« 2013/02/20 Wed *右から左へ / Buddy Guy | トップページ | 2013/02/22 Fri *ここにいます / Little Richard »

2013/02/21 Thu *どう呼ばれようが、何と言われようが / Muddy Waters

20130221theycallmemuddywaters


派手ですね。
目立ちますね。
個性的ですね。
まぁ。
どう呼ばれようが。

それで。
掴めれば。
それだけ。
印象に残れば。
それでいい。

忘れられなくなれば。
こっちのもの。
一度忘れても。
思い出さずにいられなくなれば。
しめたもの。

そう。
ならば。
であるならば。
どう呼ばれようが。
関係ない。

『They Call Me Muddy Waters』'70年リリース。
シカゴ・ブルースの大親分、マディ・ウォーターズ。
'67年の録音を中心に古くは'51年からの録音からも選ばれた編集アルバム。
年代が幅広いだけにオーティス・スパンやリトル・ウォルター、ジミー・ロジャーズを始めとして。
バディ・ガイにジュニア・ウェルズ。そしてジェイムス・コットンと歴代のマディ・ウォーターズ・バンドのメンバー。
その錚々たる面々が参加していて。これぞシカゴ・ブルースの歴史だなってところでしょうか。
コットンが加わった'67年の録音、バディとジュニアのコンビがバックの'63年の録音。
それらも悪くはない、いいのですが。やっぱりね。'50年代の録音が一番、マディらしいかなとは思います。
スパン、ウォルター、ロジャーズ・・・ウィリー・ディクソンこそ参加していないものの。
やはりマディのバックにはこの顔ぶれが一番しっくりくる感じで。本当にマディ親分とその一家って感じです。
やがて皆、独立して其々に一家を構えるんですけどね。やっぱりマディ一家が最強かなと思わされます。
自らの芸名を歌にした「They Call Me Muddy Waters」そして図らずもライバルのテーマの如き「Howling Wolf」と。
A面、B面夫々のラストに配された'50年代初期のナンバーがやはり最高に“泥んこ”に黒光りしていて。
この曲順は狙ってたんでしょうね。チェスの担当者もなかなかに心憎いことをやってみせるものです。
まぁ、とかなんとか言いつつ。マディが一声発するだけで。総てマディのブルースで。
どの時代の、どのナンバーもマディのブルースとして忘れ難いものになってしまうのですけれどね。
この個性、この貫禄。それがやはり一般的なシカゴ・ブルースのイメージを決定づけている。流石、親分です。

しぶといですね。
しつこいですね。
諦めないんですね。
まぁ。
何と言われようが。

それで。
掴めれば。
それだけ。
食い込めれば。
それでいい。

食いついてしまえば。
こっちのもの。
一度や二度振り解かれても。
尻尾の先にでも牙が引っ掛かれば。
しめたもの。

そう。
ならば。
であるならば。
何と言われようが。
関係ない。

如何に。
際立たせるか。
立たせてみせるか。
いつでも。
すぐに。
脳裏に浮かんでみせるか。
それが勝負の分かれ目。

どう呼ばれようが。
何と言われようが。
泥臭くとも。
しぶとく。しつこく。
転がり続けていくのです。



web拍手 by FC2

|

« 2013/02/20 Wed *右から左へ / Buddy Guy | トップページ | 2013/02/22 Fri *ここにいます / Little Richard »

003 Blues,Rhythm & Blues」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188094/56820837

この記事へのトラックバック一覧です: 2013/02/21 Thu *どう呼ばれようが、何と言われようが / Muddy Waters:

« 2013/02/20 Wed *右から左へ / Buddy Guy | トップページ | 2013/02/22 Fri *ここにいます / Little Richard »