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2013/01/08 Tue *フラフラ / Cornell Dupree

20130108teasin


フラフラ。
あっちへ。
こっちへ。
そんな時間が。
そんな立ち位置が。

どうしても。
少しでも。
ほしくて。
必要で。
それだけは許してくれよと。

先頭切って。
矢面に立って。
大向こうを受けて。
引っ張ったりも。
してるのだから。

偶には。
片隅から。
突っついたり。
挟んだりして。
軽く回してるだけ。

そんな。
身軽な。
役回り。
振る舞いも。
許されてと。

『Teasin'』'74年リリース。
後にスタッフのメンバーとしても活躍した名ギタリスト、コーネル・デュプリーの初めてのソロ・アルバム。
キング・カーティスの下でジミ・ヘンドリックスと共に腕を磨いていたと言うデュプリー。カーティスに見初められて。
アトランティック・レコードのセッション・マンとなり。名だたるアーティスト達を支えていくこととなりました。
確か、ブルック・ベントンの名曲である「Rainy Night In Georgia」のギターもデュプリーによるものだったかと。
特にアレサ・フランクリンのバンドに長らく籍を置いて。レコーディングのみならずツアーでも重責を担っていました。
そう。あのアレサの『Live At Fillmore West』でギターを弾いてるのもデュプリーなんですよねぇ。
故に。その名前は知らなくても。アトランティックのソウルが好きな人ならば。そのギターは耳にしてるんですよね。
そんなデュプリーですが。ロバータ・フラックのツアーに同行してる時に不幸にも交通事故にあってしまって。
懸命のリハビリの末、復活を遂げて。その成果として制作されたのがこのアルバムだった様でもあります。
歴戦のソウル・ギタリストですから。当然の様にブルージーでソウルフルなギターが素晴らしくもあるのですが。
それと同等、それ以上に。繊細でいながら機知にとんだグルーヴィーな感覚にも溢れていて。おっ、やるねと。
聴く者の、ツボを突いたり、痒いところに手を伸ばしたりして。それでいて気ままに振る舞ってみせたりと。
アルバム・タイトルの如く。フラフラと。人をからかったりしながら、面白がってる様でもあったりで。その軽快さ。
その軽やかさが実に心地良かったりするんです。音楽監督やバンマスの重責を担うことも多かったでしょうから。
ソロ・アルバムくらいは。そんな柵から解放されて。のびのびとと。その様がですね。いい感じなんですよね。

フラフラ。
あっちへ。
こっちへ。
そんな時間が。
そんな立ち位置が。

どんな時も。
少しでいいから。
ほしいと言うか。
必要なんだな。
それだけは許してもらうよと。

先陣を駆けて。
真正面に立って。
大見得を切って。
看板張ったりも。
してるのだから。

偶には。
片隅から。
引っ掻いたり。
突っ込んだりして。
それとなく回してるだけ。

そんな。
身軽な。
役回り。
振る舞いも。
許されてと。

フラフラ。
あっちかな。
こっちかな。
あっちかも。
こっちかも。

それでいて。
外れぬ様に。
外し過ぎぬ様に。
逸れてしまわぬ様に。
狂言回しってのも。
意外に大変だったりするけれど。

フラフラ。
あっちへ。
こっちへ。
そんな時間が。
楽しくて。
そんな立ち位置が。
好きで。

だから。
偶には。
それも。
いいよね。
許されて!



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