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2013/07/24 Wed *どちら側 / Blue Cheer

20130724outsideinside


外側から。
関わってるから。
見てるから。
解ることがある。
言えることがある。

内側から。
関わっていたから。
見てたから。
解ることもある。
言えることもある。

どちら側からも。
関わった。
だからこそ。
解る。言える。
それが武器になっている。

武器ではあるのだが。
外側。内側。どちら側。
時に居場所を。
見失いそうにもなる。
どっちつかずになってはいないか。

『Outside Inside』'68年リリース。
3人編成のアメリカン・ハード・ロック・バンド、ブルー・チアー。
「Summertime Blues」の史上最も暑苦しいカヴァーで知られる、そんなブルー・チアーの2ndアルバム。
知られると言うより、「Summertime Blues」しか知られてないってところかもしれません。
確かにあの「Summertime Blues」の暴力的とも言える暑苦しさは稀有で、傑作なのは言を俟ちませんが。
それだけじゃないんだぜと。他にもいいナンバー、いいアルバムはあるんだぜと。
このアルバムでも。その混沌とした暑苦しさ、異様な迫力に満ちたサウンドを聴かせてくれています。
一部のナンバーにはキーボードが加わっていて。ハードに、サイケに。これでもかと迫ってきます。
迫ってきますが。単なる直球勝負では無くて。じわじわと。にじり寄ってくる様なしつこさも感じられて。
このしつこさ、いやらしさ。それがブルー・チアーのサウンドを暑苦しいものにしてるのかなと。
ただ暑苦しんですけど。どこかカラッと突き抜けてるところもあって。大陸的なところはアメリカのバンドだなと。
「(I Can't Get No) Satisfaction」のカヴァーもやってて。その突き抜けた感じはなかなかやるじゃんって感じです。
アルバート・キングの「The Hunter」もあって。こちらは逆に思いっきり混沌とした感じで迫ってきます。
この幅広い表現力、消化してしまうところ。そこにバンドとしての底力みたいなものが表れてます。
「Summertime Blues」が好きなら、このアルバムなんかも聴いても損は無いんじゃないかなと、そう思います。
変形ジャケットで、内ジャケがカッコ良かったりするので。アナログ盤を探す価値は十分にある一枚です。

外側に。
立っているから。
入ってないから。
解ることがある。
言えることがある。

内側に。
立っていたから。
入っていたから。
解ることもある。
言えることもある。

どちら側にも。
立っていた。
だからこそ。
解る。言える。
それが売りになっている。

売りではあるのだが。
外側。内側。どちら側。
時に立ち位置を。
間違えそうにもなる。
どっちに立っていればいいのか。

外側。
内側。
どちら側。
どちらにも。
どちらでも。

面白さがある。
楽しめる。
やれる。
なんとかなる。
なんとでもできる。

外側。
内側。
どちら側。
どちらにも。
どちらでも。

立っていられる。
関われる。
そいつで。
身を助けてる。
飯の糧になっている。

外側。
内側。
どちら側。
でも。そろそろ。
落とし時。

外側。
刺激的だけど危うくて。
内側。
安らぐけど退屈で。
どちら側?



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