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2012/11/06 Tue *上がっちゃう / Frankie Miller

20121106highlife_2


そう。
ほら。
もう。
朝から。
違うよね。

気持ちも。
足取りも。
昨日までの。
数日間とは。
違うよね。

だって。
今日からは。
また。
二人だから。
いつもに戻るから。

そう。
ほら。
もう。
朝から。
上がっちゃう。

『High Life』'74年リリース。
スコットランド出身にして、英国ブルー・アイド・ソウル御三家の一人フランキー・ミラーの2ndアルバム。
(御三家の残り2人はロバート・パーマーとジェス・ローデンとする説がもっとも有力なんだとか)
ミラーもまた、その実力に比して商業的な成功には恵まれず、知る人ぞ知る存在に止まってしまった感があって。
その歌声の魅力に惹かれた者としては、忸怩たるものがあります。ロッド・スチュワートにも負けてないぞと。
思わず声を大にして言いたくなってしまったりしますが。まぁ、運やタイミングってのがありますからね。何事も。
さて、やはり米国南部に憧憬を抱いていたミラー。このアルバムは大西洋を渡ってジョージアで録音されていて。
アラン・トゥーサンをプロデューサーに迎えて。トゥーサンは鍵盤やコンガで演奏にも参加しています。
水が合って、手も合ったか。米国南部の匂い溢れるサウンドの中で実に生き生きと歌うミラーがいます。
憧れの地で、憧れる人の力を得ての録音。さぞかし力も入ったんでしょうが。それ以上に嬉しかったんだろうなと。
テンション上がっちゃって。やや舞い上がり気味ながらも。その喜び爆発的な歌声に思わず微笑んでしまいます。
伸びやかでソウルフルで。そしてやはりどこかで、どうしても滲み出る詩情、溢れだす抒情が堪らないミラーです。
「Play Something Sweet (Brickyard Blues)」とか、「With Your Mind」とか。その素晴らしさに胸、震えます。
その熱さに、聴いてる者のテンションも一緒に上がっちゃうってもんです。「With Your Mind」なんて泣けるよなぁ。
それにしても。このジャケットがねぇ、台無しだよなぁ。ミラー・ビールとかけた洒落のつもりなんでしょうが。
この辺りのレコード会社の勘違い、駄目さ加減がね。ミラーの足を引っ張り続けたんだよなぁ、まったく、もう・・・

そう。
ほら。
もう。
全然さ。
違うよね。

気持ちも。
足取りも。
昨日までは。
気にしない様にしてたけど。
違うよね。

だって。
今日からの。
また。
二人なのが。
当たり前なんだから。

でも。
ほら。
もう。
嬉しくて。
上がっちゃう。

たかが。
数日。
離れてただけ。
されど。
数日。
当たり前じゃなかったんだから。
その。
当たり前が。
嬉しくて。
上がっちゃう。

二人なのが。
一緒にいられるのが。
嬉しくて。
心や思いは。
離れていても一緒だよって。
それはそうだけど。
やっぱり。
一緒だと。
気持ちが。テンションが。
上がっちゃう(笑)。



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