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2013/02/11 Mon *殉ずるだけ / David Bowie

20130211randrsuicide


うん。
もう。
そうだな。
戻れないし。
決まってるし。

まぁ。
そう。
そうだよな。
戻る気も無いし。
変えるつもりも無いし。

ここまで来たら。
後ろは振り返らない。
脇目も振らない。
立ち止まりもしない。
ただ進むだけ。

それしかない。

『Rock 'N' Roll Suicide』'89年リリース。
'72年10月20日のサンタ・モニカ公演を収録したデヴィッド・ボウイの2枚組ライヴ・アルバム。
所謂ブートレッグで。音源としては有名で手を変え品を変えリリースされていたらしいのですが。
このスウィンギン・ピッグ版が初めて、その全貌を捉えた完全版だったのかな?それが売りだった様な。
自分が所有しているのはライト・ブルーの綺麗なカラー・レコードですが。他の色も存在するみたいですね。
恐らくは放送用音源が元なので。ライン録音で音質良港。歓声はオフ気味なのでやや臨場感には欠けると。
しかしながら、ボウイの歌声も、バンドの演奏も。クリアに捉えられていて。その細部まで聴くことができて。
ジギー・スターダスト時代のボウイのライヴを、そのサウンドを生々しく追体験できるのは嬉しいかな。
ボウイも時代によって、その変化が激しいと言うか。その変容を続けるところがボウイのボウイたる由縁ですが。
やっぱりね、グラムでロックンロールなボウイが。甘美で退廃的なロックンロールの殉教者だった頃のボウイ。
それこそが自分にとってはボウイかなぁ。脆さと危うさと儚さを身に纏っているからこその美しさがあって。
その美しさは、それこそ命短きもので、しかも計算されたものであったとしても。やはり魅力的に過ぎるのです。
しょせんは作り物、作り事。たかがそんなもの。徒花にしかならない、なれないもの。だからこその美しさ。
そして、何故か人工的な筈なのに生身の感触が濃厚でと。うん、これもまたロックンロールの魅力なんだなと。
その魅力に憑りつかれて、虜になってしまったら。もう戻れないんだと。それでもいいのかいと。
実は、この時代の優れたロックンロールは聴く者にそれだけの覚悟を問うだけの、力があったなと感じるのです。
その覚悟あるものだけが、ロックンロールに殉ずることを許されるのだとね。それだけのものなんだよと。
そして。「Ziggy Stardust」そして「Rock 'N' Roll Suicide」なんてナンバーにはそれを問う側の覚悟をも感じます。
否、別にロックンロールなんて楽しめればいいんです。でも、あまり軽く扱うんじゃ無いよって思ったりもするので。

うん。
もう。
そうだな。
戻れないし。
決まってるし。

まぁ。
そう。
そうだよな。
戻れなくても。変われなくても。
一片の悔いも無いし。

ガキの頃から。
ロック小僧で。
そのままロック親爺になって。
後はそうロック爺になるだけ。
ただ転がっていくだけ。

それしかない。

それでいい。
もう。
戻れない。
決まってる。
ロック小僧になった時から。
ロック親爺になっちまった時から。
後は。
ささっさと。
ロック爺になって・・・

ロックに。
ロックンロールに。
殉ずるだけ。
それでいい。
それがいい。



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