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2013年3月

2013/03/27 Wed *空爆 / Van Halen

20130327vanhalensecond


久し振りに。
怒り心頭。
怒髪天で。
思わず。
爆発。爆撃。

大人げない。
ないなぁ。
でも。
解らせなきゃならない。
そんな時もあるよなと。

ある程度。
反応も読んで。
どう転んでもいいかなと。
その上で。
爆弾を投下してみる。

『Van Halen Ⅱ』'79年リリース。
『伝説の爆撃機』なる邦題が冠されていたヴァン・ヘイレンの2ndアルバム。
このシンプルなジャケット、カッコ良いのか、カッコ悪いのか。微妙なところですね。
一説によると。1stアルバムの勢いに乗って直ぐにでも2枚目をとレコード会社に強要されて。
与えられた製作期間は僅か数日間だったとか。曲作りなんてしてる余裕も無くて。
元々ライヴでやっていて1stに入れなかったナンバーを掻き集めて。
リンダ・ロンシュタットでも知られる「You're No Good」のカヴァーを入れて急場を凌いだと。
このアルバムの為の新曲は殆ど無いに等しいらしくて。とにかく急造で世に出すこと優先だったと。
その為か収録時間も僅か32分足らずで。まぁ、でもその瞬間勝負の刹那的なところがらしくていいかと。
ヴァン・ヘイレンですからね。難しいこと考えずに。針を落として御機嫌になって。
針が上がったら裏返して。また針を落として。ぶっ飛んでしまえば。もうそれだけでいいんですよと。
本当に余計なものの無いシンプルさ。削ぎ落とすまでも無く贅肉なんかありゃしないと。
その爽快さが圧倒的に魅力的です。面白いのは1stがその陽性な魅力を全面に押し出したためかどうか。
意外に陰性と言うか陰りのある面も覗き見えるところで。エディ・ヴァン・ヘイレンの多面性が窺えるなと。
まぁ、それでも十分に明るいんですけどね。その明るさはやはりデヴィッド・リー・ロスのおかげでしょうか。
その単純明快なところ。ストレス発散させるには最適ですね。なんかもう自然と笑っちゃいますからねぇ。
それにしても『伝説の爆撃機』って何だったんでしょうね。解るっちゃ解るけど・・・否、やっぱり解らないか(笑)。

久し振りに。
怒り心頭。
怒髪天で。
堪らず。
爆発。爆撃。

子供じみてる。
じみてるなぁ。
でも。
思い知らせなきゃならない。
そんな時もあるしなと。

ある意味。
反応も読めるし。
どう転ぼうと対応出来るしなと。
その上で。
爆弾を投下してみる。

明るく。
楽しく。
短時間に。
集中して。
狙いを定めて。
投下してみる。
当るかな。
当るだろうな。

空爆。

予想通りの効果。
想定内の反応。
制空権はこちらのものに。
主導権も貰ったね。
まずまずの成果かな。

時には。
堪忍袋の緒が切れた・・・
振りをしてみるのも。
悪くは無い様で。
ストレス発散にもなるしねと(笑)。



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2013/03/26 Tue *そうさ、まだ / Al Green

20130326imstilllinlovewithyou


さてと。
こうして。
こうやって。
集まって。
顔を合わせて。

話し始めれば。
まるで。そう。
時の隔たりなど。
無かったかの如く。
昔のまま。

話すほどに。
語るほどに。
なんとかしたいよねと。
なんとかならないなと。
そうさ、まだ続いている。

『I'm Still In Love With You』'72年リリース。
シーンのトップに君臨し飛ぶ鳥をも落とす勢いだったアル・グリーン。
その絶頂期に制作されたハイでの4枚目となる(通算では5枚目)アルバム。
白で統一されたインテリアに全身白ずくめで微笑むアル。流石にやり過ぎだろうと。
でも当時はそれが許されて。婦女子が熱狂的な熱い声援を送っていたんですよね。
ニューオーリンズのフェスティヴァルでやはり全身白ずくめで赤い薔薇を投げながら歌う映像がありますが。
普通だったらオイオイって感じですが。それが嫌味なく似合ってましたからね。いやはやまったく恐るべし。
その弾け方も粘りも完璧なハイ・サウンドをバックにして。官能的に迫ってくるアルの歌声。
この熱く激しく、それでいて甘いところこそがアルの真骨頂ですね。蕩けちゃうよねと。
スタックスもモータウンもかっての勢いを失いつつあったこの時代。ソウル・シーンを牽引したのは。
カーティス・メイフィールードやマーヴィン・ゲイやこのアルだったんだろうなと思います。
その3人ともが女泣かせの歌声だった辺りに。ソウルの本質があるんだろうな。
それにしても。このアルバム辺りのアルはちょっと甘すぎ、ちょっと粘着質に過ぎる感はあるかなぁ。
しかしながら。この甘さがソウルをより広い層にアピールする原動力になったのも間違いはなくて。
結果、やっぱりアルなくして'70年代のソウルは語れないし。その歌声が素晴らしいのも事実ですね。
素晴らしいと言えば。黄金のハイ・サウンド、ハイ・リズム。弾むだけでなくその沈み方も見事なのです。

さてと。
こうして。
こうやって。
集まったのだから。
顔を合わせたのだから。

時の隔たりなど超えて。
まるで。そう。
昔のままに。
話を続けよう。
あの頃のまま。

話し合うほどに。
語り合うほどに。
なんとかしたい思いが。
なんとかならないかとの志が。
そうさ、まだここにある。

そう。
その思い。
その志。
共に。
出来るのなら。
させてもらえるのなら。
そのまま。
このまま。
共に。
並んで。
話して。
語って。
進んで行こうと。

時を経て。
時を超えて。
いま。
再び。
共にあらんと。

そうさ、まだ。
この胸の奥の思いは。
貴女達と共に。
ある。
あり続けたいんだ。



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2013/03/25 Mon *まだまだ / O. V. Wright

20130325werestilltogether


さてと。
一区切り。
暫くは。
様子見て。
待機して。

しかし。
その時機が。
訪れたなら。
待たずして。
再開しましょうと。

どうやら。
直ぐにではないにしろ。
暫しその時を待ちながら。
まだまだ。
続いていきそうで。

『We're Still Together』'79年リリース。
O.V.ライトのハイでの、そしてその生涯における最後のオリジナル・アルバム。
(同年の来日公演の模様を収めたライヴ・アルバムが翌年にリリースされています)
先ずはあまりと言えばあまりなジャケットにガックリきますが。おいおいO.V.のアルバムなんだぜと。
その燃える鋼の様に熱くソウルフルな歌声を、こんな安っぽいジャケットで包むんじゃないよと。
確かにリズム隊が黄金のハイ・リズムでは無くてやや軽かったり。時流かディスコ調のナンバーもあったりと。
O.V.のアルバムとしては最良とは言えないものの。そこはO.V.です。聴き応えは十分にあって。
特にバラードにおける、その表現力はやっぱりO.V.だよなぁと。その張りと味わいに震えるのです。
アレサ・フランクリンのカヴァーである「Baby Baby Baby」なんて。何度聴いても聴き惚れてしまいます。
ディープなソウル・バラードを歌う時のO.V.は本当に特別な魅力があるんですよねぇ。
前述の来日公演時にはその痩せ細った姿がファンに衝撃を与えたとのことですので。この時既に。
その体は病魔に蝕まれていたのかも知れませんが。そんなことは微塵も感じさせない力強さが漲っています。
「Mirror Of My Soul」「Sacrifice」と。力強くも、何とも言えぬ哀感も滲んでいて。それがまた堪らないなと。
それだけに。僅か41歳での早世が今もって悔やまれます。まだまだ歌って欲しかった、聴きたかったと。
オーティス・レディングと言い、O.V.と言い。その歌声のあまりに早い旅立ちが如何に大きな喪失だったかと。
せめて。その遺された作品にまだまま耳を傾けて。これから先も共にありたいなと思うのです。

さてと。
一区切り。
先ずは。
出方を窺って。
見守りつつ。

しかし。
機が熟したなら。
やってきたなら。
逃さずに。
継続しましょうと。

どうやら。
少しは休みを挟みながら。
暫しその時に備えながら。
まだまだ。
先は長そうで。

そう。
我々の。
描いていたもの。
我々の。
目指していたところ。
それは。
まだまだ。
見えてきてないし。
まだまだ。
辿り着いてもいないし。

まだまだ。
共に歩みましょう。
共に過ごしましょう。
その為に。
今は暫し小休止。



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2013/03/24 Sun *真っ当に生きよう / Stevie Wonder

20130324steviewonderlive


真っ当に。
そう。
真っ当に。
真っ直ぐに。
真っ正直に。

身も心も。
開いて。
受け止めて。
感じて。
感じたままに。

きちんと。
ちゃんと。
向き合って。
しよう。
やろう。

それが。
それだけが。
多分。
恐らく。
一番大事。

『Stevie Wonder Live』'70年リリース。
10代最後の年。そのライヴの模様を収録したスティーヴィー・ワンダーのライヴ・アルバム。
スティーヴィーにとっては確か2枚目となるライヴ・アルバム。そしてそのキャリアの転換点にあたるアルバム。
まぁ、スティーヴィーに限らず。ライヴ・アルバムとかベスト・アルバムってのは区切りの意味合いが強くて。
暫く休む為とか、メンバー・チェンジとか、契約上の枚数合わせとか。そして音楽性の変化とかね。
スティーヴィーの場合も例に漏れずで。このアルバムまでがモータウンの完全な支配下にあった時代で。
この翌年から会社に対して自己主張を初めて。マーヴィン・ゲイと同じくアーティストとしての自由を勝ち取って。
ソングライティングからプロデュースまでを自ら手掛けることになって。その才能を一段と開花させたのでした。
モータウンによる“コントロール”は色々と言われてますが。このアルバムの選曲も一目瞭然で。
「Love Theme From Romeo And Juliet」(ロミオトジュリエット!)とか「By The Time I Get To Phoenix」とか。
スティーヴィーが歌う必然性なんてどこにもない様なナンバーが相変わらず組み込まれていて。
同時代にヒットしているナンバーのカヴァーはモータウンの十八番だったとは言え。少しは考えようと。
そう思わせれるものがあります。まぁ、あくまでもアイドル、商品としてのスティーヴィーのライヴだったんですね。
じゃぁ、このアルバムが針を落とす価値のないものかと言うと。さに非ず。十二分に楽しめます。何故か?
スティーヴィーのその歌声、そのハーモニカ。更にはドラム・ソロまで。それがとても生き生きとして素晴らしく。
色んな思惑などものともせず、忘れさせてしまうほどに温かく、そして光り輝いているのです。なるほどねと。
これはもう、とてもじゃないけど誰か他人が管理、支配しておけるものではないなと。そのレベルを超えてるねと。
それもこれも。スティーヴィーの音楽に対する真摯な思い、その姿勢の賜物なんだなと深く感じ入るのです。
そう、スティーヴィーによる真っ当な音楽が心底楽しめるアルバムなのです。それが一番大事なのです!

