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2012/10/22 Mon *カラカラカラと / Robert JR. Lockwood

20121022steadyrollinman


カラカラカラと。
空回り。

そんな。
音が。
聞こえてきそうな。
そんな。
時がある。

なんだか。
焦って。
なぜだか。
逸って。
でも進めなくて。

なんでだかなんて。
なぜだかなんて。
解るわけも無くて。
ただ。ただ。
なにもかもが止まってしまう。

カラカラカラと。
空回り。

『Steady Rollin' Man』'72年リリース。
サニー・ボーイ・ウィリアムスンⅡ世やオーティス・スパンのバックで素晴らしいギターを聴かせて。
そして。何よりも。あのロバート・ジョンソンの義理の息子として知られたロバート・ジュニア・ロックウッド。
'60年代には引退してタクシー運転手とかをしたいたロックウッドの復活作にして、初のソロ・アルバム。
チェス時代からの仲間にして、シカゴ・ブルースを代表するジ・エイシズの好サポートを受けて。
オーソドックスなシカゴ・スタイルから。特にインストではジャズへの接近も見せるなど。その腕前、センス。
ミュージシャンズ・ミュージシャンとして多くのブルース・マン達に愛されてきた、その雄姿がここに蘇ったと。
なんて割には。バッキングを長らく務めていたからか、生来の性格なのか。飄々としているロックウッド。
ギター・ソロも、殆どをルイス・マイヤーズに任せて。自分はサイド・ギターを淡々と弾いてたりします。
初めての自分名義のアルバムなのに、まぁ、なんともらしいと言えばらしいのですが。その徹底してるところ。
それも含めて全体として。結果的にはロックウッドならではの、ロックウッドでしかないサウンドになってると。
ここらが。職人気質なロックウッドの面目躍如ってところですかね。一度だけ観た来日公演でも同じだったなぁ・・・
そのサウンドは好きなんですけどね。個人的にはもう少しだけ前に出てきてもいいじゃんとも思ったりしますが。
そんなロックウッドです。ジョンソンのナンバーも3曲やってますが。やはり飄々としたロックウッド節で。
アルバム・タイトルにもなってる「Steady Rollin' Man」も。ジョンソン版とは趣が異なっていて。
上手くいかない、空回りする、悪運に憑りつかれた、その焦燥感や怒りを吐き出すでも、ぶつけるでもなく。
なんか、こう淡々としていて。まぁ、そんな時もあるさ、まぁ、いいかみたいな。そんな感じで受け流してる感じで。
まぁ、だからこそ。ブランクを挟みながらも。長い間。活動できたのかも知れないなぁ・・・

カラカラカラと。
空回り。

そんな。
音が。
憑りついて離れない。
そんな。
時がある。

なんだか。
心だけ。
なぜだか。
ジタバタして。
でも体はついてこなくて。

なんでだかなんて。
なぜだかなんて。
理由などありもしないのに。
ただ。ただ。
なにもかもが行き過ぎてしまう。

カラカラカラと。
空回り。

焦れば焦るほど。
逸れば逸るほど。
ジタバタすればジタバタするほど。
どう足掻いても。
どうもがいても。

カラカラカラと。
空回り。

そんな時は。
そんな時も。
あるさと。
諦めて。
切り替えて。
さっさと休んで。
受け流してしまおう・・・

なんて。
思ってる時点で。

カラカラカラと。
空回り(苦笑)。



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003 Blues,Rhythm & Blues」カテゴリの記事

コメント

これはたぶん初めてリアルタイムで聴いたブルーズアルバム。
とっても力の抜けたサウンドが自分の中で思い描いていたブルーズとはあまりに違っていて
その良さが判るまでにはけっこう時間がかかったような記憶があるなあ。
マディやウルフみたいなのしかブルーズぢゃないと思ってた純情(?)なロック少年だったからね。
でもロックウッドは好きになるとハマるんだよね。来日公演も素晴らしかったしscissors

投稿: issie | 2012-10-27 20:45

そうなんですよね。
三大キングやバディみたいに、
ロックとの縁が深った訳でもないし。
今でもそんなに知名度は高くないのかなぁ。
来日公演でも見事なサイド・マン振りで。そこがいいんですけどね。
だからかな。実はオーティス・スパンのアルバムでのプレイのほうが印象が強かったりもしますがwink

投稿: TAC | 2012-10-27 21:13

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