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2013/01/20 Sun *あの頃の様に / Paul Butterfield's Better Days

20130120itallcomesback


あの頃の様に。

もう。
何年経ったのだろう。
もう。
随分会ってないよな。
もう・・・そうだよな。

まぁ。
忘れてたわけじゃなく。
タイミングとか、なんとか。
そんなもので。
時は流れて・・・距離は隔たって。

でも。
おそらく。
なにかきっかけがあれば。
一言、一文。
交わせば、交わしさえすれば。

あの頃の様に。

『It All Comes Back』'73年リリース。
ポール・バターフィールド率いるベター・デイズの2ndアルバムにしてラスト・アルバム。
あのマジック・ディックと並び白人のブルース・ハーピストとしては最高峰を究めたバターフィールド。
その名も高きポール・バターフィールズ・ブルース・バンドでの活動は良く知られるところですが。
(特に、その最初の2枚のアルバムはホワイト・ブルース、ブルース・ロックの最高峰でしょう)
その後に結成された、ベター・デイズではブルースをベースにしながら、更に幅広いサウンドに挑んでいます。
ジェフ・マルダー、エイモス・ギャレット、ロニー・バロンと。名立たるメンバーと組んで。その個性を生かして。
バンド名通りに。素敵な日々、素晴らしい日々の中で育まれたかの如き音楽の豊饒さを感じさせてくれます。
ブルース、リズム&ブルース、カントリー、スワンプ。そしてウッドストック・サウンドと。
ロックを生み出し育てた米国音楽のエッセンスを実に幅広く吸収し、見事に実らせているのです。
決して声高でなく饒舌でもなく。しかしながら、その土壌の豊かさが風に乗ってその匂いまで届きそうで。
ポール・バターフィールズ・ブルース・バンドで見せた革新性や先進性はなくとも。これはこれで輝いていると。
進化するだけが音楽じゃなく、深化もまた音楽の大切な要素だと。そんなことを教えてくれるのです。
ウッドストックに移り住んで。気の合う仲間達と活動して。バターフィールド自身がそのことに気づいたのかも。
ゲスト参加しているボビー・チャールズの名曲、「Small Town Talk」のカヴァーも収められていますが。
これがまた。郷愁とか何とか。そんなものを呼び起こされる様で。ごく自然にあの頃を思い出させられる様でね。

あの頃の様に。

そう。
何年経っていようが。
そう。
長い間、顔を合わせていなくても。
そう・・・そうだよな。

まぁ。
忘れようたって、忘れる筈もないし。
チャンス逃してとか、なんとか。
そんなもので。
時は流れても・・・距離は隔たっても。

そう。
こうして。
きっかけが届いて。応えて。
一言、一文。
交わしたら、交わしてしまえば。

あの頃の様に。

声高じゃなくても。
饒舌じゃなくても。
あの頃のままに。
そのままに。
言葉が出てくる。
会話が始まる。
匂いが、空気が、思いを共有できる。
あの頃のままに。

旧交を温める。
なんて柄じゃないけど。
あの頃の様に。
また繋がっている。
たぶん。
腐れ縁だけれど。
それが。
自然に心地良かったりする。

あの頃の様に。

まぁ、旧交じゃないか。
結局、あの頃と変わってないんだから。
ずっと、どこかで繋がってたんだな(笑)。



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