真っ当に。
そう。
真っ当に。
真っ直ぐに。
真っ正直に。

全身全霊。
開いて。
受け止めて。
感じて。
感じたままに。

真摯に。
真剣に。
向き合って。
しよう。
やろう。

それが。
それだけが。
多分。
恐らく。
一番大事。

何事も。
何に対しても。
楽しみたいなら。
喜びたいなら。
出会いたいなら。

遊ぶのも。
食べるのも。
飲むのも。
何をするにも。
真っ当に。

だから。
それだけは怠らないから。
今夜も。
真っ当なお店に。
真っ当な料理に。
真っ当なお酒に。
出会えたのだなと。

真っ当に生きよう!



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2013/03/23 Sat *止まらない、止められない / Betty Wright

20130323hardtostop


そう。
そうなんです。
こいつはね。
止まらない。
止められない。

今日も。
一日。
面白く。
楽しく。
笑顔でいこう。

週末。
土曜日。
いい天気。
好きなこと。
好きなだけ。

お気に入りの店で。
美味しいものを頂いて。
バスに乗って美術館。
そぞろ観て歩いたら。
お茶をしながら一休み。

止まらない、止められない。

『Hard To Stop』'73年リリース。
先ずはそのヘア・スタイルに吃驚させられるベティ・ライトの3rdアルバム。
凄い押し出しですが。ベティ姉御、いやベティ嬢、この時未だ19歳なんですね。
前作に収録されていた「Clean Up Woman」の大ヒットによってマイアミ・ソウルを世に知らしめたベティ。
このアルバムで一段とスケール・アップして。明るく大らかに飛び跳ねるが如くの歌声が魅力的です。
本当に陽性の輝きを放っていて。それこそマイアミの降り注ぐ陽光そのものじゃないのなんてね。
なんでも12歳の時にレコード店でたまたま歌を口ずさんだことがきっかけでスカウトされたと言うベティです。
その運の強さも含めて才能に溢れてたんでしょうね。その才能がどんどんスケール・アップしていく。
その昇っていく一瞬、まさに止まらない、止められない状態のベティがものの見事に切り取られているんですね。
生き生き溌剌、ウキウキワクワク。もうどうにも止まらないって感じで。歌ってても楽しかったんだろうなと。
その楽しさがストレートに伝わってくるので。聴いてるこちらもなんだかね、楽しくなってくるのです。
ディープなバラードもあったりするのですが。それもその歌声のあまりの堂々とした様に笑みが毀れます。
A面1曲目の「I Am Woman」で高らかに宣言される様に。女性であること、そして歌うことを謳歌しているのです。
好きなことすきなだけ。好きならもっと好きに。そんな前向きな生命力の強さをも感じさせてくれます。
バックは基本的にマイアミの腕っこきなメンバーが務めていますが。意外なところではアル・クーパの名前も。
自作曲を提供。アレンジも担当して。如何にもアルらしいメロディーですがベティに合ってるんですね。これが。

そう。
そうなんです。
こいつはね。
止まらない。
止められない。

今日も。
一日。
面白く。
楽しく。
笑顔で過ごそう。

週末。
土曜日。
いい気分。
好きなこと。
もっと好きに。

行きつけの店で。
なんだかんだと買物して。
面白い話も聞けたなら。
そぞろ散歩もしたならば。
気になってた店の暖簾をくぐる。

止まらない、止められない。

今日。
いま。
この。
ひと時ひと時。
無為にも。無駄にも。
したくない。

この春の。
陽光にも。陽気にも。
負けないくらいに。
面白く。
楽しく。
いこう。過ごそう。

止まらない、止められない。



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2013/03/22 Fri *孤独な魂 / Carla Thomas

20130322thequeenalone


そう。
そうだったんですね。
やっぱりね。
今まで。
たった一人で。

悩んで。
苦しんで。
闘ってきたんですね。
一人。
一人でね。

解ってもらえなかったり。
伝わらなかったり。
誤解があったり。
もどかしくて。
悔しくて。

孤独な魂。

『The Queen Alone』'67年リリース。
スタックスの歌姫、カーラ・トーマスの4枚目となるアルバム。
(3枚目との間にオーティス・レディングとのデユエット・アルバムがあります)
メンフィス・ソウル、サザン・ソウルの扉を開けたソウル・シンガーの一人であるカーラですが。
そのキュートでポップな持ち味故か。アレサ・フランクリンなどと比較すると過小評価されていて。
'70年代以降はあまり表だった活動も無かったせいか忘れられた存在になっていますが。
しかしながら。ルーファス・トーマスの娘である血統の良さ、幼少時から歌っていたキャリア。
それらが活かされたアトランティックでのカーラの活躍が無ければスタックスの存続も危うかった筈で。
パイオニアの一人としてもう少し評価されてもいいんじゃないのと思うんですけどね。
確かに深みよりも、軽やかさにこそその魅力があるカーラですが。それもまたソウルであると。
その軽やかさも、熱い魂があってこそなせる業なんだと。そこがいいんだよと思うのですが。
B面頭の「I'll Always Have Faith in You」なんて。ゴスペル・フィーリング溢れるバラードの素晴らしいこと。
決してただの“可愛い娘ちゃん”なシンガーじゃなかったことはこの1曲で十分に証明されてるかなと。
それでいてA面頭のバカラック・ナンバー、「Any Day Now」のキュートなこと。見事な表現力です。
そのキャリアと並行して大学、そして大学院で学んでいたと言うカーラです。
パイオニアとしての孤独な闘い疲れていたのかも知れません。そう思うとアルバム・タイトルが痛々しいかな・・・
そんなカーラに思いを馳せて。その歌声に耳を澄ませて寄り添っていたいと思うのです。せめてね。

そう。
そうなんですね。
やっぱりね。
これからも。
たった一人で。

悩んで。
苦しんで。
闘っていくんですね。
一人。
一人でね。

解ってもらえなくても。
伝わらなくても。
誤解されても。
もどかしくても。
悔しくても。

孤独な魂。

その目指すところ。
その思い描くところ。
その成し遂げようとする熱い心。
信じているので。
痛い程に感じているので。
せめて。
ほんの少しでも。
ほんのひと時でも。
その魂の鼓動に耳を澄ませて。
共に闘わせてもらいましょう。

孤独な魂。

いま暫くは。
寄り添って。
後ろから支えて。
時にその手を引いて。
行く手を少しでも切り拓いて。

ビジネスだけど。
ビジネスだからこそ・・・ですけどね。
それでも・・・ね。



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2013/03/21 Thu *ひたむき / The Pretenders

20130321pretenderssecond


未だ。
そこで。
その場所で。
その道を。
歩んでいる。

未だ。
諦めず。
遅まきながらも。
ひたむきに。
歩んでいる。

その姿に。
その思いに。
今更ながら。
気づいたならば。
放ってはおけない。

その。
ひたむきな歩みが。
無駄にならぬ様。
実を結ぶ様。
介添えが出来ればと。

『Pretenders Ⅱ』'81年リリース。
クリッシー・ハインド率いるプリテンダーズの2ndアルバム。
この後、メンバーの脱退や死亡が相次いで。オリジナル・メンバーでは最後のアルバムとなりました。
どうしても1stアルバムと3rdアルバムの印象が強くて。その間に埋もれた感もあるアルバムでもあります。
かく言う自分も。その2枚と比較すると針を落とす機会は圧倒的に少なかったかも知れません。
何故か。シングル・カットされたナンバーも何曲か収めれれているんですけどね。全般的に渋いのかな。
改めて聴くと骨太のロックンロールで。ロック濃度も高くてカッコ良いんですけどね。太過ぎたのかな。
そのゴツゴツした手触りが無愛想な印象を与えてるのかもです。まぁ、そこが魅力的なんですけどね。
想像するに。1stはクリッシーの姉御的にはポップに過ぎたのかな。元セックス・ピストルズの親衛隊ですからね。
舐めるんじゃないわよと。これが私のやりたいことなのよと。クリッシーのロックンローラー宣言だったのかもです。
その硬質なサウンドに、クリッシーの決意と気骨を感じるのです。それがカッコいいんですよね。
ギター2本に、ベースとドラムス。シンプルにタイトにロックンロールする。それだけでいいんだと。
余計なものを削ぎ落とそうと言うその姿勢はアルバム・タイトルもバンド名も表記の無いジャケットにも表れてると。
紆余曲折を経ながらも。今も現役で活動しているプリテンダーズ、クッリシーです。強い意志があっただろうと。
その意志の強さ、そして真摯なひたむきさが一番、表に出ているアルバムなんですね。きっとね。
A面に針を落とすとマーチン・チェンバースの力強いドラムの音で始まる「The Adultress」のイントロ。
そのカッコよさに惹き込まれて。キンクスのカヴァー「I Go To Sleep」もいい感じで。今更ながら聴き込みそうです。

未だ。
ここで。
この場所で。
この道と。
闘っている。

未だ。
諦められず。
戸惑いながらも。
ひたむきに。
闘っている。

その姿に。
その思いに。
今更ながら。
気づいたならば。
他人事にはしておけない。

その。
ひたむきな闘いが。
負け戦にならぬ様。
無駄になどならぬ様。
後押しが出来ればと。

かって。
その場所にいた。
また。
この場所に関わって。
その姿に。
その思いに。
かっての自分を重ねて。
いまの自分が出来ることをと。
今更ながら。
惹き込まれて。
そう願う。

