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2013/04/26 Fri *こんな夜が / Otis Redding

20130426lonleyandblue


独り。
蒼い。
時間。
静かに。
流れる。

静かに。
深く。
時を刻む音が。
聞こえそうな。
時間。

そんな。
時間が。
偶には。
あっても。
いい。
なくては。
いけない。
あるから。
いい。

『Lonely & Blue』'13年リリース。
ザ・ディーペスト・ソウル・オブとの副題がつけられたオーティス・レディングの新たな編集アルバム。
'60年代のオリジナル・アルバムかと見間違うジャケットとアルバム・タイトルに編集意図が秘められているかと。
ご丁寧にリング・ウェアまで再現してダメージ・ジャケットを模しているあたりに遊び心と愛情があるなとも。
オーティスならではの哀感溢れる、哀愁滲みだすスロー・バラードばかり12曲が選ばれています。
特に珍しい音源は無く。既出のものばかりと思われます。1曲だけひょっとすると未発表のテイクなのかな・・・
それよりも。敢えてヒット曲、よく知られた曲よりも。埋もれた名曲、佳曲にスポットを当てたかの如き選曲。
その妙により。恐らくは編集意図通りに新しいオーティスのオリジナル・アルバムとして自然に聴くことができる。
針を落とすとごく自然に。オーティスの歌声に惹き込まれ、オーティスの世界に浸れる。それがいいなと。
致し方ないことではあるものの。オーティスも意図の解らない編集アルバムが乱発されてますからね。
それらと比較すると。このアルバムからはオーティスに対する自然な愛情が感じられてね。いいんですよね。
A面6曲目に「These Arms Of Mine」、B面1曲目に「I've Been Loving You Too Long (To Stop Now)」と。
要所に名曲を配してグイッと聴く者の心を掴んで離さなくして引き締めてるところも実に見事で愛情溢れてます。
胸の奥の柔らかいところにまで届き、語りかけてくる。そんなオーティスの歌声に浸りながら、感じながら。
独りの蒼い時間に浸ってしまう。誰にでも。そんな時間が必要なんじゃないかと。そんなことを思ったりもします。
兎にも角にも。またこうして新鮮な気持ちでオーテイスの歌に向き合える、そのこと自体が一番嬉しいのかな。
CDではなく。深紫も美しいアナログ盤で是非手にしてほしい。そんな新しい“オーティスのレコード”なのです。

独り。
蒼い。
時間。
静かに。
過ぎていく。

静かに。
深く。
時を刻む音も。
消えてしまいそうな。
時間。

そんな。
時間が。
稀には。
あっても。
いい。
なくては。
いけない。
あるから。
いい。

独りで。
蒼い時間を。
凄し。
蒼い思いを。
見つめ。
蒼い世界に。
潜んでみる。
蒼い・・・に。
浸ってみる。

こんな夜が。
偶に。
稀に。
あっても。
いい。
なくては。
いけない。
あるから。
いい。

僕にも。
誰にでも。



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