2013/05/14 Tue *走り続けよう / AC/DC
走り続けよう。
このまま。
そのまま。
いつまでも。
どこまでも。
立ち止まることなど。
考えずに。
思わずに。
ただ。ひたすらに。
信じたものを胸に抱いて。
そう。
それだけあれば。
なんとかなる。
そんなものがあるならば。
それを忘れずに。
走り続けよう。
このまま。
そのまま。
いつまでも。
どこまでも。
『Black Ice』'08年リリース。
AC/DCの8年振りにして現時点で最も新しいオリジナル・アルバム。
英米を含む全世界31ヶ国でチャートの首位に輝いたとか。アナログ盤は2枚組のヴォリュームで。
それもそのはず全15曲と言う、AC/DCのオリジナル・アルバムとしては最多の収録曲数なのです。
レコード会社の移籍など契約問題もあっての長いブランク。その間に溜まりに溜まったものを一気に放出と。
そんな熱いエネルギーに満ち溢れた最高に御機嫌なロックンロール・アルバムに仕上がっています。
毎度お馴染み、ロックンロールの金太郎飴であるAC/DCです。ひたすらに走り、ぶっ飛ばし続けています。
針を落としたら最後。A面頭の「Rock 'N' Roll Train」に乗ってしまったら最後。途中下車は許されません。
ただただ。ひたすら。徹頭徹尾ロックンロール。この思い切りの良さ、潔さ、腹の据わり方こそがAC/DCです。
恐らくは。ロックンロールに対する確信、これだけしかないんだ、これさえあればとの、その思いの強さ。
それが半端じゃ無くて。一度たりとも揺るがなくて。何は無くても、何があってもロックンロールなんだと。
この馬鹿で一途で熱い男気。まったくもって堪りません。馬鹿で上等。一生ついていきますぜと。
小さな不安とか、ふとした疑問とか重なって。湧き上がる黒雲から目が逸らせなくなって。ふと弱気になったら。
何も考えずに。AC/DCのアルバムに、このアルバムに針を落とせばいいと。それだけでいいと。
それだけで。立ち止まること無く、再び走り出せる、走り続けられる。あぁ、なんて素晴らしいことなんだろうか。
ただのロックンロール馬鹿でありたいと思いつつも、願いつつも。時にどうしても迷いが生じることもあって。
そんな時に。有無も言わさずに、力技で。立ち上がらせてくれる、走らせてくれる、馬鹿に戻してくれる。
これからも変わらずに。AC/DCの“ロックンロール列車”に乗って。共に走り続けようと固く心に誓うのです。
このアルバムに伴うワールド・ツアー、そして日本公演でも。その衰えを知らないパワーを見せつけたAC/DC。
願わくば。そう遠くない将来に。再び。その雄姿を目にしたいなと。共にロックンロールしたいなと願うのです。
走り続けよう。
このまま。
そのまま。
いけるところまで。
いきつけるところまで。
振り返ることなど。
考えずに。
思わずに。
ただ。ひたすらに。
揺るぎないものを胸に抱いて。
そう。
それだけあれば。
他には何もいらない。
そんなものがあるならば。
それを信じて。
走り続けよう。
このまま。
そのまま。
いけるところまで。
いきつけるところまで。
不安。
疑問。
頭をかすめ。
胸に過り。
黒雲湧き上がる。
そんな時もある。
そんな日もある。
そんな夜もある。
悩むな。
考えるな。
感じるままに。
求めるままに。
信じたもの。
揺るぎないもの。
胸に抱いたなら。
それだけでいい。
走り続けよう!
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