ひたむきな。
姿。思い。
現れた眼差し。
そんなものに。
弱いんだよねぇ(笑)。



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2013/03/20 Wed *いん・ざ・し~てぃ~♪ / The Jam

20130320inrhecity


今日も。
この街で。

暖かく。
明るい。
陽の中で。
花の下で。
生きている。

散歩して。
食事して。
お墓参り。
実家に顔出したら。
お買いもの。

春の。
休日。
特別でもなく。
特段でもなく。
この街で生きている。

『In The City』'77年リリース。
ポール・ウェラー率いるジャムの1stアルバム。
35分にも満たない収録時間。全力で疾走する爽快感が御機嫌です。
その刹那的なスピード感故に。当時はパンクの文脈で聴かれ、語られて。
まぁ、パンクへの共感はあったでしょうが。ウェラー自身の嗜好や姿勢、憧憬はモッズにあって。
特にこの時点ではフーの影響が色濃く感じられるものだったりします。ある意味完コピみたいな。
青臭いまでの疾走感、R&Bの匂い。そう。やっぱりフーですね。'60年代初期のね。
アルバム・タイトル、そしてシングルにもなった同名曲、フーの初期のシングルのB面曲と同タイトルで。
そこら辺りにも。ウェラーが好んでいたもの、目指していたものが窺い知れるなと思います。
とにかくソリッドでタイトで。ひたすらに駆け抜けていく。その様が御機嫌、カッコいいんですよね。
この時ウェラーって未だ10代だったのかな。ただひたすらリッケンバッカーをかき鳴らし、つば飛ばして歌う。
その真直ぐな熱い気持ちにグッとくるんですよね。街で暮らす若者への賛歌の如き歌詞とも相まってね。
この後、急速に音楽性を拡大させ。ジャムの解散後もスタイル・カウンシル、そしてソロでと。
ただのモッズに収まらなかったウェラーですが。基本は青く熱いモッズの兄ちゃんみたいなところがあって。
ソウルフルだなぁとか思って聴いてると。いきなりガツーンとロックンロールをかましてくれるのですが。
その原点はこのアルバムだよなと。これこそがウェラー、ジャムだよなと。やっぱり針を落とす機会は多いかな。
全12曲中10曲がウェラーのオリジナルで。早くもその才能を開花させていますが。
残る2曲のカヴァー、「Slow Down」と「Batman Theme」のカッコ良さ。そのセンスも堪りません。

今年も。
この街で。

暖かく。
明るい。
春の中で。
桜の下で。
生きている。

歩いて。
食べて。
感謝して。
繋がって。
明日に向かって。

春の。
一日。
特別でもなく。
特段でもなく。
この街で生きている。

この街で。
今日も。
今年も。
今も。昔も。この先も。
生きている。
さぁ。
気持ちだけは。
昔と変わらずに。
駆け抜けてゆこう。
鼻歌でも口ずさみながら。

いん・ざ・し~てぃ~♪



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2013/03/19 Tue *幻に囚われて / Rich Kids

20130319richkids


いい話。
嬉しい結論。
望んでいた結果。
そうなんだ。
そう、ではあるんだ。

なのに。
思ってたほど。
上がらないのは。
高揚しないのは。
不思議でもあり。

でも。
そんなもんだよと。
こんなところだよと。
ある程度。
解ってはいただろうと。

先が見えた。示された。
同時に。
あの幻が。幻影が。
息を吹き返し。
囚われてもしまうのだと。

『Ghosts Of Princes In Towers』'78年リリース。
セックス・ピストルズのオリジナル・メンバーだったグレン・マトロック。
そのグレンがピストルズを馘首、追放されて結成したリッチ・キッズの唯一のアルバム。
グラマー・スクールを卒業していて中産階級だったことからピストルズでは浮いていたらしいグレン。
ポール・マッカートニーが好きだったからピストルズを辞めさせられたとの説もあるそうですが。
とにかくベーシストとして、そしてコンポーザーとしてもかなりの才人だったのは確かで。
そのミュージシャンとして志すところが他のメンバーとはあまりにも異なっていたんでしょうね。
それなりに気骨もある人物らしく。どうせ俺は金持ちのボンボンだよと開き直ったバンド名がなんともですが。
ピストルズでもその実は殆どのナンバーを中心となって手掛けてたらしいグレンです。
そのキャッチーでポップなロックンロールを書ける、生み出せる。そのセンスが遺憾なく発揮されています。
グレンが好きだったと言うブリティッシュ・ビートの香りもふんだんで、その後継者とも言えるサウンドです。
そこにグラム・ロック的な華やかさと、英国的な哀愁も漂っていたりもして。その塩梅が絶妙なのです。
そう。この絶妙な感じ。そのバランス感覚の見事さ。ここらがグレンの真骨頂なのかも知れません。
ピストルズも基本的にキャッチーでポップなロックンロールですが。突き抜ける、振り切ってしまう必要があって。
それにはグレンのこの才能と存在は排除する必要があったんでしょうね。マルコム・マクラーレンの戦略として。
キャッチーでポップで。そこに装飾と翳りを加えて。ピストルズには出来ないだろうと見せつけている様でもあり。
そして先述のバンド名といい。排除されたとは言え・・・故に。グレンもピストルズに囚われてたんでしょうね・・・

いい話。
嬉しい結論。
望んでいた結果。
そうするんだ。
そう、してしまえばいいんだ。

なんだけど。
思ってたほど。
吹っ切れないのは。
得心しないのは。
不思議でもあり。

でも。
そんなもんだよと。
こんなところだよと。
ある程度。
予測はしていただろうと。

道が見えた。示された。
同時に。
あの幻が。幻影が。
幽霊の様に現れて。
囚われてしまうだろうなと。

この。
身の。
心の。
どこかが。
未だ。
深く暗いどこかに。
囚われている。
それは。
幻。
幻影。
実体のないもの。
だとしても。
未だ。
拭いきれてはいない。
それでも。
先へ。
前へ。

幻に囚われて。

まぁ。
その程度。
ある程度。
もやもやがあるくらいで。
ちょうど良しとしておこう。



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2013/03/15 Fri *満たされない / The Rolling Stones

20130315getsatisfactionifyouwantit


どうも。
どうにも。
どうしても。
満たされては。
いないよな。

どうも。
どうしてか。
どうしても。
満たされたとは。
思えないよな。

結構。
悪くない。
それなりには。
なっている。
それでもな。

何かが。
未だ。
欠けている。
足りてない。
そう感じてる。

『Get Satisfaction...If You Want! (The Best Of BBC Radio Recordings 1963-65)』'89年リリース。
タイトル通りにBBC出演時の音源から編集されたローリング・ストーンズの2枚組のブートレッグ・アルバム。
このTSP盤は例によってカラー・レコードで。我家のは2枚とも鮮やかなクリア・イエロー・ヴィニールです。
確か、元は'60年代にBBCのステレオ実験放送用に録音されたものだとかですが。
このアルバムは'80年代に再放送された時のものが音源だそうで。所謂良好なサウンドボード音源です。
'60年代の飛びっきり生きのいいブリティッシュ・ビートなストーンズのスタジオ・ライヴですからね。
それも放送用となれば。悪いわけもなく。昔から録音されてる時はライヴの気合が違うストーンズですので。
あぁ、ブリティッシュ・ビートだ、ブリティッシュR&Bだと。あぁ、これこそがパンクでもあると。
針を落とした瞬間から。もう文句のつけ様が無いんですね。この頃のストーンズ、至近距離で観たかったなぁ。
とにもかくにも生きがいい。その上、間違いなく時代の最先端を走っててヒップでもあったストーンズですからね。
最初に放送された当時は。それこそ新鮮そのもので。そのカッコ良さも本当に新しかったんだろうなと。
そう考えると。本当に。何の予備知識も無く。手垢に塗れる前に。ストーンズに出会いたかったなと思うのです。
「Memphis, Tennessee」とか「Roll Over Beethoven」とか「Cops And Robbers」とか「Fanny Mae」とか。
オフィシャルには発表されてないナンバーが聴けるのも楽しいアルバムですが。これで満足、満たされるか・・・
2枚組、全18曲じゃね。足りないよなぁ。まだまだあるでしょ。知ってるんだぞってところですよね。
インタビューを3回分も収録するぐらいなら、その分入れられるナンバーもあったでしょうがと。貴重なんでしょうが。
「(I Can't Get No) Satisfaction」と『Got Live If You Want It!』をもじったアルバム・タイトルとかは秀逸で。
いい仕事してるんですけどね。ストーンズに関しては。あるものは、残ってるものは余さず聴きたいもんなぁ。
是非ここは。オフィシャルで。BBC音源の全貌を発掘して公開してほしいものだと。願わずにいられないのです。

どうも。
どうにも。
どうしても。
満たされては。
くれないよな。

どうも。
どうしてか。
どうしても。
満たされたとは。
感じられないよな。

今はこれで。
結構なんじゃないか。
これだけてきてれば。
それなりに順調なんじゃないか。
そうなんだけど。
それでもな。

何かが。
未だ。
乾いてる。
求めてる。
そう覚えてる。

満たされない。
満足できない。
求めたら。
追いかけたら。
限が無い。

それは。
解ってる。
承知してる。
折り合いつけなきゃ。
ブレーキ踏まなきゃ。

それでも。
思ってる。
感じてる。
覚えてる。
これは、これでは満たされない。

そう。でも。
満たされたら。
満足したら。
そこで。
終わってしまう。

だったら。
これで。
望んでも。
未だ満たされない。
それくらいでいいのかもしれないが。

満たされない・・・のだなぁ・・・



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2013/03/14 Thu *事例、判例 / Dr. Feelgood

