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2013/03/11 Mon *このひと時ひと時を / Rockpile

20130311secondsofpreasure


このひと時ひと時を。

今日。
この日も。
変わらずに。
時が流れて。
陽が昇る。

普通に。
何事もなく。
いつもの様に。
いつもと同じに。
過ごしている。
生きている。

あまりに。
平凡で。
あまりに。
凡庸で。
当たり前であり過ぎる。

でも。
それが。
そうあることが。
そういられることが。
どれ程のものであるか。

『Seconds Of Pleasure』'80年リリース。
デイヴ・エドモンズとニック・ロウの双頭バンドだったロックパイル唯一のアルバム。
初回プレスのアナログ盤にはデイヴとニックがエヴァリー・ブラザーズをカヴァーしたEPが付いていて。
ご覧の様にアルバムのジャケットのポケットに収納できるようになっていました。
ここらの遊び心、洒落てみせるところはニックのセンスに負うところだったんでしょうかね。
ロックパイルと言うのは元々はデイヴのバック・バンドの名前で。意気投合したニックも参加して。
お互いのソロ・アルバムで演奏を聴くことが出来るものの。契約の関係でロックパイルとしては録音出来ずに。
デイヴがスワン・ソングと契約解除して。ようやくこのアルバムを録音することが可能になったんですよね。
その経緯を考えるとデイヴの大好きなロックンロール色が前面に出ていても良さそうな気もするのですが。
よりポップでキャッチーで、少し捻くれたニックの個性がアルバム全体を牽引してるかなと。
実際に。サウンドの感触とか空気感は明らかにニックのソロ・アルバムに近い、等しいものがあります。
カヴァーを除くとニックの手によるナンバーが多いのもその要因かもしれません。また、これがね。
名曲揃いなんですよね。「If Sugar Was As Sweet As You」「Heart」「Now And Always」の3連発とかね。
ポップでキャッチーなんだけど装飾過多なベタなものにはならず。シンプルにさり気なく聴かせてしまうと言う。
この、小粋で伊達で。でも気障ではないところ。その匙加減の見事さ。パブ・ロックの神髄かも知れませんね。
カッコいいんだよなぁ。よく聴くとデイヴのロックンロール魂が通奏低音として全体を支えてるのも感じられるし。
針を落とした瞬間から。一音、一音が。その奏でられる一秒、一秒、ひと時、ひと時が楽しくて仕方ないのです。
付録(?)のEPでも息ピッタリのデイヴとニックですが。このアルバムの後、長いこと袂を分かつんですよね。
デイヴは遊びのつもりだったのに、ニックが本気になり過ぎたとも。まぁ、2人とも職人気質ですからねぇ・・・
そうそう。メンバーのテリー・ブレムナーは沢田研二、ジュリーのこのアルバムに参加していたりします。

このひと時ひと時を。

今日。
この日も。
変わらずに。
時が流れて。
陽が沈む。

普通に。
何事もなく。
いつもの様に。
いつもと同じに。
過ごしていた。
生きていた。

平凡で。
あること。
凡庸で。
あること。
意識することすらない。

でも。
それが。
そうあることが。
それですむことが。
どれ程のものであるか。

このひと時ひと時に。

感謝して。
祈りを込めて。
思いを込めて。
過ごそう。
歩いていこう。
そして。

このひと時ひと時を。

感謝と共に。
祈りとと共に。
思いと共に。
楽しもう。
喜ぼう。
転がっていこう。
生きていこう。

生かされている者の一人として。



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