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2012/10/28 Sun *時は流れる、思いも流れる / 萩原健一

20121028nadjatwo


時は流れる。
思いも流れる。

遥か昔。
その昔。
そこに。
あったもの。
あった思い。

消える。
のではなく。
流れる。
流れても。
残る。

流れて。
形を変えても。
残るもの。
残る思い。
それがここにもある。

『Nadja Ⅱ』'78年リリース。
男と女なる副題がついていた萩原健一、ショーケンの3枚目のソロ・アルバム。
『蜃気楼』『無言劇』『海鳴り』そして『時は流れて』と重要なライヴ・レパートリーとなったナンバーを含んでいて。
久し振りに針を落としましたが。やはり、いい歌だよなと。改めて感じたのですが。ただ、暫く聴かなかった理由。
それも確かにあって。バックのサウンドがね。もう、もろにニュー・ミュージックで。それがどうにもですね。
ショーケンには似合ってないかなと。ショーケンの歌声も。いつも通りながらも、心なしか大人しめだったりして。
井上堯之と大野克夫がプロデュースしていて。バックも速水清司含めていつもの顔ぶれなんですけどね。
そう言う時代だったってことでしょうかね。いいナンバー、歌が多いだけに。もっとロックしてても良かったよねと。
そう感じてしまうのが。このアルバムの玉に傷ですかね。まぁ、ミィデイアムからスローのナンバーが多いので。
このサウンド・プロダクションもあながち間違いとは言えないんでしょうけどね。ショーケンですからね。
ミィデアムでも、スローでもロックにしてしまう、ロックになっちゃうのがショーケンですから。そこが何ともね。
惜しいんですよね。柳ジョージが作詞した「時は流れて」なんてね。実に痺れるナンバーなんですけどね。
で、恐らくは。そのサウンド故の、ロックになりきれないもどかしさをショーケン自身も感じていたからこそ。
ライヴではもう、どうしようもなくロックしてみせて。それが『熱狂雷舞』なんて傑作を生んだんだろうなと。
そう。最初にライヴ・テイクを聴いちゃったから。それからこのアルバムでオリジナルを聴くことになって。あれって。
ライヴと違うじゃんと。ライヴのがいいじゃんと。そうなっちゃったんだな。実際に観たライヴも本当に熱かったしな。
で、時は流れて。オリジナルもいいなと思いながら。またライヴでも歌ってほしいなと。色々とあるみたいですが。
今のショーケンの、時は流れて。恐らくは変わっていないであろう。今のショーケンのロックを聴きたいなと、ね。

時は流れる。
思いも流れる。

遥か昔から。
その昔から。
皆の胸に。
あったもの。
あった思い。

消える。
訳もなく。
流れて。転がって。
流されても。転がされても。
残る。残り続ける。

流るうちに。
形は変わり。姿も変わり。
それでも。残っているもの。
残っている思い。
それがここにもある。

時は流れる。
思いも流れる。

それは。
止めようもなく。
それは。
自然で。
それは。
泰然と。

時は流れる。
思いも流れる。

そして。
変わらずに。
ここにある。


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