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2012/11/29 Thu *想い果てなく / George Harrison

20121129somewhereinengland


いつになっても。
いつまでも。
忘れることも無く。
尽きることも無く。
そんなものが。

年を経るたびに。
歳を重ねるごとに。
増えていく。
それはどうにも。
やるせなく、切なくもある。

忘れられなくても。
尽きなくても。
戻らないものは戻らない。
進むものは進む。
そんなことは。とうに承知していても。

『Somewhere In England』'81年リリース。
『想いは果てなく-母なるイングランド-』なる邦題がつけられていたジョージ・ハリスンのアルバム。
自らのレーベルであるダーク・ホースを設立した後も。何かとレコードj会社と揉め事の多かったジョージ。
このアルバムも。当初完成させたものに対して。地味すぎるとのクレームがつけられて。もっとキャッチーにと。
アップ・テンポのナンバーを増やすことを要求されて。追加の録音を余儀なくされて。そうしてるうちに。
あの'80年12月8日を迎えてしまって・・・元々はリンゴ・スターの為に書いていたナンバーの詩を書きかえて。
「All Those Years Ago」としてジョン・レノンに捧げて。演奏にはリンゴに、ポール・マッカートニーも加わって。
ジョンを除くファブ・フォーが解散後初めて揃ったこともあって。シングルとしてヒットして。アルバムも売れたと。
勿論、ジョンに対する想いは。並々ならぬものがあっただろうし。他人には窺い知れないものだったろうなと。
それが反映された「All Those Years Ago」は素晴らしい作品だし。妙に湿っぽくないのもジョージならではだなと。
敢えて明るい曲調に仕上げたところに。ジョンに対する、帰らない日々に対する果てない想いを感じさせます。
でも。結果として。それだけが強調されてしまって。ジョージの当初の意図とは異なった受け止め方をされたかと。
ジャケットも。当初ジョージがイメージしていたものとは異なるものに変更させられてしまっていますし。
(ジョージの死後に、数年前の再CD化の際に、ようやく当初のイメージを生かしたジャケットになりました)
それでも。それを受け入れてでも。「All Those Years Ago」を歌い、世に出したこと。そこがジョージだなと。
自らのレーベルにダーク・ホースと名付けるくらいに自虐的で皮肉屋でもあり。いい人を演じることを拒みながら。
盟友への思いは人一倍強く。また自らの信念にも忠実で熱いものを内に秘めていて。そこが好きだったなぁ。
ジョンとジョージ。空の上で。どんな会話をして。どんな音を奏でてるのかと。想い果てなく・・・

いつになっても。
いつまでも。
忘れることの出来ない。
尽きることが許されない。
そんなものが。

年を経れば経るほど。
歳を重ねれば重ねるほど。
増え続ける。深くなっていく。
それはどうにも。
やるせなく、儚くもある。

忘れられなくても。
尽きなくても。
戻せないものは戻せない。
止められないものは止められない。
そんなことは。とうに承知していいるから。

それでも。
想い果てなく。

果てない想い。
そんな想いが。
数あるのは。
そんな想いを。
寄せられるのは。
そんな想いを。
抱けるのは。
それだけの。
ものがあったから。
ではあるけれど。

それにしても。
想い果てなく。



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