
見えない。
原因は。
解らない。
でも。
確かに影がある。

その影が。
過ぎって。
邪魔をして。
あと少し。もう少し。
もどかしい。

『Mad Shadows』'70年リリース。
デヴィッド・ボウイの毒牙にかかる前、グラム・ロックになる前のモット・ザ・フープルの2ndアルバム。
このジャケット、なんなんでしょうね?ロールシャッハ・テストに使うやつ?間違いなく狂気の影が。
フリーとか、トラフィックとかのツアーで自信をつけて。やりたいことやるんだって意気込んでたら。
前作からの「Roxk And Roll Queen」も好評を受けて。レコード会社からはロックンロールなアルバム要求され。
ならば。やってやろうじゃんと。全7曲の内、2曲がミック・ラルフス、残りがイアン・ハンターの作品で。
う~ん、特にハンターのナンバーにはワイルドなロックンロールの香りがプンプンで。いいんですよねこれが。
「Walkin' With Mountain」なんか途中から「Jumpin' Jack Flash」になっちゃってるし。それ以外のナンバーも。
「Brown Sugar」に通じるナンバーもあって。そうそうアルバムの仮タイトルは『Sticky Fingers』だったとか・・・
定評のあったライヴでのワイルドさをそのままスタジオに持ち込んだのかな。いいんじゃないワイルドでと。
その一方で。壮大なバラードをやってみせてもいるいるところが一筋縄でいかないところかな。
ハンターのナンバーには敬愛してたらしいディランの影はちらつくしね。それはそれでいいんだけど。
いっそ。「Walkin' With Mountain」辺りのロックンロールで押し通してれば、もっといいアルバムになったのにと。
まぁ、そうできない、できなかった。もどかしさみたいなものが。モット・ザ・フープルの魅力でもあったので。
グラム転向後の吹っ切れちゃったモット・ザ・フープルも好きだけど。このいきそうでいかないアルバムもいいなと。
それに。どんな表現もどこかに影がある方が、その実、面白かったりするからなぁ・・・

影がある。
消えてないんだな。
自分にしか。
解らないんだけれど。
未だ消え去らないんだな。

正体は。
見えそうで。
見えてこない。
原因は。
解りそうで。
特定できない。
でも。
確かに影がある。

その影が。
そこにあって。
何かが見えなくて。
何かが繋がらなくて。
あと少し先へ。もう少し早く。
もっと多くと。
もどかしい。

誰かの先へ。
誰も思わないところへ。
誰よりも早く回転して。
物足りない。納得いかない。

まぁ。
少しは。
そんな影が。
ブラックボックスが。
ある方が。
面白くはあるけれど。

80を100に。
100を120に。
見せられなくて。
どうするんだと。

この頭の中に。
未だ。
影があるんだよなぁ。



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