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2013/02/13 Wed *揺るぎない / Led Zeppelin

20120213presenceukoriginal


それなりに。
ある程度は。
力になれて。
頼られてもいて。
信じられてもいて。

しかし。
それは。
あくまでも。
それなりで。
ある程度で。

絶対ではなく。
何があっても。
何が起きても。
揺るがないかと言えば。
まだまだ至っていないと。

それは。
十分に。
自覚していて。
揺るぎない。
ものにしたいと。
ものになりたいと。

『Presence』'76年リリース。
ヒプノシスによるジャケットも印象深いレッド・ツェッペリンのアルバム。
どうしても。キューブリックの“あの映画”のモノリスを想起してしまうのは自分だけでしょうか。
その圧倒的な揺るぎない存在感でロックの歴史上にいまも屹立しているレッド・ツェッペリン。
その中でも。このアルバムにおけるサウンドの存在感の、その有無をも言わせない説得力。
その前にはただただひれ伏すしかないのではとさえ思わされるのですが。巨大な壁を前にしている様でもあり。
しかし。実のところはロバート・プラントの交通事故により予定されていたツアーが不可能となって。
代案として急遽アルバムの制作が決まって。プラントの体調もあってか疑似ライヴの如く勢いに任せて一気にと。
なんと僅か18日間で曲作りから仕上げまでを終えてしまったと言う。その突貫工事の緊張感の産物でもあると。
そのギリギリの極限状態故に生み出されたグルーヴが、この存在感と説得力を支えていたりもするのです。
限られた時間の中でギターを重ねながら、ノリを損なわずに。楽曲のアルバムの完成度を究めることに成功した。
ここまでやられると。好きとか嫌いとか関係なしに。やはりジミー・ペイジってのも只者じゃないなと思わされます。
「Achilles Last Stand」とかシンプルでストレートな印象を与えながらも、その精巧な構成に感嘆しますが。
それをライヴでも見事に再現してみせてましたからね。ジミー、そしてレッド・ツェッペリン、恐るべしなのです。
この揺るぎのなさ。それは絶対的な自信から来ているのか。それとも底無しの不安の裏返しなのか。
決して本音を語らず、腹の内は見せないペイジだからこそ。どうしてもそこを訊いてみたくもなるんですよね。
何故なら。圧倒的な存在感と有無をも言わせない説得力。そこに一瞬過る影があるのも確かだったりするので。

それなりに。
ある程度は。
力になってると。
頼られてもいると。
感じてはいるけれど。

しかし。
それは。
あくまでも。
それなりで。
ある程度で。

絶対ではなく。
この先。どこかで。
何かがあれば。何かが起きれば。
揺らいでしまうであろうと。
まだまだ掴めていないと。

それは。
十分に。
自覚していて。
揺るぎない。
ものにしたいと。
ものになりたいと。

しかし。
十分に。
絶対など。
存在はしないと。
それも解りきっていて。

それでも。
揺るぎない。
ものであると。
思わせたい。
思いたい。

不安があるから。
埋めようと。補おうと。
圧倒的に。
有無を言わせずと。
それでも。
絶対などとは言えず。
底などなく。果てしなく。
その繰り返し。その連鎖。

それでも。
揺るぎない。
ものであると。
思わせたい。
思いたいんだな、たぶんね。



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