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2013/08/01 Thu *八番目の / J.J. Cale

20130801eight


毎日毎日。
暑い暑いと。
ぼやいていたら。
あっという間に。
八番目の月になっていた。

八番目だと。
おいおい。
ついこの間まで。
四番目か六番目。
そんなもんじゃなかったか。

十二のうちの。
八番目だからね。
随分ときちまったもんだ。
こいつは少し急がないとも思うけど。
この暑さじゃやな。

八番目の。
その月の。
始まりも。
急がば回れだと言い訳しながら。
ぼちぼちと歩き出す。

『#8』'83年リリース。
先月惜しくも亡くなったオクラホマはタルサの吟遊詩人、J.J.ケイル。
そのケイルのタイトル通り8枚目のアルバム。デビューから12年で8枚目。
当時から既に寡作だと言われてましたが。オリジナル・アルバムは結局42年で14枚だそうですから。
この頃まではそれなりにコンスタンとに活動してたんだなと。まぁ、今とはシーンそのもののペースも違いますが。
何かと言うと。クラプトン等のお蔭で快適な印税生活でマイ・ペースな活動が出来たと言われますが。
事実。一説では'80年代は電話もないトレイラーに住んで放浪生活をしていたそうですからね。なるほどと。
他の誰にも真似の出来ない、緩く、渋く、レイドバックした歌、ギター、サウンドはそのなせる技かなとも。
なんとも繊細で抑えの利いたギター。決してテクニシャンではありませんが、その“間”が心地良く。
またよく聴くと実は表情豊かで雄弁で。朴訥とした呟くかの歌声を実にいい具合に補完しているんですよね。
しかもケイルの場合。歳を重ねてこうなったんじゃなくて。デビューの頃から既にこのスタイルでしたからね。
その変わらなさぶりと同時に。30代になりたてでこの世界を完成させて、その住人だったことに驚かされるかな。
自らも30代でやるにはジジイの音楽だった。70代になってようやく年相応になったと語っていたそうです。
走り過ぎだ、焦ってる。そう感じた時。ケイルのアルバムを聴きたくなるんですよね。ある意味、憧れの人ですね。
ところで。スタジオのエンジニアとしても働き。前述のトレイラーにも録音設備は搭載していたケイル。
イメージとは異なり。実は常に最新の録音技術には気を配っていたんだとか。言われてみると、このアルバム。
ケイルにとって初のデジタル録音なんですが。合わないどころか、クッキリした音像がいい塩梅なんですよね。

毎日毎日。
あまりの暑さに。
早くもバテてたら。
あっという間に。
八番目の月がやってきた。

八番目だと。
やれやれ。
ついこの間まで。
四番目か六番目。
その辺りじゃなかったか。

十二のうちの。
八番目だからね。
随分と残りもすくないなと。
こいつは少し慌てなきゃとも思うけど。
この暑さだからな。

八番目の。
その月の。
始まりも。
急いては事をし損じると言い訳しながら。
ぼちぼちと転がり出す。

八番目の。
その月の。
始まりは。
いつもと同じ様でいて。
少し異なる気配もあって。

八番目の。
その月の。
始まりも。
いつもと同じに迎えながら。
少し異なる感触もあって。

八番目の。
意味するところ。
なってしまった。
来てしまった。
その事実の重さ。

そんなことを。
考えるとはなしに。
考えて。
陽炎の先を。
思ってみたりもするのです。

八番目の・・・ね。



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