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2013/07/22 Mon *向う側へ / The Doors

20130722doorsmono


さてと。
その。
扉を開けて。
その。
向う側へ。

答えは出ていない。
行き先も見えてはいない。
何故?
何の為?
さぁ。どうなんだろうね。

だけど。
いま。
扉を開けたいんだ。
その。
向う側を見てみたいんだ。

答えも。
行き先も。
理由も。
後から考えればいいし。
向う側にあるかもしれないし。

向う側へ。

『The Doors』'67年リリース。
'66年の秋に僅か数日間で録音され、'67年の1月に世に問われたドアーズの1stアルバム。
ジム・モリソンが以前から多くの詩を書き貯めていたこと。デビュー前のギグでライヴを積み重ねていたこと。
そのことにより短期間での録音が可能であったと言われています。それにしてもその集中力の結晶たるや。
これほどまでに混ざりものの無い、純度も、完成度も高い1stアルバムってのもそうはあるものではないと。
50年近い時を経ても。未だに褪せることからも、古びることからも、衰えることからも遠いところにあります。
ここらは当時流行のワウワウなどを使わせなったらしい、プロデューサー、ポール・ロスチャイルドの功績も。
ドアーズはどのアルバムも素晴らしい(の一言では表せないけど)のですが、その純度の高さでは一番かなと。
それ故に。ドアーズの核、本質、何を、何処を目指していたのか。それが明確に提示されてもいるかとも。
最高傑作とされる2ndアルバムにしても。このアルバムの成功による有形無形の影響は受けているでしょうし。
尤も、明確に提示と言っても。未だに言葉で説明できるでもなく、ただ単に漠然と輪郭が線を結ぶ程度で。
これから先、針を落とし続けても。その輪郭がどこまでハッキリ見えてくるか、自信は無いんですけどね。
ただ、ジムの視線、眼差し。そして、その見据えていたものを、徐々にだけれど感じられる様になったかなと。
それは何か?言葉にすると凡庸ですが。やはり向こう側、扉の向こう側だったんだなと。最初からそうだったと。
ミュージシャンであること、ロック・スターであること、ドアーズのジム・モリソンであること。
そんなことなど、些細なことでしかなく。最初から、こちら側には答えも行先も求めてはいなくて。
ドアーズは、そんなジムを向う側へ送り届ける為の船だったのではないか。そんな気がしてならないのです。
「Break On Through (To The Other Side)」の異様なまでの突き抜け方、突破力が象徴的に思えるのです。
ところで。当時の技術の限界で。ジムのヴォーカル以外は一つのチャンネルで一発録りだったて説もあって。
それ故なのかどうなのか。このアルバムのモノラルのアナログ盤の音質には異様な迫力があったりします。

さてと。
その。
扉を抜けて。
その。
向う側へ。

答えは解らない。
行き先も定かではない。
如何に?
誰の為?
さぁ。どうなんだろうね。

だけど。
いま。
扉を開けたいんだ。
その。
向う側へ踏み出してみたいんだ。

答えも。
行き先も。
理屈も。
後からどうにでもなるし。
向う側では必要ないかもしれないし。

向う側へ。

扉の前で。
いま。
躊躇う。
心を鼓舞してでも。
震える。
掌を抑え込んででも。

そのノブを。
回すんだ。
掴んだノブを。
放してはいけないんだ。
扉を開くんだ。
いま。

向う側へ。

例え、こちら側と同じだったとしても・・・



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