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2013/02/07 Thu *バッタバッタと / J.J. Cale

20130207grasshopper


バタバタと。
朝から晩まで。
あっちへ。
こっちへ。
またあっちへ。

あっちで。
話して。
こっちで。
話して。
またあっちで。

まぁ。
いいんだけどさ。
お声が掛るってのは。
嬉しいんだけど。
せめて移動時間は考慮してよと。

バタバタと。
朝から晩まで。
あっちへ。
こっちへ。
またあっちへ。

『Grasshopper』'82年リリース。
J.J.ケイルの通算7枚目にしてフォノグラム移籍後初のアルバム。
隠遁生活を送ってる寡作の人ってイメージが強かったりするケイルですが。
1stアルバム発表後11年で7枚目ですからね。この頃まではまぁ、普通のペースですよね。
例によって。枯れた味わいで。淡々とした中に何とも言い難い温かみがあってと。
いつもの如く。飄々と詫び寂びの世界で過ごしていると。ケイルの音楽も金太郎飴ではあります。
この変わらない、変えられない。飄々とした漂泊者の風情・・・クラプトンには羨望だったろうなぁと。
それでも。このアルバム。心機一転とまではいかなくても。アルバム・タイトル通りに。
レコード会社を移って(シェルターの倒産で移らざるを得なかった)環境が変わって少しは刺激を受けたのか。
ケイルにしては(あくまでもケイルにしては)ポップでキャッチーで飛び跳ねてる様な躍動感があります。
当時、日本では「Don't Wait」がCMに使われたそうで。シングル盤も存在します。通な制作者がいたものです。
そう言いつつも。基本はあくまでも乾いたギターとボソボソッととした歌声によるスワンプ・ロック。
それ以上でもなく、それ以下でもなく。そこがケイルの魅力なんですよね。沁みてくるんだよなぁ。
その中でスウィングする「Grasshopper」と「Dr.Jive」...2曲のインストがいいアクセントになってます。
そうそう。オクラホマはタルサ、同郷の旧友であるロジャー・ティリソンのナンバーが1曲入ってて。
これがもう。堪らなく、スワンプ。堪らなくケイル、堪らなくティリソンなんですよねぇ。
オクラホマの眠れる巨人、ティリソン。録音には参加してなくて。どうせならデュエットくらいして欲しかったかな。

バタバタと。
次から次へと。
あっちだ。
こっちだ。
またあっちだ。

あっちで。
戦って。
こっちで。
戦って。
またあっちで。

まぁ。
いいんだけどさ。
戦える相手がいるってのは。
面白いんだけど。
せめて移動時間は計算に入れてよと。

バタバタと。
次から次へと。
あっちだ。
こっちだ。
またあっちだ。

これで。
バッタバッタと。
薙ぎ倒せたら。
説得出来たら。
最高なんだけどな。

などと思いつつ。
表には出さずに。
変わらぬ顔して。
淡々と。
飄々と。

バタバタで。
バッタバッタと(笑)。



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