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2012/10/01 Mon *開戦 / Edwin Starr

20121001warandpeace


開戦。

さぁ。
今日から。
今から。
この瞬間から。
新たな戦いが始まる。

そう。
今日からの。
今からの。
この瞬間からの。
新たな取り組み。

それも。
一つの。
ある種の。
戦いであることは。間違いなく。
であるならば。勝たなくちゃしょうがない。

『War & Peace』'70年リリース。
ブルース・スプリングスティーンのカヴァーでも知られる「War」をフューチャーしたエドウィン・スターのアルバム。
モータウン版(モータウン唯一の?)反戦歌ともいえるその「War」、素晴らしいナンバーなのですが。
当初はテンプテーションズに歌わせるはずが。世間の反応が読めないとしてスターに回ってきたんだとか。
ここらに生え抜きと、移籍組を一軍と二軍的な扱いをあからさまにしていたモータウンの特質を感じますが。
移籍組、しかもツアーから帰ってきたら所属していたレーベルがモータウンに吸収されていたスターです。
その扱いへの怒りあったか。その激情迸る憤怒の歌唱もあって「War」を大ヒットさせてみせたと。いやはや。
で、このアルバムも制作されたわけですから。世間との、そして会社との戦いに見事、勝利を収めたんですよね。
意地の一撃だったんでしょうね。ほんと一世一代の名唱ですからね。ブルースじゃなくても痺れるよなと。
さて。反面で。その「War」の印象が強すぎて。激しい激唱タイプのシンガーと思われがちのスターですが。
それだけではなくて。時に実に軽やかに爽やかに。時に甘く切なくと。様々な表情で聴かせてくれもするのです。
あの「Raindrops Keep Fallin' On My Head」のカヴァーのキャッちーな軽やかさなんて見事なものですし。
切なく、儚げな表現力に聴き惚れてしまうナンバーもありますし。アルバム・タイトルではありませんが。
その二面性、硬軟自在なところこそが実はスターの魅力、武器だったのかも。若干器用貧乏気味でもあるけど。
とかなんとか言いつつも。結局は。とどのつまりは。やっぱり「War」で聴かれる迫力だよなと。鬼気迫ってます。
反戦歌ですけどね。反戦、そのものも戦いですからね。その戦いに勝たなきゃ止められないですもんね。
そして。ジャケットから深読みすれば。人種差別との戦いって意味合いもね。あったんだろうなとも思うかな。

開戦。

さぁ。
今日からの。
今からの。
この瞬間からの。
新たな戦いを勝ち抜こう。

そう。
今日からの。
今からの。
この瞬間からの。
新たな取り組みを成功させよう。

何事も。
ある意味では。
ある種の。
戦いであることからは。逃れ様もなく。
であるならば。勝てる勝負にしなきゃ意味がない。

開戦。

いたずらに。
力み過ぎず。
肩肘張らず。
強ばらず。
されど。
肝になるところは。
譲らず。
曲げず。
粘り強く押し通す。

硬軟自在に。
勝ちに行こう。
勝てる勝負に持ち込もう。

開戦!



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