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2013/03/19 Tue *幻に囚われて / Rich Kids

20130319richkids


いい話。
嬉しい結論。
望んでいた結果。
そうなんだ。
そう、ではあるんだ。

なのに。
思ってたほど。
上がらないのは。
高揚しないのは。
不思議でもあり。

でも。
そんなもんだよと。
こんなところだよと。
ある程度。
解ってはいただろうと。

先が見えた。示された。
同時に。
あの幻が。幻影が。
息を吹き返し。
囚われてもしまうのだと。

『Ghosts Of Princes In Towers』'78年リリース。
セックス・ピストルズのオリジナル・メンバーだったグレン・マトロック。
そのグレンがピストルズを馘首、追放されて結成したリッチ・キッズの唯一のアルバム。
グラマー・スクールを卒業していて中産階級だったことからピストルズでは浮いていたらしいグレン。
ポール・マッカートニーが好きだったからピストルズを辞めさせられたとの説もあるそうですが。
とにかくベーシストとして、そしてコンポーザーとしてもかなりの才人だったのは確かで。
そのミュージシャンとして志すところが他のメンバーとはあまりにも異なっていたんでしょうね。
それなりに気骨もある人物らしく。どうせ俺は金持ちのボンボンだよと開き直ったバンド名がなんともですが。
ピストルズでもその実は殆どのナンバーを中心となって手掛けてたらしいグレンです。
そのキャッチーでポップなロックンロールを書ける、生み出せる。そのセンスが遺憾なく発揮されています。
グレンが好きだったと言うブリティッシュ・ビートの香りもふんだんで、その後継者とも言えるサウンドです。
そこにグラム・ロック的な華やかさと、英国的な哀愁も漂っていたりもして。その塩梅が絶妙なのです。
そう。この絶妙な感じ。そのバランス感覚の見事さ。ここらがグレンの真骨頂なのかも知れません。
ピストルズも基本的にキャッチーでポップなロックンロールですが。突き抜ける、振り切ってしまう必要があって。
それにはグレンのこの才能と存在は排除する必要があったんでしょうね。マルコム・マクラーレンの戦略として。
キャッチーでポップで。そこに装飾と翳りを加えて。ピストルズには出来ないだろうと見せつけている様でもあり。
そして先述のバンド名といい。排除されたとは言え・・・故に。グレンもピストルズに囚われてたんでしょうね・・・

いい話。
嬉しい結論。
望んでいた結果。
そうするんだ。
そう、してしまえばいいんだ。

なんだけど。
思ってたほど。
吹っ切れないのは。
得心しないのは。
不思議でもあり。

でも。
そんなもんだよと。
こんなところだよと。
ある程度。
予測はしていただろうと。

道が見えた。示された。
同時に。
あの幻が。幻影が。
幽霊の様に現れて。
囚われてしまうだろうなと。

この。
身の。
心の。
どこかが。
未だ。
深く暗いどこかに。
囚われている。
それは。
幻。
幻影。
実体のないもの。
だとしても。
未だ。
拭いきれてはいない。
それでも。
先へ。
前へ。

幻に囚われて。

まぁ。
その程度。
ある程度。
もやもやがあるくらいで。
ちょうど良しとしておこう。



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