20130314casebook


なかなか。
なんでもかんでも。
右か左か。
白か黒か。
それほど単純でもなく。

なかなか。
なんでもかんでも。
数式の様には。
割り切れるものでもなく。
答えが導き難く。

なかなか。
なんでもかんでも。
その度に。
持ち込まれていては。
裁けるものも捌けないと。

ならば。
ここは。
そいつは。
そんな時には。
必要なのは。

『Casebook』'81年リリース。
'74年~'81年のUA時代の音源からなるドクター・フィールグッドのベスト・アルバム。
恐らくは初めてのベスト・アルバムで。同時にUAからの最後のアルバムでもありました。
実は今も(オリジナル・メンバーは皆無だけど)現役で活動しているドクター・フィールグッドですが。
やはり何と言っても。'70年代こそが。その全盛期と言うか。一番魅力的であったのは間違いないかなと。
ウィルコ・ジョンソン、ジッピー・メイヨー、そしてジョニー・ギターと。ギタリストは変遷したものの。
オリジナルのリズム隊と。そして何と言ってもリー・ブリローが元気いっぱいだったこの時代・・・最高です。
「Roxette」「(Get Your Kicks On) Route 66」に始まって。「She Does It Right」「Back In The Night」と。
引っくり返して「Milk And Alcohol」「Down At The Doctors」「Waiting For Saturday Night」まで。
どこをどう切っても。多少の味わいの違いはあるにしろ。ご機嫌なロックンロール、R&Bであることに変わりなく。
まさにアルバム・タイトル通りに。実に見事なロックンロールの“事例集”になっているのです。
ブリロー曰く、ご機嫌でハード・ロッキンなR&Bをやれればそれでいいんだと。うん、それが聴ければいいんだと。
歴代のギタリスト達とリズム隊の弾き出す強靭で柔軟なビート。そしてブリローの濁声の胡散臭い歌声。
この取り合わせが生み出す有機的な反応。それが実にご機嫌で最高なロックンロール、R&Bになるのです。
実のところ。それ以上でも無ければ、それ以下でも無く。まさしくただのロックンロールに過ぎないんですけどね。
でも。それをやること。やり続けることが如何に難しいか。ついつい。変な色気とか出しちゃったりしますからね。
それで迷いそうになったら。ここへ戻ればいい、帰ってくればいい。ロックンロールはここにあるぜと。
そんなことを感じさせてくれる、思い出させてくれる。そんなドクター・フィールグッドの真骨頂ここにありですかね。

なかなか。
誰でも彼でも。
行くか戻るか。
0か1か。
それほど簡単でもなく。

なかなか。
誰でも彼でも。
公式の様には。
答えが用意されるものでもなく。
応用出来難く。

なかなか。
誰でも彼でも。
その度に。
手取り足取りしていては。
育つものも育たないと。

ならば。
ここは。
そいつは。
そんな時には。
必要なのは。

事例、判例。
あの時はこうだった。
この時はそうした。
事例集。
判例集。
ナレッジを築き上げて。
それさえあれば。
それさえ使えれば。

なんでもかんでも。
誰でも彼でも。
捌ける様に。裁ける様に。
育つだろうと。
事例、判例。
集めてみましょうか。
そうすれば。まぁ、そうだな。
最低限はね。

それでも。
最後は。
とどのつまりは。
心意気とセンス。
そいつによりはするけれど・・・ね。



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2013/03/13 Wed *ガラパゴスの住人 / Mickey Jupp

20130313juppanese


多分に。
天邪鬼故だと。
そうは思うが。
それにしてもだ。
どうにも腑に落ちないので。

だったら。
一人ぐらい。
独りでも。
そんな奴がいたって。
いいのではないだろうかと。

世の流れを。
読んで。沿って。
闘うのがありならば。
敢えて背を向けて。
闘ってみるのもありだよなと。

ガラパゴスでも。
いいじゃないか。
変わらないから。変えられないから。
他にないんだから。
それはそれで大切なんじゃないかと・・・ね。

『Juppanese』'78年リリース。
何とも珍妙なタイトルとジャケットが印象的なミッキー・ジャップの1stアルバム。
タイトルは自分の名前と日本人をかけたのかな。ジャケットの釣り目と中華風の料理は・・・う~ん。
まぁ、ねぇ。欧米人からしたら東洋人なんて。みんな一緒で区別つかないんだろうなぁ。
悪意を感じるかと言うと。何だか真面目なんだかふざけてるんだか判らなくて。笑っちゃうかな。
さて。そのミッキー・ジャップですが。スティッフからこの初めてのソロ・アルバムの制作時に既に34歳。
'44年生まれで'60年代前半から活動していたと。世代的にはストーンズなんかと同じなんですね。
それがなかなか商業的成功は収められなくて。地道な活動を続けてくうちにパブ・ロック界の重鎮になって。
そのロックンロール一筋な姿勢から“白いチャック・ベリー”の異名をとって。後進たちから尊敬されたとか。
このアルバムでもニック・ロウとデイヴ・エドモンズのロックパイルがバックを従えて。プロデュースはニックでと。
その扱いからもミッキー・ジャップの大物振りが窺えます。パブ・ロック界隈ではそれなりの顔役だったのかなと。
尤も。その異名には実は本家同様に気紛れで扱いにくい人って意味もあったとも言われてるようでして。
このアルバムも途中でニックのやり方が気に入らんと仲違い。ロックパイル諸共に馘首してたりします。
で、旧友だったらしいゲイリー・ブルッカーやクリス・スペディングの助けを借りて残りの制作を何とか終えたと。
故に。ロックパイルとのA面と、ゲイリー達とのB面では少々サウンドのニュアンスが異なっていたりします。
B面のがバラエティに富んでるかな。まぁ、基本は小粋なロックンロールであることに変わりはなくて。
その変わりのなさ。ストレートで、ちょっとひっかかりのあるロックンロールが何とも御機嫌なのです。好きだなぁ。
このアルバムはスティッフからのリリースってこともあって。そこそこ話題になりましたが。それ以降は、また。
シーンの裏街道を歩んで。でもそれなりにはリスペクトもされてて。我が道を行く・・・それはそれでいいのかと。

多分に。
些細な拘り故だと。
そうは思うが。
それにしてもだ。
どうにも腹落ちしないので。

だったら。
一人ぐらい。
独りでも。
そんな奴がいるほうが。
そのほうが健全ではないだろうかと。

世の流れを。
呼んで。乗って。
闘うのがありならば。
敢えて本流から外れて。
闘ってみるのもありだよなと。

ガラパゴスでも。
いいじゃないか。
変わらなくても。変えられなくても。
他にないのなら。
それはそれで意味があるんじゃないかと・・・ね。

グローバル、グローバルと。
騒いでるけどさ。
どれだけ解ってるんだろう。
どれだけ本気で必要としてるんだろう。
ただ受け入れで騒いでも。
ただそのまま受け入れても。
何にも変わらない。
何にも生まれない。
それどころか・・・

他人がやらないほうに。
他人が流れない、乗らないほうに。
他人が張らないほうに。
張ってやろう。
天邪鬼だろうと。
些細な拘りだとしても。
俺は俺。
ガラパゴスの住人。
それで。
闘ってみるのも面白いじゃないかと。

まぁ。
どうしようもなく。
“日本人”だからね(苦笑)。



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2013/03/11 Mon *このひと時ひと時を / Rockpile

20130311secondsofpreasure


このひと時ひと時を。

今日。
この日も。
変わらずに。
時が流れて。
陽が昇る。

普通に。
何事もなく。
いつもの様に。
いつもと同じに。
過ごしている。
生きている。

あまりに。
平凡で。
あまりに。
凡庸で。
当たり前であり過ぎる。

でも。
それが。
そうあることが。
そういられることが。
どれ程のものであるか。

『Seconds Of Pleasure』'80年リリース。
デイヴ・エドモンズとニック・ロウの双頭バンドだったロックパイル唯一のアルバム。
初回プレスのアナログ盤にはデイヴとニックがエヴァリー・ブラザーズをカヴァーしたEPが付いていて。
ご覧の様にアルバムのジャケットのポケットに収納できるようになっていました。
ここらの遊び心、洒落てみせるところはニックのセンスに負うところだったんでしょうかね。
ロックパイルと言うのは元々はデイヴのバック・バンドの名前で。意気投合したニックも参加して。
お互いのソロ・アルバムで演奏を聴くことが出来るものの。契約の関係でロックパイルとしては録音出来ずに。
デイヴがスワン・ソングと契約解除して。ようやくこのアルバムを録音することが可能になったんですよね。
その経緯を考えるとデイヴの大好きなロックンロール色が前面に出ていても良さそうな気もするのですが。
よりポップでキャッチーで、少し捻くれたニックの個性がアルバム全体を牽引してるかなと。
実際に。サウンドの感触とか空気感は明らかにニックのソロ・アルバムに近い、等しいものがあります。
カヴァーを除くとニックの手によるナンバーが多いのもその要因かもしれません。また、これがね。
名曲揃いなんですよね。「If Sugar Was As Sweet As You」「Heart」「Now And Always」の3連発とかね。
ポップでキャッチーなんだけど装飾過多なベタなものにはならず。シンプルにさり気なく聴かせてしまうと言う。
この、小粋で伊達で。でも気障ではないところ。その匙加減の見事さ。パブ・ロックの神髄かも知れませんね。
カッコいいんだよなぁ。よく聴くとデイヴのロックンロール魂が通奏低音として全体を支えてるのも感じられるし。
針を落とした瞬間から。一音、一音が。その奏でられる一秒、一秒、ひと時、ひと時が楽しくて仕方ないのです。
付録(?)のEPでも息ピッタリのデイヴとニックですが。このアルバムの後、長いこと袂を分かつんですよね。
デイヴは遊びのつもりだったのに、ニックが本気になり過ぎたとも。まぁ、2人とも職人気質ですからねぇ・・・
そうそう。メンバーのテリー・ブレムナーは沢田研二、ジュリーのこのアルバムに参加していたりします。

このひと時ひと時を。

今日。
この日も。
変わらずに。
時が流れて。
陽が沈む。

普通に。
何事もなく。
いつもの様に。
いつもと同じに。
過ごしていた。
生きていた。

平凡で。
あること。
凡庸で。
あること。
意識することすらない。

でも。
それが。
そうあることが。
それですむことが。
どれ程のものであるか。

このひと時ひと時に。

感謝して。
祈りを込めて。
思いを込めて。
過ごそう。
歩いていこう。
そして。

このひと時ひと時を。

感謝と共に。
祈りとと共に。
思いと共に。
楽しもう。
喜ぼう。
転がっていこう。
生きていこう。

生かされている者の一人として。



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2013/03/10 Sun *ブラザーズ&シスターズ / Sheena And The Rokkets

