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2013/04/19 Fri *その前に / The Kinks

20130419onefortheroad


家へ帰る。
その前に。
時間があれば。
都合がつけば。
間に合えば。

どこか。
いつもの。
馴染の。
店の扉を開けて。
寄っていかないか。

席について。
メニューを開けて。
今夜の一皿が決まったら。
ワインでも頼んで。
軽く一杯飲まないか。

家へ帰る。
その前に。

『One For The Road』'80年リリース。
米国ではその人気を回復し完全復活を遂げていたキンクス。
スタジアムでのライヴも行う様になっていた、そんなキンクスの2枚組ライヴ・アルバム。
『Low Budget』に伴う'79年~'80年の全米ツアーを中心に一部はスイス公演の模様も収められているとか。
その『Low Budget』からのナンバー6曲を中心に。ハードでエッジの効いたロックンロールをぶちかましています。
デイヴ・デイヴィスのソリッドでエナジーなギターがこれでもかと全編で炸裂して弾けています。
この時代、アリスタ時代のキンクスを牽引する原動力となっていたのはデイヴのこのギターだったんだと。
改めてそんなことを感じます。尤も。時代の流れを読んだレイ・デイヴィスが仕向けてはいたのでしょうが。
とにかく。これほど生きが良くカッコ良いライヴ・アルバムってのもそうそうあるものでは無いので。
'82年に行われた初来日公演を観たかったよなと。針を落とす度に。心底、そう思うんですよねぇ。
ハードでノイジーでパンキッシュで。そして勿論シニカルで。でも飛びっきりにチアフルでもあって。最高なんです。
「The Hard Way」「Stop Your Sobbing」「David Watts」そして「You Really Got Me」と必殺のナンバー。
そしてそれらがナック、プリテンダーズ、ジャム、そしてヴァン・ヘイレンにカヴァーされていた事実。
次世代からも支持され。それが再浮上のきっかけになったと。その辺りはよく心得ていて。
オリジネイターとしての気骨に満ちた演奏を聴かせながら。「You Really Got Me」はヴァン・ヘイレン版(?)でと。
このサービス精神旺盛と言うか、商売上手なところ。それをやれる様になったところがレイの成長(退行)かな。
「Lola」や「All Day And All Of The Night」での煽りとか。「Till The End Of The Day」のレゲエ・アレンジとか。
ここまでやってくれたら。もう、そりゃね。どんだけ楽しませてくれるんだろうってところです。
アルバム・タイトル通りに。帰り道。余韻を惜しむ、気持ちを切り替える一杯が飲みたくなっちゃうこと必至だな。

週末を迎える。
その前に。
時間を作って。
都合をつけて。
間に合わせて。

どこか。
いつもの。
馴染の。
店の扉を開けて。
寄っていこう。

会話と共に。
メニューを選んで。
今夜の一皿を楽しみながら。
ワインでも頼んで。
軽く乾杯をしよう。

週末を迎える。
その前に。

家へ帰る。
その前に。
それなりに。
いろいろあった。
楽しめもした。
日々の余韻を惜しもう。

週末を迎える。
その前に。
それなりに。
いろいろあるであろう。
楽しめるだろう。
週末に向けて気持ちを切り替えよう。

たかが一杯。
されど一杯。
この一杯が。
ささやかな一杯が。
かけがえのない一杯が。
大切なのです!



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