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2013/06/08 Sat *これしかできない / 上田正樹と有山淳司

20130608bochibochiikoka


そんなこと。
言われても。
これしか。
やれない。
できない。

だいたい。
そんなに。
全力でなんか。
投げられない。
走れない。

どこかに。
余裕が無いと。
にっちもさっちもいかない。
なんともならない。
どうしようもない。

ゆっくり。
ゆったり。
のんびり。
ぼんやり。
そうでないとならない。

これしかできない。

『ぼちぼちいこか』'75年リリース。
上田正樹と有山淳司の連盟による大阪の、日本のブルースを代表する傑作アルバム。
元々はサウス・トゥ・サウスのライヴ・アルバムを2枚組で制作しようとしたところ。
レコード会社に反対されて。ライヴの前半でやってたアコースティック・セットをスタジオで再現したと。
したがって曲によってはサウス・トゥ・サウスのメンバーが参加しています。
このアルバムに初めて針を落としたのはもう30年近く前になるのかな。吃驚したのしないのって。
なんたって。「悲しい色やね」が大ヒットしてた頃ですからね。そのイメージしかなかったので。
なんなんだこれはと。訳が解らなくて。なんか楽しそうではあるけれど。ついていけないなと。
ガキの頃から筋金入りの阪神ファンではありましたが。関西、関西文化なんてそれしか知らなくて。
否、たぶん。30年前なんてそんなもんで。吉本も阪神も全国区には程遠かったですからね。
そこにもろにコテコテの関西、大阪の空気、におい、味が染みついたこのアルバム・・・解んないよなぁ。
スライ&ロビーをゲストにした当時の上田正樹のライヴでこのアルバムの曲も歌ってましたが。
客席は殆ど「悲しい色やね」からのファンでしたからね。どう反応していいか解らなくて微妙な空気だったなと。
で、随分と長い間思い出すこともなかったのですが。色々と、ブルースとかも聴く様になって。
ニューオーリンズの音楽にも出会ったし。憂歌団とか聴く様になって。阪神も何十年振りに優勝して(笑)。
そんなある日。ふと思いついて針を落としたら。これが沁みるの沁みないのって。あぁ、そうだったのかと。
勿論、関西人でも、大阪の人間でも無いので。本当のところ解ったなんて言えないんですけどね。
でも。これがブルースだよなと。卑猥で、猥雑で。ドロドロで、悲しくて。でも、陽気でしぶとくて。
人間なんて、日常なんて。どうしようもないんだけど、どうにでもなるんだよと。まぁ、ぼちぼちいこうかねと。
上田正樹の唄と、有山淳司のギター。ぼちぼちな感じを漂わせながらどうしようもなくブルースで。ハマりました。

そんなこと。
言わるまでもなく。
これしか。
やれない。
できない。

だいたい。
いつでも。
全力でなんか。
投げられない。
走れない。

どこかに。
余力を残さないと。
にっちもさっちもいかない。
なんともならない。
どうしようもない。

ゆっくり。
ゆったり。
のんびり。
ぼんやり。
そうでもなきゃ堪らない。

これしかできない。

毎日。
毎晩。
いままでも。
いまも。
これからも。
どうしょうもない。

それでも。
たぶん。
いままでも。
いまも。
これからも。
どうにでもなる。
どうにでもする。

だから。
陽気にしぶとく。
いままでも。
いまも。
これからも。
ぼちぼちと。

これしかできない。

てなところで。
ぼちぼちといこうかね。



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