20130310captinguitarandbabyrock


何故か。
否、必然か。
仲間達には。
そう。親愛なる。
ブラザーズ&シスターズには。
ギター弾きとその相方が多い。

まぁ、これだけ長い間。
ロック馬鹿やってりゃ。
周りにもご同類が増えるしな。
で、大抵バンド・マンだったりして。
で、ギタリストが多かったりする。
ベーシストもドラマーもいるけどね。

ギター弾き、ギタリスト。
これはやっぱりカッコイイよなと。
画になるしさ。決まってるしさ。
どいつもこいつも。
ギター弾いてる時が最高でさ(笑)。
そりゃね、可愛い相方も出来ようってもんだわなと。

そこへいくと。
こっちはとっくの昔にギターは諦めて。
勢いだけで何とかなるかと歌ってて。
今じゃその機会も殆どなくて。
で、DJなんかやってる訳だけど。
やっぱり、その、なんだな、なんなんだよな。

『Captain Guitar And Baby Rock』'86年リリース。
シーナ&ロケッツ、シナロケの初めてのライヴ盤となった2枚組ライヴ・アルバム。
渋谷にあったライヴ・インと、名古屋市民会館で録音された音源から編集されているみたいです。
ずっとライヴ・インでのライヴを丸ごと収録したんだと思い込んでたんですけどね。何でかな。
当時、ライヴ・インでよくライヴを観てたからかも知れませんね。勿論、シナロケも観てるんですけどね。
何故かこの時は、この『Gathered』に伴うツアーは観てないんだよなぁ。何でだろう。
おかげで山口冨士夫との遭遇がこの二年ほど後のボ・ガンボスのライヴまで延びちゃったんですよね。
そう、鮎川誠、シーナ、浅田孟、川嶋一秀のシナロケに冨士夫ちゃんがゲストで参加してるんですよね。
誠ちゃんと冨士夫ちゃん。2人が並んでギター弾いてるってだけで。もうなんか楽しくなっちゃうなと。
冨士夫ちゃんが立場を弁えたのか(?)バトルって感じじゃないですが。でも2人のギターが絡むとね。
これがロック、これがロックンロールだよなぁと。痺れちゃうんだよなぁ。最高に御機嫌だもんなぁ。
で、やっぱりシーナのヴォーカル。これがいいんだよなぁ。ハッキリ言って巧くも無ければ美声でも無いと。
でも。これほどキュートでロックンロールしてる歌声ってのもね。なかなか聴けないよねと。
それがまた誠ちゃんのギターと共に響くのがいいんですよねぇ。カッコさもキュートさも倍増、何倍増されて。
何回もライヴを観てるからか。聴いてるだけで。誠ちゃんとシーナ、2人の姿が直ぐ目に浮かびます。
間違いなくロック史上最高のカップルの一組ですよね。実際にお会いした時にも強く感じましたね。
キャプテン・ギターとベイビー・ロックですもんねぇ。カッコイイよなぁ、ご機嫌だよなぁ、最高だよなぁ。
そう言えば。キャプテン&テニールってポップ・デュオがありましたね・・・関係ないけど(笑)。

何故か。
否、必然か。
仲間達には。
そう。親愛なる。
ブラザーズ&シスターズには。
ギター弾きとその相方が多い。

そう、これだけ長い間。
ロック馬鹿やってこれたのも。
そんなご同類、仲間達のおかげだし。
で、御機嫌なバンド・マンだったりする上に。
で、酔いどれのギタリストが多かったりする。
ベーシストもドラマーも、みんな酒好きだけど。

ギター弾き、ギタリスト。
これはやっぱりカッコイイよなと。
画になるしさ。決まってるしさ。
どいつにもこいつにも。
そのギターにどんだけ背中蹴飛ばされてきたか(笑)。
そりゃね、可愛い相方もぞっこんになるわけだよなと。

そこへいくと。
こっちはギターの弦も錆びついて。
歌ったところで調子っ外れで。
いいかげんに歌うことも忘れかけてて。
で、DJなんかやってる訳だけど。
やっぱり、その、なんだな、なんなんだよな。

否。
DJだってさ。
カッコいいんだぜ。
画になる時も、決まる時もあるし。
我家の相方は最高だし!
でも。その、なんだな。なんなんだよな。

キャプテン・ギターとベイビー・ロック。
そんな。
ブラザーズ&シスターズが羨ましくて。
そんな。
ブラザーズ&シスターズが大好きなんだな。
今夜も。
そんな。
ブラザーズ&シスターズを思ってるんだな。

偶にはレコードとカートリッジを。
ギターに持ち替えてみようか・・・なんてね(笑)。



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2013/03/09 Sat *それでも春は / 古井戸

20130309poesy


まったく。
いきなり。
こられても。
困るよな。
心と体のさ。
準備ってのもあるしな。

だいたい。
ついこの間まで。
気配も無かったよな。
寒くて。寒くて。
それが。何だよ。
この陽気はさ。

それでも春は。
悪くはないよな。
そう。なんだかんだで。
いつも。きっと。
心待ちにしてはいるんだな。
いつも。どんな時もね。

『ぽえじー』'73年リリース。
ジャケットのチャボが妙に可愛らしい(笑)、古井戸の3rdアルバム。
仲井戸麗市、チャボと加奈崎芳太郎のデュオだった古井戸。
リアルタイムでは「さなえちゃん」くらいしか知らなくて。
「さなえちゃん」は当時の小学生の間でも流行ってて(流行ってましたよね?)。
意味も分からずに口ずさんでいましたが。いま、後追いで古井戸のアルバムに針を落とすと。
どうしたって。チャボを中心に聴いてしまいます。どんな曲を書いてたんだろう、どんな歌を歌ってたんだろうと。
まぁ、RCから遡った身としては仕方ないですよね。その流れで捉えて、その流れで聴いてしまってもね。
このアルバムにはチャボがソロのライヴでも取り上げてる「おいてきぼり」「びしょぬれワルツ」が収めれれていて。
更には清志郎との共作である「コーヒーサイフォン」に「あの娘が結婚してしまう」も入ってるんですよね。
フォーマットとしてはフォークなんですけど。その骨格や世界観は。今のチャボと変わらないよねと。
それだけ。チャボはデビューしてから今に至るまで。一貫してぶれない視点からその心模様や世の中を見てたと。
そう言うことになるのかな。加奈崎が歌ってる曲もあって。表情は異なって見えることもありますが。
ジャケットやライナーの写真が可愛らしいせいもあって、チャボの歌声も凄く甘く聴こえることがあって。
それも相俟って。凄く優しく温かく穏やかな印象も受けるのですが。その実、ブルーだったりヘヴィーだったりも。
そのブルーだったりヘヴィーだったりこそが。実はチャボをチャボ足らしめてる要素だったりするんですよね。
埋めようも無い喪失感だったり、その失われたものに対する断ち切ることのできない憧憬だったりとか。
どんなに輝いて見える日々にも、どんなに幸福に感じられる時間にも。つきまとうものがあることを知っていて。
それに囚われてしまう、自身も含んだ人々への温かい眼差し。あぁ、やっぱりチャボだよなと、好きだよなと。

まったく。
いきなり。
来なくても。
いいだろうに。
準備もなにも。
ありゃしないじゃないか。

だいたい。
いつも。いつもだよ。
気配を消して忍び寄って。
いきなり。いきなりだよ。
表れて。姿を見せて。
その気になれったってさ。

それでも春は。
好きなんだよな。
そう。なんだかんだで。
いつも。きっと。
心待ちにしてはいるんだな。
いつも。どんな時もね。

優しく。
暖かく。
穏やかに。
そんな顔をしてみせる。
春だけど。
いつも。
喪失感や。
果たせない憧憬や。
消しようもないやるせなさ。
そんなものから逃れられない。
そんなものに囚われてる。

結構。
ブルーで。
ヘヴィーなんだな。
それでも春は。
春の訪れは。
まぁ、悪くはない。
そう、好きではある。



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2013/03/08 Fri *うまく踊れたら / 石川セリ

20130308kimagure


さぁ。
もう。
いまからは。
ここからは。
思いのままに。

そう。
もう。
いまからは。
ここからは。
自分だけの思いで。

何をするのも。
何処へ行くのも。
やめなくていい。
止めなくていい。
さぁ、何をしよう。
さぁ、何処へ行こう。
取敢えず・・・

『気まぐれ』'77年リリース。
豪華な作家陣の参加も話題になった石川セリの3rdアルバム。
パンタ、南佳孝、来生たかお、矢野顕子、そして当然の様に井上陽水と。
矢野顕子と陽水は演奏にも参加しています。陽水とはこの時点では結婚してなかったのかな。
アンニュイでセクシーで。そして何よりもフワフワと掴みどころのないセリの個性。
誰の手によるナンバーを歌っても。それは変わることが無くて。実にこう何とも。
言葉では表現しきれない。その浮遊感に包まれることが心地よいアルバムです。
そう。その浮遊感こそがセリの魅力で。それは一貫して変わってない気はしますが。
一番いい感じでフワフワしてるのが、このアルバムでしょうか。
結婚後のアルバムは。もう少し生々しいと言うか貫禄が出てきた感じがあるんですよね。
このアルバムでは、存在感はあるんだけど。実在してるのかどうかが希薄な感じと言うか。
なんか。幻の女性に恋をして、追いかけて捕まえようとすると消えてしまう様な。そんな感じが好きなのかな。
「Moonlight Surfer」「昨日はもう」「Midnight Love Call」「気まぐれ」といい感じのナンバーも多く。
その中でも白眉なのがやっぱり、そう「ダンスはうまく踊れない」なんですけどね。
いやぁ、この気怠く沈み込む様でいて。でも地面に足が着いていない感じね。それがいいんだな。
高樹澪のヴァージョンも、『歌姫』での中森明菜のヴァージョンもいいけど。やっぱり本家が一番ですかね。

さぁ。
もう。
いまからは。
ここからは。
思いのままに。

そう。
もう。
いまからは。
ここからは。
自分だけの思いで。

何をするのも。
何処へ行くのも。
やめなくていい。
止めなくていい。
さぁ、何をしよう。
さぁ、何処へ行こう。
取敢えず・・・

金曜日の夜。
土曜日。日曜日。
月曜日の朝まで。
その数十時間だけは。
気まぐれに。
フワフワとね。

取敢えず・・・
ステップでも。
踏んでみましょうか。
うまく踊れたら。
いい週末になりそうじゃない(笑)。



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2013/03/07 Thu *魂はね / Ben E. King

