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2013/07/04 Thu *ドカンと / Albert King

20130704thebigblues


ドカンと。

でっかいのが。
重たいのが。
やって来た。
こいつはなかなか。
えらいことだと。

今まで。
来た中でも。
味わった中でも。
でっかいよなと。
重たいよなと。

どう。
向き合うか。
処するか。
なかなかに。
厄介だなと。

唯でさえ。
湿気のせい。
ばかりでもなく。
不快なことが。
多いんだけどなと。

ドカンと。

『The Big Blues』'62年リリース。
ボビン~キングへの録音からなるアルバート・キングの(恐らく)初めての単独アルバム。
「Don't Throw Your Love On Me So Strong」がR&Bチャートでそれなりのヒットになって。
アルバートのその存在がいよいよブルース界で頭角を現し始めたのがこの頃だったと。
トレードマークとなるフライングV、“ルーシー”を手に入れて。ホーンズも従えてと。
後にスタックス入りを果たして黄金期を迎える、そのアルバートのブルースが萌芽しています。
とにかく。豪快にスクィーズさせて、豪快にチョーキングかまして。豪快に薙ぎ倒してと。
ドカンとくる、そのブルース、その存在感に圧倒されます。真正面からぶつかってきます。
アップも、スローも。ストレートなブルース。そのストレートなところ、ひたむきなところ。
それが豪快で伸びやかなギターに乗って、聴いてるものの胸の奥まで突き刺さってくるのです。
後年に比べると線が細い、見得やハッタリが効いてないのですが。故に真直ぐに向かってくると。
見得や、ハッタリが効きまくりのスタックス時代が、よりアルバートらしいとは思うし、大好きなのですが。
この装飾のない。剥き出しの。それでいて十分にビッグなアルバートのブルースもいいのです。
そう、ビッグなんですよね。そのギター、そのブルースだけでなく人物そのものも豪快で。
メンバーには厳しく、指導もビシバシ。そのかわり面倒見も良くて、ギャラの払いも良かったんだとか。
機嫌を損ねると大変なんだけど。女性が側にいると上機嫌で。プロモータの要求も総てOKになっちゃうとか。
実際にかなりの巨体で“ルーシー”が小さく見えた記憶がありますが。豪快、親分肌、大きな人だったんですね。

ドカンと。

でっかいのが。
重たいのが。
降りて来た。
こいつはなかなか。
きついことだと。

今まで。
感じた中でも。
噛みしめた中でも。
でっかいよなと。
潰れそうだよなと。

どう。
闘うか。
潰せるか。
なかなかに。
面倒だなと。

間違いなく。
湿気のせい。
なんかではなく。
憂鬱なことが。
多いんのになと。

ドカンと。

ドカンと。
来たなら。
ドカンと。
返すしかない。
考えたって。
策を弄したって。
どうにもならない。

腹を決めて。
腰を据えて。
なるようになれと。
なるようになると。
豪快に。
大胆に。
正面突破。

ドカンと。
大きく。
受け止めて。
弾き返そう。
ほら。なんとかね。



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