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2013/04/15 Mon *奔流 / Stevie Ray Vaughan And Double Trouble

20130415texasflood


何だか。
知らないが。
何だか。
解らないままに。
投げ出されてる。

何なんだよと。
思ってるうちに。
何でだよと。
考える間もなく。
立ち尽くしている。

洪水の如く。
溢れだした。
荒々しい。
奔流の中を。
どう泳ぎきればいいのだろう。

暴れてるなぁ。
激しいなぁ。
止めどないなぁ。
溢れちゃってるなぁ。
さてと。どうしたものだろう。

『Texas Flood』'83年リリース。
その衝撃度、極まりなかったスティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダヴル・トラブルの1stアルバム。
何が衝撃だったかって。あの寝ぼけて呆けた様な'80年代前半に、その時代にブルースが鳴り響いたと。
シンセサイザーの安っぽい音が蔓延してた世界に、突如アナクロとも言えるブルースが轟いたのですから。
いやぁ、そりゃね。吃驚してたまげて。で、あぁ、そうだよと。ブルースがあったじゃないかと思い新たにしたと。
否、本当に。レイ・ヴォーンが表れたことでブルースは息を吹き返し、今も命脈を保っていると言えるかなと。
バディ・ガイの復活なんてのも。・レイ・ヴォーンによるブルース再興の動きがあったからこそだと思うのです。
それくらいに。真正面から激しく、太く本格的なブルースをぶっ放したその功績は計り知れないものがあると。
不遇をかこっていたレイ・ヴォーンの才能にいち早く気づき、目を掛けたのは意外にもデヴィッド・ボウイで。
『Let's Dance』への参加によりメジャーへと浮上した訳で。そのボウイの慧眼にも今更ながら感謝ですね。
このアルバム、僅か数日で録音され。ほぼ一発録りだったとか。それ故の生々しさが実に魅力的で。
どうにも嘘くさかった当時のシーンに、とてつもない肉体性と共に殴り込んできた。その姿に拍手喝采でした。
恐らくはライヴでのレパートリーを思いつくままに録音したのでしょうが。全10曲のうち7曲がオリジナルで。
カヴァーに負けず劣らずブルースしていて。その才能がまさに洪水の如く止まるところを知らずに溢れています。
あまりの激しさ、奔放に弾きまくる様に。何が何だかと呆然となりもしますが。それもまた心地良いものです。
今では針を落とす度にその不在が思われて切なくもなりますが。結局はその奔流に巻き込まれて熱くなるかな。
最近発売されたCDのデラックス・エディションに収録されてる当時のライヴも凄まじくて。一聴の価値ありです。

何だか。
知らないが。
何だか。
解らないままに。
巻き込まれてる。

何なんだよと。
思ってるうちに。
何でだよと。
考える間もなく。
動き出している。

洪水の如く。
溢れだした。
荒々しい。
奔流の中を。
どっちへ渡ればいいのだろう。

暴れてるなぁ。
熱いなぁ。
奔ってるなぁ。
溢れちゃってるなぁ。
さてと。どうしたものだろう。

まぁ。
どうもこうもない。
呆然ともなるけれど。
こうなったら。
この洪水の中。
その奔流に。
乗ってみるしか。
飛びこんでみるしか。
道はない。

それに。
その実。
その奔流の。
生々しさ。
激しさ。
熱さ。
嫌いじゃない。
心地良い。
流れのままに熱くなってもいいかもね。



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