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2013/08/18 Sun *脱ぎ捨てる / Be-Bop Deluxe

20130818bebopdeluxe


あれも。
これも。
なにもかも。
思い切って。
脱ぎ捨てる。

あれも。
これも。
なにもかも。
必要ないと。
決めてしまう。

そうすれば。
身軽になれる。
なにもかも。
そんなものだと。
思い定めてしまう。

できればね。
どんなにか。
楽だろうと。
解ってるんだけど。
解っててもね。

どうしても。
脱ぎ捨てられない。
決められない。
思い定められない。
ならば。

いっそ。
斧でも。
振るって。
無理にでも。
削いでしまおうか。

『Axe Victim』'74年リリース。
ミック・ロックによる骸骨ギターのジャケットも印象的なビー・バップ・デラックスの1stアルバム。
当時の邦題は『美しき生贄』でした。まぁ、神秘的な雰囲気を纏わせ、漂わせることにはなってるかな。
リーダーのウィリアム(ビル)・ネルソンの嗜好か。内ジャケにはジャン・コクトーの詩が載っていたりして。
耽美的、退廃的。もろにグラム・ロックって感じですが。そのサウンドは存外にハードだったりします。
ネルソン自身も。よりポップなサウンドを求めていたらしく。このアルバム以外はグラム・ロックでは語れないかな。
まぁ、そもそもグラム・ロックなんてジャンル自体が、特定のサウンドを指していたわけではないみたいですし。
英国ではグリッター・ロックと呼ばれて。メイクしたり、コスチューム着てれば何でもグリッター・ロックだったと。
パブをサーキットしていれば何でもパブ・ロックってのと相通じるものがあったりして。それは違うか。
さて。ビー・バップ・デラックス。そのサウンドをハードにいてるのはネルソンのギターで。弾いてるんですよね。
それこそジミヘンがアイドルだったんじゃないかなって思わされるくらいです。久し振りに聴いて改めて感じました。
で、ハードに弾いてるのにクールなんですよね。なんか余計なものが何も無いって感じかな。
ストリングスを配した流麗なナンバーもありますが。全体的に明るくなり過ぎないのはそのギターによるものだと。
それが自然に生み出されたものなのか、計算された結果だったのか。そこは解らないのですが。
骸骨ギターの如く。あれも。これも。なにもかも。思い切って脱ぎ捨てた、削ぎ落とした結果なのかなと。
故に。そのギターと共にメロディーがグラム云々抜きにして、真直ぐに届いてくるところがね、好きかもです。

あれも。
これも。
なにもかも。
脱ぎ捨てたいのに。
できない。

あれも。
これも。
なにもかも。
必要ないと決めたいのに。
できない。

そうすれば。
身軽になれるし。
なにもかもそんなものだと。
思い定めたいのに。
できない。

できればね。
すぐにでも。
楽になれると。
解ってるんだけど。
解っててもね。

どうしても。
脱ぎ捨てることも。
決めることも。
思い定めることも。
できない。

ならば。
斧でも。
振るって。
無理にでも。
削いでしまおうか。

何も考えず。
一思いに。
振りおろし。
あれも。
これも。
なにもかも。

削いでしまえば。
脱ぎ捨てられるか。
必要か。
考える必要もなくなる。
身軽になって。
そんなもんになってしまう。

そいつが。
手っ取り早いと。
それしか。
ないと。
解ってるんだけど。
解っててもね。

脱ぎ捨てる。

その最初の一振りが難しい。



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