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2013/05/16 Thu *抜き身 / Iggy And The Stooges

20130516rawpower


もう一年。
まだ一年。
覚束ないながらも。
追いついてはいないけど。
兎にも角にも一年経過。

守られて。
守って。
だましだまし。
試運転を続けてきたけれど。
それもそろそろ終わり。
兎にも角にもその時が来た。

必要以上の。
武装も。防具も。
打ち捨てて。
脱ぎ捨てて。
この身一つを白日の下に。
曝け出し立ち向かう。

抜き身で。
それ一つで。

『Raw Power』'73年リリース。
元祖パンクとも言われるイギー&ストゥージーズの3rdアルバム。
エレクトラとの契約を切られて。イギー・ポップは薬物中毒で。一旦は解散に追い込まれたストゥージーズ。
デヴィッド・ボウイが手を差し伸べて。コロンビアとの契約を得て復活を果たしたアルバムです。
ギターにジェイムス・ウィリアムソンを迎え。ロン・アシュトンがベースに転向。弟のスコット・アシュトンがドラムス。
剃刀の如き研ぎ澄まされた鋭角なギターと。兄弟ならではの息もあった性急でいながら重厚なリズム隊。
エッジの効いたへヴィなサウンドを得て。今まで以上にストレートに叫ぶイギー。鳥肌もののカッコ良さです。
危うい光を放つ妖刀村雨か、振れば珠散る氷の刃か。その抜き身に魅せられたら最早身動きもとれずと。
それほどの魅力、迫力に溢れているのです。「Search And Destroy」が聴こえてきた刹那に殺られるのです。
良くも悪くも時代に囚われていた感のあるエレクトラ時代と異なり、いまに続く色褪せないものになってるのは。
そのストレートさ、シンプルさ故の。抜き身だけで他には無いが故のことだろうなと。それだけで勝負してるので。
その実力の程、剥き出しの力の程の凄みに震えがきます。そうイギーとストゥジーズのRaw Powerにね。
ところが。当時の邦題が『淫力魔人』だったんですよね。淫力って・・・ジャケットのイメージだったんでしょうか。
まぁ。淫力だろうがなんだろうが。魅力があれば、凄みがあれば。それでいいんですけどね。それにしても・・・
そうそう。このアルバム、ボウイがミックスを手掛けてるんですが。音の迫力を損ねたとかでイギーは気にらずに。
随分後になって自らミックスをやり直したりしてました。そんなものなのかな。十分迫力あると思うのですが。
このアルバムに針を落とすときは大抵、限界まで音量上げてるからかも知れないですけどね(笑)。

もう一年。
まだ一年。
納得はしてないけれど。
完璧に腑に落ちてはいないけれど。
否が応でも一年経過。

抑えられて。
抑えて。
恐る恐る。
徐行を続けてきたけれど。
それもそろそろ終わり。
否が応でもその時が来た。

必要以上の。
警戒も。誇張も。
解き放って。
お終いにして。
この心一つを白日の下に。
曝け出し立ち向かう。

抜き身で。
それ一つで。

いま。
あるもの。
持っているもの。
なんの。
装飾も。
過不足も無い。
ありのままの。
剥き出しの。
力だけで。
立ち向かう。
それしかない。

抜き身で。
それ一つで。

どうでるか。
どうなるか。
今日からが。
これからが。
真剣勝負!



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