« 2012/10/20 Sat *好きなものは好き / The Rolling Stones | トップページ | 2012/10/22 Mon *カラカラカラと / Robert JR. Lockwood »

2012/10/21 Sun *ゆらり揺られて / Eric Clapton

20121021fromthecradle


このリズムに。
この音色に。
ゆらり揺られて。
ここまで。
来たのかと。

そのリズムは。
その音色は。
ゆらり揺れながら。
いつも。
側にあったのかと。

このリズムが。
この音色が。
ゆらり揺れていないと。
もう。
どうしようもないんだろうなと。

ゆらり揺られて。
これまでも。これからも。

『From The Cradle』'94年リリース。
エリック・クラプトンがついに念願かなって、初めて真正面からブルースと向き合ったアルバム。
(この年代のアルバムのアナログ盤って珍しいのですが。欧州ではちゃんと作られてるんですよね)
幾らクラプトンとは言え。ここまで、ある意味で個人的な趣味を全開にしたアルバムを制作できた背景。
そこには勿論、前作に当たる『Unplugged』の驚異的とも言える成功があったからなのですが。
その反動でも無いでしょうが。全16曲中、3曲を除いてはエレクトリック・ブルースをこれでもかとやってます。
先ず思うのは。クラプトン、気持ち良かっただろうなってことかな。だってねぇ、もう。好きで好きで大好きで。
あまりの愛情故に苦悩の原にもなったブルース。それでも離れることのできなかったブルース。そのブルースを。
思うがままに。思う存分。弾いて、歌ってですからね。そりゃもう、レコーディングも至福の時間だったろうなと。
このアルバムを携えての来日公演、3回くらい観に行ったんですけどね。その時も楽しそうだったもんなぁ。
あまりにも真正面から向い合っちゃって。遊びがなくて。肩に力が入り過ぎかなと感じる瞬間もあるのですが。
殆どが、オーヴァー・ダヴも無しの一発録りだったらしくて。そんな録音方法にまで拘って、主張を通して。
とことんブルースを楽しんでるクラプトンが微笑ましくもあります。ギターの音も、歌声も弾んでますからね。
アルバムタイトルにも思いが込められている様に。クラプトンにとって。ブルースってのは。それこそ。
音楽に目覚めた時から、常に側に合って。ゆらり揺られて。そのリズムに、その音色に。その魂に。魅せられて。
恐らくは永遠の眠りにつくまで。共にある、共に歩んでいくものなのでしょうからね。それをここまでやれれば。
ここまで包まれたなら。もう他には行けない、他には何もいらないってくらいのものだったのだと思います。
あまりに心地良さげで。つい嫉妬を覚えてしまいそうになるくらいです。それくらいいい音色で鳴っているのです。

このリズムに。
この音色に。
ゆらり揺られて。
いままでも。
来られたのだと。

そのリズムは。
その音色は。
ゆらり揺れながら。
いつも。
共にあって、共にあるのだと。

このリズムが。
この音色が。
ゆらり揺れているから。
もう。
どうしようもなく安らいでいられるのだろうなと。

ゆらり揺られて。
いままでも。いつまでも。

この街の。
この空気。
この匂い。
その中を。
共に。
ゆらり揺られて。
歩いてる。
ゆらり揺られて。
共鳴している。

出会った時から。
響いていた。
鳴っていた。
弾んでいた。
そして。
恐らくは・・・

ゆらり揺られて。
二人。
いつまでも。



web拍手 by FC2

|

« 2012/10/20 Sat *好きなものは好き / The Rolling Stones | トップページ | 2012/10/22 Mon *カラカラカラと / Robert JR. Lockwood »

001 British Rock」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188094/55958321

この記事へのトラックバック一覧です: 2012/10/21 Sun *ゆらり揺られて / Eric Clapton:

« 2012/10/20 Sat *好きなものは好き / The Rolling Stones | トップページ | 2012/10/22 Mon *カラカラカラと / Robert JR. Lockwood »