« 2013/06/30 Sun *時代 / Marianne Faithfull | トップページ | 2013/07/03 Wed *ブルースを / Various Artists »

2013/07/01 Mon *また新たに / Alexis Korner

20130701anewgenarationofblues


一つ。
消えては。
一つ。
生まれて。
また新たに。

終わったかなと。
思ったとたんに。
また始まってるって。
どんなもんだよと。
またなんだなと。

消し去った。
忘れ去った。
筈だったのに。
この感情は。
湧き上がってくるんだな。

週の初め。
月の初め。
季節の初め。
なにも。
生まれてこなくてもいいものを。

『A New Generation Of Blues』'68年リリース。
ブリティッシュ・ブルースの生みの父の一人、アレクシス・コーナー。
ブルース・インコーポレイテッドを率いていたコーナーの初めてのソロ名義のアルバム。
ブルース・インコーポレイテッド。チャーリー・ワッツもメンバーで。時にはブライアン・ジョーンズも参加して。
そのブライアン、エルモ・ルイスの演奏に度肝を抜かれて。ミック・ジャガーとキース・リチャーズが声をかけたと。
そんなローリング・ストーンズ結成の物語にも深く関わっていたアレクシスです。なんか歴史上の人物みたいで。
ストーンズ関係の本なんかでその名前は目にしていても。実際にその“ブルース”を耳にする機会なんて。
ストーンズを聴き始めた三十数年前には殆ど無くて。それからもなかなか出会いには恵まれなくて。
初めて聴いたのなんて。実際のところ、ここ十数年ほどのことじゃないかなと。うん。たぶん、そうだな。
だからストーンズより後に、その父親のサウンドを聴いたわけで。結構、新鮮だったりしたんですよね。
アレクシスって'28年生まれだそうなので。ストーンズとはおおよそ一回り少しの歳の差があったりします。
そうすると。ブルースやR&Bの前に、ジャズとかスキッフルの洗礼を受けてる世代ってことになるんですかね。
故にか。ストーンズなんかとはブルースやR&Bの受け止め方も違ってた筈で。その。なんだろう。
ストレートに影響されてるってよりも。あくまでジャズとかの発展形としての受け止め方だったのかなとか。
もしくは。どこまでいっても。ジャズからの影響とか、ジャズへの憧憬が最大で。次がブルースみたいなね。
このアルバムも。フルート&サックス奏者と、ピアニストがジャズ畑出身だって。その事実も大きいのでしょうが。
それ以上に。アレクシスのギターと歌声。そこに、その通奏低音に流れるものが決定してるものが大きいかなと。
ブルースの新世代として、新しいブルースを聴かせる。でもアレックスにとっては常に傍にあったものかもです。
弾き語りに。時に他の楽器が絡みつく。そんなアレクシスのブルース。独特の肌触りが癖になります。

一つ。
消えたのに。
一つ。
生まれくる。
また新たに。

終わらせたのに。
一息ついたとたんに。
もう始まってるって。
それはきついなと。
またなのかよと。

消し去っても。
忘れ去っても。
いつのまにか。
この感情は。
忍び寄ってくるんだな。

週の替わり。
月の替わり。
季節の替わり。
なにも。
生まれてこなくてもいいものを。

週の初め。
月の初め。
季節の初め。
週の替わり。
月の替わり。
季節の替わり。
なにも。
出てこなくてもいいものを。

また新たに。

憂いが。
翳りが。
ブルースが。
我が心に。
湧き上がる。
忍び寄る。
その実。
古くからの馴染ではあるけれど。

また新たに・・・



web拍手 by FC2

|

« 2013/06/30 Sun *時代 / Marianne Faithfull | トップページ | 2013/07/03 Wed *ブルースを / Various Artists »

001 British Rock」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188094/57713517

この記事へのトラックバック一覧です: 2013/07/01 Mon *また新たに / Alexis Korner:

« 2013/06/30 Sun *時代 / Marianne Faithfull | トップページ | 2013/07/03 Wed *ブルースを / Various Artists »