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2012/10/27 Sat *こんな日には / 柴山俊之 + Sentimental Fool

20121027yogoretakaonotensi


訳もなく。
意味もなく。
ただただ。
ひたすらに。
とにもかくにも。

気持ちが。
気分が。
感情が。
低いほうへと。
落ちるほうへと。

どうしても。
引っ張られてこない。
上がってこない。
そのまま。
沈んでいたい。

こんな日には。
抵抗せずに。
任せて。
そのままに。
過ごしてしまおう。

『汚れた顔の天使』'87年リリース。
サンハウスのヴォーカリスト、菊こと柴山俊之。
その柴山、菊が下山淳や奈良俊博をメンバーに擁したセンチメンタル・フールと制作した1stアルバム。
確か前年に『Sentimental Fool』ってミニ・アルバムがあって。その手応えを受けてのフル・アルバムだったかと。
サウンドのキーを握って、バンド全体を牽引している下山・・・下山淳かな。フルネームのがしっくりくるので。
確かこの頃は未だルースターズのメンバーだったはずで。あれ?ルーザーにも参加してたのかな???
ともかく。ルースターズ繋がりで花田裕之の手によるナンバーもあって。下山淳のナンバーと共に。
やはり、ルースターズとして録音されていても何の不思議も無い様なナンバー、サウンドに仕上がってるかなと。
それはそれで。緊張感と、不思議な浮遊感と安らぎが漂っていて。好きなんですよね。
ただね、'80年代後半ですからね。どうしてもいま聴くと。微妙なデジタル感が時代に囚われちゃってるけど。
で、菊のヴォーカル。サンハウスの時と違って。抑えてると言うか、粘着質が弱いと言うか。乾いてるんですよね。
発売当時に聴いた時は。それが違和感あって。何たってサンハウスの菊のヴォーカルが大好きなもので。
思いっきり余談ですが。その昔バンド(の真似事)で歌ってる時に。メンバーから影響を指摘されたのが。
ジョン・レノンとショーケンだったのですが。実は本人は恐れ多くも、菊の歌い方も相当意識していて。
「Train Kept A Rollin'」歌うと普通なのに、「レモンティー」歌うと上手いよな、なんて微妙な評価されてたと・・・
閑話休題。で、その乾いた、ひとつ間違うとやる気すら疑ってしまいそうなヴォーカルが、どうもなぁと。
そう思っていたのですが。いつだったか久し振りに針を落としてみたら。これはこれでいいんだよなと。
クールなサウンドに身を任せて。ダウナーな気分でいたい時。そんな時には、この温度、質感がくるんだなと。
そう。この歌い方だからこそ、下山淳のギター、サウンドと相俟って。化学反応を起こせたんだなと。そうなんだと。
また余談になりますが。今、ジュリーのバックを務めてる下山淳、やっぱり変わらずカッコ良いんだよなぁ・・・

訳も。
意味も。
ただただ。
考えることも出来ずに。
どうでもよくて。

気持ちが。
気分が。
感情が。
感傷的に。
過ぎてしまって。

どうしても。
引っ張る気にも。
上げる気にも。
ならなくて。
沈んでいたい。

こんな日には。
抵抗せずに。
任せて。
そのままに。
過ごしてしまおう。

思い切り。
懐疑的でもあり。
諧謔的でもあり。
皮肉たっぷりに。
自虐的にすらなってしまう。

こんな日には。
徹底的に。
センチメンタルを。
シニカルを。
決め込んで過ごしてしまおう。

汚れた顔の天使・・・
なんてカッコの良いものではないにしてもね。



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