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2013/08/09 Fri *宵越し / Ian Hunter

20130809overnightangels


事にも。
よるけど。
まぁ。
大体は。
一晩寝れば。

忘れられる。
否、忘れちゃう。
大体は。
どんな事も。
その程度。

その程度しか。
起きてないのかって。
思いもするが。
その程度だから。
いいんだろうとも。

ところがさ。
稀にさ。
宵越しでも。
目覚めても。
忘れられない。
消えてはくれない。
そんな事もある。

『Overnight Angels』'77年リリース。
イアン・ハンターの3枚目のソロ・アルバム。
尤もアルバム・タイトルのオーバーナイト・エンジェルスってのはバンド名で。
アール・スリック等も参加したバンドの1stアルバムって意識だったみたいです。
それでもイアン名義になってるのは、レコード会社側の意向なんですかね。
まぁ、イアン・ハンター、モット・ザ・フープルの名前ってのは英国では“効く”でしょうからね。
さて。プロデューサーはロイ・トーマス・ベイカーで。そのせいだけでもないでしょうが。
サウンドだけ聴いてると。そう。クイーンに通ずるものもかなりあるかなと。
イアンもフレディ・マーキュリーも演劇的な、ドラマティックな歌唱を得意とするってとこでは似てるしね。
ロイの狙いはそこだったのかな。でもパンクの時代だし。イアンに求められているものも違うかなと。
イアンはもっと暴力的でロックンロールで。とか言いつつ。イアンの歌い上げるバラードも好きなんですけどね。
イアンって。胡散臭くて、ハッタリ利かせてナンボで。そのくせ、間違いなくリリカルでセンチでね。
その二面性を表すにはバラードも必要かと。ただこのアルバムは、それにしてもサウンドが装飾過多かな。
A面に佳曲が多くて。頭の「Golden Opportunity」なんてのは、なかなかカッコいいロックンロールで。
それこそモットでやっててもいい様なナンバー。続く「Shallow Crystals」で朗々と歌い上げて。
テーマ曲「Overnight Angels」へと。そのドラマチックながら胡散臭さプンプンなところ。いいなぁ、イアンだなぁ。
そもそも“宵越しの天使”なんてタイトル、バンド名。普通はつけないな。そのセンスもね、好きなんです。

時にも。
よるけど。
まぁ。
大体は。
一晩寝れば。

消すことができる。
否、消えちゃう。
大体は。
どんな時も。
その程度。

その程度でしか。
過ごしてないのかって。
思いもするが。
その程度だから。
いいんだろうとも。

ところがさ。
稀にさ。
宵越しでも。
目覚めても。
忘れられない。
消えてはくれない。
そんな時もある。

一晩経った。
目覚めた。
それなのに。
忘れられない。
消すことができない。

未だ。
鮮明に。
未だ。
生々しく。
否、より一層。

迫ってくる。
誘ってくる。
手を伸ばしても。
届かないところで。
笑ってる。

宵越し。
目覚めて。
頭の中で。
天使が。
悪戯っぽく微笑んでる。

やれやれ。



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