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2012/10/31 Wed *闇に紛れて / Kiss

20121031creaturesofthenight


闇に紛れて。
生きる。
闇の中で。
蠢く。
ほら、そこに・・・

ハロウィンね。
色々な。
仮装してる人達がいて。
楽しげで。
愉快で。

そうだな。
仮装とか。
空想とか。
楽しいよね。
でもね。

闇とか。
夜とか。
楽しいだけじゃ。
済まない気もするから。
面白くもあるんだよね。

『Creatures Of The Night』'82年リリース。
今では、まるで無かった事の様になってますが。メイクを落として活動していたこともあったキッス。
そのメイクを落とす前の最後のアルバム。そしてエリック・カーが参加した初の(フル・サイズの)アルバム。
そして。そして。ジャケットには写ってますがエース・フレーリーは録音には参加していない筈で。
エースの代役として複数のギタリストが参加したアルバム。キッスにとっては色々と転機になったアルバムです。
サウンド的に迷走して。セールス的にも下降線を辿って。メンバー間のゴタゴタガ続いてと。
過去のバンドになりかけていたキッス。このアルバムではメイクは落としていませんが。サウンドは変化していて。
端的に言えば。ハード・ロックからヘヴィ・メタルへと大きくシフトしています。とにかく重く、そして暗くもあって。
やがてこの路線を素顔になったキッスは推し進めて。セールス的にも復活しますが。その端緒はここにあったと。
そう考えると。ピーター・クリスとエースの脱退は必然だったのかなとも。ヘヴィ・メタルやれなさそうだし。
で、ジーン・シモンズとポール・スタンレーはやれちゃうんだよなぁ。ここらの腹の括り方が違うんでしょうね。
だからこそ。ジーンとポールがいれば。他のメンバーが変わってもキッスはキッス足りえるんですよねぇ。
まぁ、従来のキッスからすると。あまりにも重く暗い気はしますが。でも、どこかに明るさもあって。
だからこそ「I Love It Loud」なんてのは。後にプロレス会場で大合唱されることにもなったんだよなぁ。
その明るさを保っていたのがメイクだったんじゃないかと。メイクしてるが故のコミカルさが救いになってて。
逆に素顔時代は。今度はサウンドはへヴィなのに。なんかあまりにも白々してしまったと言う。
で、改めて。神秘性じゃないけど。謎めいた部分も必要になって。またメイクしたんじゃないかなと思うのです。
昼があれば夜がある。明があれば暗がある。だからこそ面白いと。キッスはね、メイクしてなきゃ駄目なんです。

闇に紛れて。
生きる。
闇の中で。
蠢く。
ほら、後ろに・・・

ハロウィンね。
色々な。
仮装してる子供達も。
楽しげで。
愉快で。

そうだな。
仮装とか。
物語とか。
楽しいよね。
でもね。

闇とか。
夜とか。
楽しいだけじゃ。
物足りないものがあるから。
楽しくもあるんだよね。

そう。
闇に紛れて。
生きる。
闇の中で。
蠢く。
そんなものに。
慄きながら。
そんなものに。
焦がれてもいる。
それでないとさ。
面白くなくて。
楽しくなくて。
落ち着かないんだよね・・・



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