20130307whatissoul


魂はね。
時に。
震えるんだ。
鳴くんだ。
そうなんだ。

何かに。
何ものかに。
共感して。
共鳴して。

密かに。
胸の奥の。
柔らかいところで。
震えて。鳴いて。
熱いものが。
湧き上がるんだ。

『What Is Soul?』'67年リリース。
'65年~'67年のシングル・ナンバーを集めたベン・E・キングの英国編集アルバム。
時代を反映したかのジャケットのカッコ良さもあってか。なかなかに人気のアルアルバム。
イラストによる別ジャケットの日本盤もある様ですが。こいつはこのジャケットじゃないとねと。
更に言えば音の厚く太いモノラルのアナログ盤でなきゃって。ついついそんな思いにさせられる程に。
ここでの。ベンのヴォーカル、その歌声のカッコ良さ、熱さ、深さは素晴らしいのです。
どうしても。ドリフターズ時代、そして「Stand By Me」のみで語られてしまうベンなのですが。
確かにドリフターズも素晴らしいし。「Stand By Me」は畢生の名曲、名唱だったので致し方なくもあるのですが。
決してそれだけではない、その時代だけではなかったんだと。そう思い知らされるに十分なもの。
それだけのものが。このアルバムのベンにはあって。この時代においても魅力的だったんだと。
そのダイナミックなサウンドと共に迫ってくる、ディープ・ソウル・シンガーとしてのベン、魂、震わされます。
ソロモン・バーク、ウィルソン・ピケット、そしてオーティス・レディング。どうしても彼等よりひと時代前の。
古い世代のソウル・シンガーだとの印象が強くて。実際に一番の年長者でもあり。デビューも早くて。
しかしなんのなんの。ちゃんと。サザン・ソウルの時代にも対応してたんだなと。何だか嬉しくなったりもして。
結局、あまりにもオーティスが凄すぎて。割を食ったんだなと。今更ながらそんなことも思ってしまいます。
(まぁ、それはベンだけじゃなく。バークにもピケットにも言えることですけどね・・・)
そして。今も健在なのはベンだけで。最近は目立った活動もしてない様ですが。いつまでも元気でいて下さいと。

魂はね。
時に。
動くんだ。
騒ぐんだ。
そうなんだ。

何かに。
何ものかに。
刺激されて。
触発されて。

密かに。
胸の奥の。
柔らかいところで。
動いて。騒いで。
熱いものが。
滾るんだ。

何かに。
何ものかに。
誰かに。
その思いに。
共感するんだ。
共鳴するんだ。
刺激されるんだ。
触発されるんだ。
そして。
共に。
熱くなるんだ。

魂とは。
そういうものなんだ!



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2013/03/06 Wed *時間はね / Black Heat

20130306notimetoburn


時間はね。
作るもの。
生み出すもの。
その気になれば。
どうにでもなるもの。

時間が。
無い。
暇が。
無い。
ただただ忙しい。

そう言う誰かは。
大抵。
何故か誇らしげで。
何故か。
延々と時間が無いと言い続けてる。

時間はね。
作るもの。
生み出すもの。
その気になれば。
どうにでもなるもの。

気づかないの?
気づけないの?

『No Time To Burn』'74年リリース。
ワシントンDC出身の7人組、ブラック・ヒートの2ndアルバム。
3枚のアルバムを遺しているそうですが。その中で商業的には最も成功したアルバム。
針を落とした瞬間から怒涛のファンク攻撃が始まって。その勢いが御機嫌なアルバム。
ファンキーに。ソウルフルに。迫ってくるその迫力、そのグルーヴ。堪らんなと。
そう。ファンキーなだけではなくて。ソウルフル。それがいい塩梅なんですよね。
また。あまり粘着質になり過ぎずに。どこかドライな感覚があるのも。突き抜けてていいかなと。
ホーン・セクションもリズム隊も強力に弾けながら、絡み合ったりもして。
スライとかタワー・オブ・パワーとか好きな人だったら気に入るのではないかと思います。
灼熱のファンク・ナンバーがこれでもかと続く様は本当に圧巻で。引き摺り込まれるのですが。
スローなナンバーでも。そのヴォーカルの熱さは半端なくて。これまた身を焦がされると。
このサウンド、このグルーヴ、このヴォーカル。これで熱くならなきゃ嘘でしょってところかな。
そんなぁ、燃える時間なんて、そんな暇なんて無いんですよ~とかほざいてる間に。
尻に火を着けられて。後はもう。ひたすら乗るだけ、踊るだけってね。そうでないとね。
それくらいでないとね。燃え上がる、楽しみ機を失うことになるますよと。それでいいのかなって。
そう。この手の音楽を楽しもうと思ったら。ボヤボヤしてる暇はそれこそ無いんだよって思うのですね。

時間はね。
作るもの。
生み出すもの。
その気にならなければ。
どうにもならないもの。

時間が。
足りない。
暇が。
欲しい。
何でこんなに忙しい。

そう言う誰かは。
大抵。
他に誇るものも無くて。
何故か。
いつでもどこでも。時間が無いと言い続けてる。

時間はね。
作るもの。
生み出すもの。
その気にならなければ。
どうにもならないもの。

気づかないの?
気づけないの?

時間が無いこと。
何かにつけ時間がかかること。
そんなことを続けていたら。
そんなことに価値など見出していたら。
それこそ。

時間はね。
本当に大切な。
その瞬間、その機。
そんな時間はね。
いつになっても手には出来ない。

どれだけ。
見逃すの。
どこまで。
見送るの。
そのままでいいの。

燃えたいなら。
楽しみたいなら。
面白くしたいなら。
それこそ。
ほざいてる時間はね。
無いはずなんだけどなぁ。
まったくなぁ(苦笑)。



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2013/03/05 Tue *リハから始まる / John Lennon

20130305liveinnycity


まぁ。
先ずは。
手始めに。
小手調べに。
軽い感じで。

あまり。
高くせずに。
あまり。
重くしないで。
兎にも角にも。

手をつけましょう。
始めてしまいましょう。
それを第一に。
考えて。
動き出しましょう。

リハーサルから始めましょう。

『Live In New York City』'86年リリース。
'72年8月30日にマディソン・スクエア・ガーデンでの公演で収録されたジョン・レノンのライヴ・アルバム。
子供達の為のチャリティーが目的で昼の部と夜の部と2回の公演が行われて。これは昼の部が音源だったかな。
未だDVD化はされていないようですが映像版もVHSやLDでリリースされていました。
何故、今頃?との疑問はあったものの。ジョンの(ソロとしての)初めてのライヴ・アルバムだったので。
『Live Peace In Tronto 1969』はプラスティック・オノ・バンド名義で。しかもB面がねぇ・・・)
告知されてからは心待ちにしていて。発売日にレコード屋に買いに行った記憶があります。
結果的にはこの公演がジョンの生前の最後のフル・サイズでのライヴになってしまったんですよね。
この後は。エルトン・ジョンのライヴへの飛び入りとか。TVショーでの短い演奏しかなかったんじゃないかな。
もう。その貴重さ、それだけで。それが聴ける様になっただけで。当時は本当に嬉しかったし、感動したんだよな。
まぁ、今でも。実のところジョンの歌声を聴くだけで。それだけで冷静ではいられなくなったりするんですけどね。
さて。ジョンにとっては。'66年にビートルズがライヴ活動を休止して以来の本格てなライヴだったので。
本調子には程遠かった様で。特に昼の部の出来には満足していなくて。イラついたり、危なかしかったりで。
確かに音程やテンポを外す場面もあって。皮肉屋のジョンらしく、リハーサルへようこそなんて言ってたりします。
実際に。ジョンとしては。この先に本格的にライヴへの復帰を考えていたかも知れなかったわけで。
'70年代半ばにはかなり本気でビートルズの再結成を図っていた節もあるので。その意味でもリハだったのかな。
人一倍負けず嫌いでもあったジョンなので。これで終わりには出来ないぞって思いもあったでしょうしね。
残念ながら。それは敵わぬこととなってしまったわけですが。それは本当に未だに悔しくてね・・・
リハだなんだと言いながら。「Come Together」「Cold Turkey」ではロックンローラー、ジョン・レノン。
その片鱗が垣間見えて。それだけでも。その凄みに震えるので。本当に。これからだったのになぁ・・・とね。

まぁ。
先ずは。
手始めとして。
小手調べでと。
そんな感じで。

あまり。
急かずに。
あまり。
焦らずに。
兎にも角にも。

手をつけること。
始めてしまうこと。
それだけを第一に。
考えて。
動き出すことにしよう。

リハビリから始めてみよう。

未だ。
先がある。
これからが。
長いのだと。
そう思って。
そう信じて。

兎にも角にも。
リハーサルから。
始めましょう。
リハビリから。
始めてみよう。

リハから始まる。
物語。



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2013/03/04 Mon *俺も男だ / Joe Jackson

20130304imtheman


ここで。
立たなきゃ。
これで。
熱くならなきゃ。
すたるってもんだ。

ここで。
燃えなきゃ。
これで。
やる気にならなきゃ。
どうにもならない。

ここは。
一発。
熱く。燃えて。
力にならなきゃと。
いきり立ってみる。

『I'm The Man』'79年リリース。
胡散臭くも如何わしいジャケットが御機嫌なジョー・ジャクソンの2ndアルバム。
まったく馬鹿馬鹿しさも、ここまで洒落のめされると粋に見えてくるから不思議だったりします。
そう、この洒落の効いた感覚。それがこのアルバムの最大の特徴で魅力かな。
1stアルバムでは尖がりまくって、怒りまくって、全力疾走で。最初から最後までね。
勿論、その性急さや蒼さが魅力的だったし。それはそれで大好きなんですけどね。それから約半年で。
尖がりながらも、怒りながらも、走りながらも。それをちょっと斜めから見てる感じ、いい意味での余裕が出たと。
それがサウンドにも表れていて。基本はロックンロールで8ビートなのですが。それだけじゃなくて。
ミディアムなナンバーとか、レゲエなナンバーもあって。それらのナンバーも尖がってはいるんだけど。
それでいて。おどけて舌を出してる様な感覚もあって。それがなんとも粋に感じられてカッコいいんですよね。
怒りや苛立ち。そして熱い思い。それらを届ける手段は。何もシンプルでストレートなことだけじゃないんだと。
笑いながら、とぼけながら。いつのまにか術中に嵌めてしまう。密かに毒を仕込むことも有効なんだと。
なによりも。笑いながら楽しくやらなきゃ、面白くないじゃんって。そんな感覚を掴んだんだろうなと。
その“キレる”ところがジョーらしくて。好きなんだな。ただキレ過ぎて。だんだん洗練され過ぎちゃってねぇ・・・
このアルバムでは未だなんだかんだで。「I'm The Man」とか蒼く力んでて。やっぱりそれも無いとね、と。
男だからね。無意味に、馬鹿みたいに。熱くなるものも無きゃいかんだろうとも思うわけですね。

ここで。
立たなきゃ。
いつ。
立つんだよと。
熱くなるんだよと。

ここで。
燃えなきゃ。
いつ。
燃えるんだよと。
やる気になるんだよと。

いつ?
いまでしょうと。
熱く。燃えて。
力にならなきゃと。
いきり立ってみる。

俺は、俺も男だ。

蒼く力んで。
熱い思いで。
背中を押して。
でも。その実。
ちょっと斜めから眺めながら。
密かに盛ったりもしつつ。

でも。
それでも。
この。
熱い思いは。
本気ですよと。

俺は、俺も男だ・・・からね!



