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2013/05/31 Fri *正体見たり / Silverhead

20130531liveattherainbow


外から。
見てると。
評判だけ。
聞いてると。
違うんだろうなと。

普通じゃなくて。
独創的で。
先進的で。
画期的で。
常に先を行ってるんだろうなと。

その実。
覗いてみると。
入ってみると。
勿論。
確かに凄いねと思わされもするけれど。

意外とね。
普通だったり。
固かったり。
進んでもいなくて。
古かったりもして。

正体見たり・・・とかね。

『Live At The Rainbow London』'75年リリース。
シルヴァーヘッドの3枚目にしてラスト・アルバムとなった唯一のライヴ・アルバム。
当時は熱狂的なファンがいた日本のみでリリースされたアルバムでもありました。
確か最近CD化されたのかな。それまでは長らく幻のアルバムでプレミアもついてたと。
そんなアルバムが普通に店の片隅で真っ当な値段で売られてる・・・京都のレコ屋さんは流石です。
もう数年前かな手に入れたのは。やったねってことで。東京に戻ったら荷も解かずに針を落としました。
何たって幻のアルバムですからね。やっと、ついに聴くことが出来る、その正体が明かされるとね。
で。正体見たりと。思わずニヤッとね。やっぱりね。そうだよね。そういうバンドだったんだよねと。
グラム・ロックの徒花みたいな扱いで終わっちゃった感のあるシルヴァーヘッドです。正統に評価されてないなと。
そもそもマイケル・デ・バレスがなまじルックスが良すぎたんですよね。しかもフランス貴族の血が流れてると。
まぁ、そうなるとグラムの時代では売り方も自ずとキンキンギラギラでデカダンスでってなるよな。
また日本じゃ東芝EMIとかミュージック・ライフとかが煽ったんだろうなと。ロック少女達にはウケたんだろうけど。
その如何わしさ、胡散臭さ嫌いじゃないけど、好きだけど。少々本質から外れ過ぎちゃったんだろうなと。
だって。シルヴァーヘッド、ただのロックンロールバンドですからね。ラフでシンプルでチープで。
それ以上でもそれ以下でもなくて。グッと重心の低い、いい感じで腰の落ちたロックンロールを聴かせてくれる。
それこそが。それだけが魅力なんだと。だから御機嫌なんじゃんと。そこはちゃんと聴いとこう、感じとこうよとね。
このアルバム、ライヴですからね。剥き出しの姿が捉えられてるわけで。ほら、ロックンロール・バンドじゃんと。
幻の、伝説の正体が。本来はストーンズとかフリーの路線で語られるべきだったってことが解って。
凄くスッキリしたんですよね。デ・バレスの生涯B級みたいな大衆演劇臭さとかも感じられたし。大好きなんです。

外から。
見てるのと。
評判だけ。
聞いてのと。
違うもんなんですねと。

意外と普通で。
独創的でも。
先進的でも。
画期的でも。
総てにおいて先を行ってるわけでもなく。

その実。
覗いてみたら。
入ってみたら。
勿論。
改めて凄いねと思わされもしたけれど。

意外とね。
そんなものかと。
ちょっと肩すかし。
でも何だか馴染み易くて。
安心したりもして。

正体見たり・・・なんてね。

外見とか。
評判とか。
数値とか。
それだけじゃ。
解らないんだなと。

自分の眼で見て。
自分の手で触れて。
自分の心で感じて。
交わって初めて。
解るものもあるのだと。

正体見たり。

失望。
安心。
好奇。
羨望。
共感。

解ってくる。。
感じてくる。
温もり。
息遣い。
似てるところもあるんだなと。
皆、存外同じかもなと。

正体見たり。

さぁ。
これから。
じっくり。
腹割って。
付き合っていきますかね!



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