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2012/12/13 Thu *その向こうを / Patti Labelle & The Bluebelles

20121213overtherainbow


目の前の。
そのもの。
それだけ。
それしか。
見えないのか。
見ようとしないのか。

目の前に。
あるもの。
それだけ。
それしか。
知らないのか。
知ろうとしないのか。

まぁ。
別に。
どうでも。
いいけど。
なんとも。
勿体ない。

その向こうを。
見てみたいとは。
思わないかい?
知らいたいとは思わないかい?
少なくとも。
世界は君が知っている限りではないんだけど。

『Over The Rainbow』'66年リリース。
パティ・ラベル&ザ・ブルーベルズのアトランティックでの初めてのアルバム。
'70年代にはラベルとして成功を収めるパティ・ラベルら3人に、後にシュープリームスに加わった1人。
その4人組だったこのブルーベルズが、パティのキャリアのスタートだったんですね。
後のラベル時代と比較すると。時代のせいもあるのか。大人しいと言うか、オーソドックスなソウルかなと。
例にもれずパティもゴスペル出身ですので。当然その香りも漂っています。
しかしながら。アルバム・タイトルにもなっている「Over The Rainbow」も含めてスタンダードな選曲が多いので。
ひとつ間違うと凡庸なポップスにもなりかねないところを。そのソウルフルな歌声で。
そして時にフェイクとでも言えそうな多彩な表現力で。立派なソウル・アルバムに仕立て上げているところ。
そこにパティの非凡な才能を見ることが出来ます。そう既に、パティは虹の向こう、その向こうを見ていたのだと。
そう思うのです。でなければ、ラベルへの脱皮、その後のソロでの成功も無かっただろうなと思わされます。
「Unchained Melody」はちょっとやり過ぎな感もありますが。「Over The Rainbow」や「Yesterday」では。
パティのヴォーカルのアレンジの魅力が十分に発揮されているかなと。「Yesterday」、新鮮だもんなぁ。
まぁ、オリジナルはねぇ。あまりに耳たこで。故に新しく聴こえるってのは多分にありますけどね・・・
妙にディスコに擦り寄って売れたラベル時代のイメージが強くって、パティとはちょっと縁遠かったんですけどね。
この時代まで遡って改めて聴いて。パティの魅力に気づいたってとこですかね。
因みに。ストーンズ・ファン、キース・ファンには馴染み深いサラ・ダッシュも勿論参加してます。

目の前の。
そのもの。
それだけ。
それしか。
感じないのか。
感じようとしないのか。

目の前に。
あるもの。
それだけ。
そこまでしか。
広げないのか。
広げようとしないのか。

まぁ。
別に。
どうでも。
いいけど。
なんとも。
狭量な。

その向こうを。
感じてみたいとは。
思わないかい?
広げたいとは思わないかい?
少なくとも。
世界は貴方達が知っている限りではないんだけど。

目の前。
目に入るもの。
手の届くもの。
それだけが。
総てで。
その中で。
優越感に浸ってる。

まぁ。
別に。
どうでも。
いいけど。
俺は。
その向こうを。
見てみたい。
感じてみたい。
広げたい。
行ってみたい。

世界は俺の知る限りではないことを。
俺は知ってしまっているからね。



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