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2013/03/03 Sun *知らないうちに / Strapps

20130303secretdamage


知らないうちに。
見えないうちに。
いつのまにか。
静かに。秘かに。
忍び寄り。侵していく。

そんな。
何ものかの。
微かな。
気配を。
確かに。感じている。

夜の闇に紛れて。
だけではなく。
白日の下でも。
確かに。間違いなく。
ほら。そこに。ここに。

『Secret Damage』'77年リリース。
オーストラリア出身のロス・スタッグス率いるブリティッシュ・ハード・ロック・バンド、ストラップス。
やや遅れてきたグラム・ロックな感じもあった、そんなストラップスの2枚目となるアルバム。
ミック・ロックによるジャケットも印象的だった前作は明らかにグラム路線をも狙っていたのですが。
このアルバムでは装飾を削ぎ落として。シンプルにストレートに。ブリティッシュ・ハード・ロックの王道へと。
舵を切ったのか、軌道修正したのか。それとも原点回帰したのか。兎にも角にもハード・ロックしてます。
妖しく艶やかだったその1stアルバムもわりと好きだったのですが。このアルバムもいけるよなと。
なんか。本当に。衒いも無いブリティッシュ・ハード・ロックなんですが。それが見事に嵌ってるんですよね。
そのルックスから。当時はミュージック・ライフとか音楽専科でもアイドル扱いされてたスタッグスですが。
その本来の資質、そして嗜好は。このアルバムに表れている気がして。ハード・ロック小僧だったんだなと。
シンプル、ストレート、ハードでキャッチーでと。それだけなんですけど。それがカッコ良いんですよね。
まぁ、当時の状況からすると。既にパンク・ロックが勃興してた筈なので。時代錯誤的でもあったんでしょうが。
絶滅寸前(?)だったリティッシュ・ハード・ロックの新世代の救世主にも成り得たんじゃなかったかと。
結局、成れなかったのは。ジューダス・プリーストなどと比較するとやっぱりオーソドックスに過ぎたんだろうなと。
過ぎたんだろうけど。だからこそ。ブリティッシュ・ハード好きには堪らないものがあって。偶に妙に疼くんだよなと。
そう。ロックを聴き始めたのはハード・ロックからですね。知らないうちに胸の深いところに沁みついていたりして。
時に。その侵された部分が蠢くと。こんなアルバムに針を落としてるんですよね。知らず知らずのうちにね。

知らないうちに。
見えないうちに。
いつのまにか。
そこに。かしこに。
染みつき。侵していく。

そんな。
何ものかの。
蠢く。
気配を。
確かに。感じている。

夜の闇に紛れても。
消え去ることはなく。
白日の下と同様に。乱舞して。
ほら。静かなだけで。密やかなだけで。

知らないうちに。
見えないうちに。
とりつかれ。
染みつかれ。
侵されているんだ。

あぁ。
この季節。
帰宅して。
スイッチを入れたら最後。
空気清浄機が止まらない。

知らないうちに。
見えないうちに。
花粉に侵されているんだなと。
まぁ。花粉だけなら。許せるけどさ。
ひょっとして。それ以外にも・・・

知らないうちに。
見えないうちに。

ねぇ・・・



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2013/03/02 Sat * The Young In Blood / Mott The Hoople

20130302braincapers


赤だろ赤。
やっぱり赤。
深紅だろ。
燃える様な赤。
それでなけりゃ。

闘牛じゃないけれど。
赤がさ。
好きなんだな。
見ると。身に着けると。
滾ってくるんだよな。

他にも。
好きな色はあるけれど。
あるんだけれど。
赤なんだよな赤。
結局はさ。

男だってさ。
赤が好きで。
赤を好んで。
いいじゃない。
だってさ赤はさ・・・

『Brain Capers (Featuring The Brain Caper Kids)』'71年リリース。
モット・ザ・フープルの4thアルバムにして、アイランドにおける最後のアルバム。
アイランド時代のモット・ザ・フープルは兎に角売れなかったみたいで。
何でもこのアルバムの製作期間はたったの5日間だったとか。しかもスタジオが火事になったりもして。
ツキにも見放されいたのか。このアルバムも商業的には失敗して。一旦は解散したと。
で、ベーシストのオヴァレント・ワッツが雇ってもらおうとデヴィッド・ボウイに電話して・・・その続きは又の機会に。
さて。このアルバム、あのジェームス・ディーンに捧げられていて。一種のコンセプト・アルバムなのかな。
躍動感と疾走感、更には哀愁にも溢れていて。実にカッコいい、そして切ないロックンロールなアルバムです。
もうね。実にカッコいいんです。なんかね。こう拳握りしめちゃうし、胸の奥の柔らかいところが締め付けれれるし。
こんなん聴かされたら。そりゃもうね。意味も無く走りだしたり、暴れてみたくなろうってもんでしょ。
実際に当時のモット・ザ・フープルのライヴは暴動が起きることで有名だったみたいで。皆、血が滾ったんだなと。
そのライヴでの凄さをスタジオに持ち込めなかったのが失敗だったとか言われてるけど。十分に凄いけどなぁ。
過小評価されてるアイランド時代ですが。個人的にはCBS移籍後のグラム時代よりも実は好きかも知れなくて。
グラム自ぢも御機嫌だけどね。剥き出しのロックンロール・バンドだったこのアルバムなんかも聴いてほしいなと。
イアン・ハンターのヴォーカルも。ある意味素直で。その分、ストレートに突き刺さってくるんですよね。
さて。このジャケット。この赤色。個人的にはこれこそがジェームス・ディーンだなと感じたりするんですよね。
ほら。『理由なき反抗』でジェームス・ディーンが着てたじゃないですか真赤なジャンパー(スウィングトップ)を。
あれ以来ね。反抗する若者を象徴する色は赤って決まってるんです。なんか文句でもありますか(笑)。
モット・ザ・フープルのメンバーも同じ気持ちだったんじゃないかな・・・なんて勝手に思っているのですけどね・・・

赤だろ赤。
やっぱり赤。
深紅だろ。
深くて鮮やかな赤。
それでなけりゃ。

闘牛にも負けないくらいに。
赤がさ。
好きなんだな。
見ると。身に着けると。
沸いてくるんだよな。

他にも。
気になる色はあるけれど。
あるんだけれど。
赤なんだよな赤。
結局はさ。

親爺だってさ。
赤が好きで。
赤を好んで。
いいじゃない。
だってさ赤はさ・・・

拳握りしめる。
胸震わせる。
意味も無く。
走り出したくなる。
暴れたくなる。
反抗したくなる。
そんな若者の色で。
そんな若者の血はさ。
恥ずかしながら未だこの身体に流れてるんだ。

まぁ。
その。
実際に。
走り出したり。
暴れたり。
反抗したりは。
いい加減きついけど・・・
反抗はしてるな(苦笑)。
だから赤でいいんだよ!

革のジャケットも。
革ジャンも。
そしてスウィングトップもね。
久し振りに手に入れた。
”あのブランド”のスウィングトップ。
早く羽織れる季節にな~れ!



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2013/03/01 Fri *往復書簡 / Free

20130301freeliveukoriginal


顔を合わせてはいない。
言葉も交わしてはいない。
それでも。今は。
再会できたりする。そう。
恐らくこれも“再会”なんだな。

もう。
何年。十年近く。
会ってはいない。
言葉も交わしていない。
そんな友人と“再会”している。

目に見えない。
繋がりの中で。世界の中で。
顔は見えなくても。声にはしなくとも。
やり取りしている。呼び合っている。
書簡を交わしている。

『Free Live !』'71年リリース。
同年の英国ツアーで収録されたフリーのライヴ・アルバム。
ラストの1曲がスタジオ・録音で。ライヴ・テイクは7曲のみ。そこが少し物足りなかな。
既にメンバー間の不和は各仕様もなく。実際にこのアルバムが世に出た頃には最初の解散を迎えていたと。
にも関わらず。だからこそか。その緊張感漲る演奏が素晴らしいだけに。フル・サイズで聴きたいなと。
未だに世に出てこないところをみると。このアルバムに使われたテイク以外は残っていないのかもですね。
フリーの魅力は。なんと言ってもその“間”にあるのですが。その“間”がより熱く語りかけてくるのです。
スタジオ録音同様に。シンプルで音数も少なく。しかしその一音一音が重くて、粘りがあって。
その音と音の間、行間がスタジオ録音以上に熱く語りかけてくる様にはどこか色気が漂っていたりもするのです。
選曲的にもベスト・アルバム的な感もあって。なんたってA面頭から「All Right Now」ですからね。反則だよなぁ。
針を落とすと。ざわめきが聞えて。MCのフリーの声。そしてあのイントロ・・・これで血が騒がなきゃ嘘ですよねと。
サイモン・カーク、アンディ・フレイザー、ポール・コゾフ、そしてポール・ロジャース。やっぱりいいですよねぇ。
このメンバー、この4人にしか出せない音、作れない“間”、語れない言葉。そんなものが好きなんです。
そこに。そこにこそ。ブリティッシュ・ロックたるものを感じるのかな。特に英国盤のアナログで聴いたりするとね。
その乾いた、でも温かく厚い音質はフリーのサウンドに合ってるんですよね。そうそう、その英国盤ですが。
封筒を模した凝ったジャケットで。メンバーの顔写真を切手にして貼ってあります。そういうところも好きだなぁ。

