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2013/03/20 Wed *いん・ざ・し~てぃ~♪ / The Jam

20130320inrhecity


今日も。
この街で。

暖かく。
明るい。
陽の中で。
花の下で。
生きている。

散歩して。
食事して。
お墓参り。
実家に顔出したら。
お買いもの。

春の。
休日。
特別でもなく。
特段でもなく。
この街で生きている。

『In The City』'77年リリース。
ポール・ウェラー率いるジャムの1stアルバム。
35分にも満たない収録時間。全力で疾走する爽快感が御機嫌です。
その刹那的なスピード感故に。当時はパンクの文脈で聴かれ、語られて。
まぁ、パンクへの共感はあったでしょうが。ウェラー自身の嗜好や姿勢、憧憬はモッズにあって。
特にこの時点ではフーの影響が色濃く感じられるものだったりします。ある意味完コピみたいな。
青臭いまでの疾走感、R&Bの匂い。そう。やっぱりフーですね。'60年代初期のね。
アルバム・タイトル、そしてシングルにもなった同名曲、フーの初期のシングルのB面曲と同タイトルで。
そこら辺りにも。ウェラーが好んでいたもの、目指していたものが窺い知れるなと思います。
とにかくソリッドでタイトで。ひたすらに駆け抜けていく。その様が御機嫌、カッコいいんですよね。
この時ウェラーって未だ10代だったのかな。ただひたすらリッケンバッカーをかき鳴らし、つば飛ばして歌う。
その真直ぐな熱い気持ちにグッとくるんですよね。街で暮らす若者への賛歌の如き歌詞とも相まってね。
この後、急速に音楽性を拡大させ。ジャムの解散後もスタイル・カウンシル、そしてソロでと。
ただのモッズに収まらなかったウェラーですが。基本は青く熱いモッズの兄ちゃんみたいなところがあって。
ソウルフルだなぁとか思って聴いてると。いきなりガツーンとロックンロールをかましてくれるのですが。
その原点はこのアルバムだよなと。これこそがウェラー、ジャムだよなと。やっぱり針を落とす機会は多いかな。
全12曲中10曲がウェラーのオリジナルで。早くもその才能を開花させていますが。
残る2曲のカヴァー、「Slow Down」と「Batman Theme」のカッコ良さ。そのセンスも堪りません。

今年も。
この街で。

暖かく。
明るい。
春の中で。
桜の下で。
生きている。

歩いて。
食べて。
感謝して。
繋がって。
明日に向かって。

春の。
一日。
特別でもなく。
特段でもなく。
この街で生きている。

この街で。
今日も。
今年も。
今も。昔も。この先も。
生きている。
さぁ。
気持ちだけは。
昔と変わらずに。
駆け抜けてゆこう。
鼻歌でも口ずさみながら。

いん・ざ・し~てぃ~♪



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