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2013/06/14 Fri *嫌いじゃない / Freddie King

20130614myfeelingfortheblues


この感じ。
この気持ち。
また。
来ちゃったな。
憑りつかれちゃったな。

じっとりと。
べったりと。
まとわりついて。
はりついて。
引きずり込まれる。

ちょっと。
油断してると。
これだからな。
隙を見せれば。
こうなっちゃうんだもんな。

厄介だな。
この感じ。
この気持ち。
でも。
嫌いじゃない。

『My Feeling For The Blues』'70年リリース。
3大キングの1人、フレディ・キング。アトランティック傘下コテリオンでの2枚目のアルバム。
前作である『Freddie King Is A Blues Master』に引き続いてキング・カーティスのプロデュース。
アレンジにはダニー・ハサウェイの名前も。そしてリズム・ギターにはコーネル・デュプリーが参加してと。
フレディのブルースに、ニュー・ソウルそしてファンクの色を配し、味付けをして更にモダンに響かせようと。
コリテオン、アトランティックがフレディに何を期待していたのか、ブルースをどう捉えていたのか。
その辺りが透ける・・・と言うよりはあからさまで。'70年代のブルースの道を主導したかったのかもですね。
ニュー・ソウル、ファンク、そしてロックの時代のブルース。どうしたら生き残っていけるのかと真剣に考えてと。
危機感もあっただろうし。何よりもブルースに対する思い、愛情もあったんだろうし。
フレディがその思いをどう感じていたかは解りませんが。そのギターの一音一音に。答えはあるかな。
決して弾きまくってるわけではないですが。丁寧に、じっくりと感情を込めて弾き、そして歌っているなと。
そのギターに比して、とかく歌は弱いと言われるフレディですが。真摯な歌には聴く者の胸を打つものがあって。
フレディもまた、カーティス達の力を借りながら。ブルースに対する思い、愛情を目一杯表現しているのです。
ソウルに、ファンクに寄り過ぎてるとの批評も少なくない様ですが。このフレディのブルース、嫌いじゃないです。
それにしても。このアルバムを聴くと。クラプトンや多くののギタリスト達がいかにフレディに影響されたか。
そのことがよく解ります。そして。逆にクラプトンなんかを意識してこのアルバムでのブルースになったかとも・・・

この感じ。
この気持ち。
また。
続くんだろうな。
居坐られちゃったな。

うだうだと。
ぐだぐだと。
追いかけ回して。
しがみついて。
這い蹲らされる。

ちょっと。
甘く見てると。
これだからな。
余裕を見せれば。
こうなっちゃうんだもんな。

面倒だな。
この感じ。
この気持ち。
でも。
嫌いじゃない。

思い通りに運ばない。
足元をすくわれる。
袖口を引っ張られる。
あらぬ方向から。
何かが飛んでくる。
思わぬところで。
石ころに躓く。
真直ぐに歩けない。
予定通りに進まない。

鬱陶しいな。
この感じ。
この気持ち。
でも。
嫌いじゃない。

どう付き合うか。
どう戦うか。
どうかわすか。
どうさばくか。
どう受け止めるか。
どう流してしまおうか。
そう。
どう変えられるか。
どう変われるか。

何にも無いより。
あるほうが。
何も起きないより。
起きたほうが。
楽しめる。

嫌いじゃない。



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