当分は顔を合わせる機会も無いかな。
言葉も交わすのもいつになることやら。
それでも。今は。
再会できた。それだけで。
“再会”を感じられるだけでいい。

もう。
何年。十年近く。
会ってはいない。
言葉も交わしていない。
そんな友人と“再会”して、再開してる。

目に見えない。
繋がりの中で。世界の中で。
顔は見えなくても。声にはしなくとも。
投げかけている。応えを楽しみしている。
書簡を交わしている。

そう。そう。
そうくると思ったぜ。
おや。おや。
そう来ますか。
顔が、言葉が思い浮かぶ。
遠く離れていても。
遠く隔たれていたけど。
あの頃と同じ空気の中で。
同じ様に言葉を交わしている。

そう。
封筒に宛名はない。
切手も貼らない。
そもそも手紙など書いてはいない。
それでも。
書簡を交わしているのだ。
そんな。
書簡の交わし方もあるのだ。
それもまたいいかなと。

悪友との。
往復書簡。
さて。次は。
何を投げよう。
どんな応えかな。

往復書簡。
悪くないねぇ(笑)。



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2013/02/28 Thu *生もの / Lou Reed

20130228loureedlive


生もの。

一週間。
一日。一瞬。
同じ様でいて。
変わっていく。
そんなものもある。

決まっている。
決まった。
そう見えても。
そう思っていても。
まだ動いてる。

流れが。
姿が。
変わっていく。
変えられていく。
固まる気配がない。

生もの。

『Lou Reed Live』'75年リリース。
'73年にニューヨークで録音されたルー・リードのライヴ・アルバム。
同じ日の音源からは'74年に『Rock 'N' Roll Animal』なるライヴ・アルバムがリリースされていて。
そちらはルー自身の意向を反映してヴェルヴェット・アンダーグラウンド時代のナンバーが中心の選曲でしたが。
このアルバムではほぼすべてのナンバーが『Transformer』と『Berlin』からのナンバーとなっていて。
ルー自身はその選曲どころか、アルバムの企画自体に反対していて。それをレコード会社が押し切ったとか。
まぁ、レコード会社としては前作の『Sally Can't Dance』がいま一つで。それを取り返したかったんでしょうね。
で、無視された形となったルーの意趣返しが次作の『Metal Machine Music The Amine β Ring』だったのかな。
そんなゴタゴタとは関係なく。アルバム自体はテンションの高いハードなサウンドに満ちた傑作となっています。
ディック・ワグナーとスティーヴ・ハンター。2人のギタリストに牽引されてメタリックなグルーヴが弾けていて。
刺激されたか、煽られもしたか。ルーのヴォーカルもいつになく激しく熱く。ライヴならではの魅力に溢れていると。
『Transformer』『Berlin』ともども傑作ですが。そこに収められていたナンバーがまた異なる表情で迫ってくる。
その生々しい息遣いさえ感じさせる辺りはライヴならではであり。改めてロックンロールも生ものなんだよなと。
時が、場所が、状況が異なれば。やる者も、受ける者も。その気持ちの在り方も異なる訳ですからね。
そこでの。その場での反応や作用で。変化、変容していくものなのだと。そんな当然のことを思い知らされます。
まぁ、そうでなきゃスリルも無いし。そのスリルが無きゃ楽しくも面白くも無いので。これでいいんだよなと。
それにしても。本当に。このライヴ、アルバムのメタリックな生々しさ。好きだなぁ、大好きだなぁ。今更ながらに。

生もの。

一週間。
一日。一瞬。
同じでなど。
ありえない。
そんなものもある。

決めたい。
決めた。
その思いはあっても。
その視点で見てはいても。
また動いてる。

流れが。
姿が。
変わっていく。
変えられていく。
固まることを許されない。

生もの。

ならば。
一番。
生々しい。
その瞬間を。
生暖かい。
その息吹を。
捉えてしまいたい。
捉えねばならない。
そいつが。
なかなか難しい。

生もの。

なんだよなぁ・・・



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2013/02/27 Wed *優しくなければ / Patti Smith Group

20130227wave


誰かの。
力になりたい。
誰かを。
支えたい。
そんな気持ちが。
無ければ。

やっては。
いられない。
やっても。
いられない。
やってても。
面白くも無い。

例え。
それが。
契約があって。
初めて成り立つ。
そんな関係であったとしても。
あるならば。尚更。

優しくなければ。

『Wave』'79年リリース。
パティ・スミス・グループの4thアルバム。
このアルバムを最後にパティは活動を休止。再始動後はパティ・スミス名義ですので。
パティ・スミス・グループとしては最期のオリジナル・アルバムになるのかな。
元MC5のフレッド・スミスと結婚して。暫くシーンの表舞台から遠ざかることになるパティ。
A面頭の「Frederic」はタイトルからも分かる様にそのフレッドへの愛を歌ったナンバーですし。
続く「Dancing Barefoot」も恋をしてるパティの幸福感からか不思議な浮揚感のあるナンバーで。
バーズのカヴァーである「So You Want To Be (A Rock And Roll Star)」も。
皮肉な歌詞に反する様に。躍動感に満ちたロックンロール・ナンバーとして鳴り響いていると。
ここまで愛と希望と優しさに満ちたパティのアルバムは他には無いんじゃないかなと感じるのです。
特に'70年代のパティは『Horses』も『Radio Ethiopia』に代表される様に荒く、激しく。
常に何かに怒り、何ものかに闘いを挑んでる。そんなパンクの女闘士のイメージが色濃かったので。
最初に針を落とした時には違和感があって。随分丸くなったな。トッド・ラングレンのプロデュースだからかなと。
未だ従来のイメージが強かった、前述のナンバーを含まないB面を好んで聴いていたりしたのでした。
まぁ、当時は。とにかくやり場のない怒りと焦燥感しか抱いていないガキだったので。パティも甘くなったなと。
で、例によって。随分後になって久し振りに針を落として自分の不明に気づいて。あぁ、そうだったのかと。
このアルバムでも。パティは十分に力強いじゃないかと。優しさと愛情。それ故の強さがあるじゃないかと。
“裸足”でしっかりと大地に立って。その足元をしっかりと見つめて。そして誰かを心から愛してる。
そんな強さを身に着けたからこその優しさ、そこに溢れる愛情。やっぱりパティは凄いよねと。降参したのでした。

誰かの。
力になれたなら。
誰かを。
支えられたなら。
そんな気持ちが。
あるから。

やって。
いられる。
やり続けられる。
続けていたい。
やってて。
面白い。楽しい。

例え。
それが。
契約があって。
その間だけ成り立つ。
そんな関係であったとしても。
あるからこそ。尚更。

優しくなければ。

そこに。
包みたい。
守りたい。
そんな。
情が無ければ。
優しくなければ。
やれはしない。

そこに。
包めるだけの。
守れるだけの。
そんな。
熱が無ければ。
強くなければ。
やれはしない。

優しさゆえの強さ。
強さゆえの優しさ。
広がれ。広がれ。
この小さな波紋が。
大きな。大きな。
波にならんことを。



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2013/02/26 Tue *やさぐれ者の魂 / Phantom,Rocker & Slick

20130226phantomrockerslick


じっと。
大人しく。
それらしく。
わきまえて。
相応に。

そこで。
落ち着いて。
それなりに。
構えて。
分別を持って。

そんな。
芸当が。
出来るくらいなら。
それで。
収まるくらいなら。

いま。
ここにいない。
ここまできていない。
ここから先へも。
転がれない。

『ファントム、ロッカー&スリック』'85年リリース。
元ストレイ・キャツのリズム隊、スリム・ジム・ファントムとリー・ロッカー。
デヴィッド・ボウイやジョン・レノンとの活動で知られるギタリスト、アール・スリック。
その3人が組んだトリオ、ファントム、ロッカー&スリックのデビュー・アルバム。
まぁ、先ずは何と言ってもこのジャケットでしょう。このやさぐれっぷり、悪いねぇ、いいねぇと。
豹柄のジャケットに革パンだったり、ジャック・ダニエルスのTシャツだったり。
馬鹿だよねぇ~と言いながら。ついつい微笑んでしまいます。ロックンロールだもんね。やさぐれてナンボだしと。
で、期待に違わずに。小気味の良いロックンロールをやってくれてるところがまた憎いよねと。
で、勿論ロカビリーなナンバーもありつつ。より幅広いと言うか、王道のロックンロールをやってるのもいいよなと。
ファントムとロッカーが、こんなんもやりたかったんですよねとか言って。兄貴分のスリックがそれを受け止めてと。
好きにやっていいよ、何でも受けてやる。でも、ロックンロールの本筋は外すなよ、魂は忘れるなよみたいな。
そんな男同士の絆、男気を感じたりもして。そんな“漢”のロックンロールに溢れたアルバムなのです。
単純っちゃぁ、単純なんだけど。そこがまたいいんだよなぁ。ごちゃごちゃ言わんとやりゃいいのよってね。
そうそう。1曲だけですが。キース・リチャーズも参加してて。らしいギターでらしい空気を醸しだしてるし。
ロマンティックな2曲のナンバーで美しいピアノを聴かせているのはニッキー・ホプキンスだったりもして。
ストーンズ好きにも見逃せないアルバムでもあるのです。まぁ、皆、やさぐれ者だってことだわね(笑)。

じっと。
大人しく。
してたら。
出会えない。
ものを知っている。

そこで。
落ち着いて。
しまったら。
逃がしてしまう。
何かを感じてる。

そんなことに。
そんなことにだけ。
馬鹿みたいに。
敏感で。
じっとなんてしてられないから。

いま。
ここにいる。
ここまできている。
ここから先へと。
転がっていける。

やさぐれちゃって、もう。

それぐらいでいい。
それでいい。
やさぐれ者の魂。
共鳴して。
また、新しい何かが始まる。

さぁ、楽しもうぜ!



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