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2012/09/17 Mon *ホーム、スウィート、ホーム / Magic Sam

20120917magicsamlive


そうさ。
やっぱり。
もう。
そうなんだ。
そうなんだよな。

その灯りを。
目にしただけで。
その空気を。
感じただけで。
それだけで。

ほっとして。
落ち着いて。
安らいで。
ペースが戻って。
自然でいられる。

もう。
ここが。
この街が。
ここだけが。
ホーム、スウィート、ホーム。

『Magic Sam Live』'81年リリース。
その死後、12年を経て漸く陽の目を見たマジック・サムの2枚組ライヴ・アルバム。
もう、このストラトを抱いたサムのジャケットを見ただけで。その熱いブルースが聴こえてきそうです。
で、針を落とすと。熱いの熱くないのって。飛びっきりに熱く、力漲るブルースに秒殺されてしまうのです。
しかも。1枚目が'63年と'64年のシカゴのゲットーでのクラヴでのライヴで。
2枚目が'69年のアン・アーバー・ブルース・フェスティヴァルでのライヴでと。一粒で二度美味しいみたいな。
B.B.キングの『Live At The Regal』と、マディ・ウォーターズの『At Newport』の2枚組みたいな。
そんな贅沢なアルバムなのです・・・それは些か褒めすぎかなぁ・・・否、それぐらいの傑物でなのです。やはり。
共に偶々録音されていたものらしく。並の海賊盤を凌駕する(?)音質ですが。そんなこと問題にならないなと。
録音していてくれてありがとう。そして公式に世に出してくれてありがとうと。ブルースの神様に感謝です。
サムのブルース、そのギターは。聴いていると、身を任せていると。実に心地よくて、落ち着いて。で、熱くなって。
そのフレーズ、そのトーンには。本当に酔いしれちゃうんですよねぇ。名前の通りにマジックですね、こいつは。
1枚目のクラヴでのライヴでは、そのマジックに“やられた”女性ファンが嬌声と共に一緒に歌ってるし。
2枚目のフェスティヴァルでは、冷静だった観衆が最後には完全にそのマジックの虜になってますからね。
数多のブルース・マンが録音し、ライヴのレパートリーにして、スタンダードとなってる「Sweet Home Chicago」...
このナンバーのバンド・スタイルの決定版となったのがサムの『West Side Soul』でのヴァージョンだったと。
そして。このアルバムのフェスティヴァルでのテンション、スピード感とも尋常じゃない演奏がまた極上なのです。
自分にとっての「Sweet Home Chicago」、それはやっぱりサムの「Sweet Home Chicago」なんですよねぇ・・・

そうさ。
やっぱり。
もう。
ここなんだ。
ここなんだよな。

この灯りが。
見れなきゃ嫌なんだ。
この空気が。
感じられなくちゃ駄目なんだ。
それぐらいに。

ほっとできるのは。
落ち着けるのは。
安らいでいられるのは。
自分のペースで歩めるのは。
自然でいて許されるのは。

もう。
ここだけ。
この街だけ。
ここだけなんだな。
ホーム、スウィート、ホーム。

たった。
二日とちょっと。
離れてただけ。
それも。
里帰りしてたのにね。

あぁ。
この灯り。
この空気。
ホーム、スウィート、ホーム。
スウィート・ホーム・トキオ・・・

なんだよね。
やっぱりさ!



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