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2013/08/10 Sat *季節 / Ike And Tina Turner

20130810outtaseasons


暑いのも。
蒸すのも。
クラクラするのも。
悶々とするのも。
それは総て。

汗かくのも。
止まらないのも。
頭痛いのも。
心定まらないのも。
それは総て。

季節。
この季節。
だから。
だよな。
だから総て。

過ぎれば。
移りいけば。
終われば。
スッキリする。
解決する。

だといいのだが。

『Outta Seasons』'69年リリース。
白塗りのジャケットも強烈な印象を残すアイク・アンド・ティナ・ターナーのアルバム。
この時点で十年選手。幾多のレーベルを渡り歩いてきたアイク・アンド・ティナ・ターナーです。
このアルバムは新興だったブルー・サムへ移籍しての第一弾となるアルバムで。
レーベルのカラーも意識したのか。ブルースへと原点回帰しています。アイクが弾きまくってます。
アイクと言えば。ティナの再ブレイク後はすっかりティナを苛めた最低の暴力亭主ってイメージで。
まぁ、実際に女性関係のだらしなさと、金銭関係のがめつさは相当なものだった様ですが。
ミュージシャン、ギタリストとしては。かなりの才人、達人だったことは知る人ぞ知るところです。
(知る人ぞ知るに止まってるところが問題なんだよなと思いますが・・・)
そのアイクのブルース・ギターが全編に渡ってフューチャーされていて。なんともいい味を出しています。
地味に渋くカッティングしてたりするのですが。いいんですよね。なかなかの名人芸です。
インストもあるのですが。惹き込まれます。アイクのルーツ、本来の志向を窺い知ることも出来そうです。
まぁ、あの“季節”がそれを許さず。勿論アイクの野心もあってロックに接近していったのでしょうが。
このアルバムの様なブルースなアイク・アンド・ティナ・ターナーも好きなんですよね。
とは言え。ティナが歌えば。そこはもう。エロティックでセクシーでと。それは変わることはなくて。
やっぱりティナのこのエロさがあってこそのアイク・アンド・ティナ・ターナーではあります。アイクの絡みも、ね。
その白眉があの「I've Been Loving You Too Long」です。エロさだけでオーティスを凌駕してたりします。
ライヴだとより粘着質で。もろで。それはそれですが。このヴァージョンのより凝縮されたエロさも魅力的です。

熱があるのも。
抜けないのも。
幻影が見えるのも。
煩悩が沸き上がるのも。
それは総て。

いくら冷やしても。
醒めないのも。
幻聴が囁きかけるのも。
劣情に流されそうになるのも。
それは総て。

季節。
この季節。
だから。
だよな。
だから総て。

過ぎれば。
移りいけば。
終われば。
サッパリと。
消えてなくなる。

だといいのだが。

この。
暑さ。
だけでなく。
体も。
頭も。
心も。
もう。
ずっと。
このままじゃないのかと。

それでは困る。
そんな筈はないと。
季節のせいにしながらも。
体も。
頭も。
心も。
もう。
ずっと。
このままでもいいのじゃないかと。

西瓜に。
噛り付きながら。
季節。
なんてものを。
思ってみたりする。



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