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2013/08/20 Tue *十年 / Ten Years After

20130820goinhome


十年。

十年前。
その頃には。
まさか。
この様に。
なるなんて。

思いもしなかった。
思ってもみなかった。
生来の。
根無し草にして。
風来坊。

なによりも。
天邪鬼で。
我侭で。
飛びっきりの。
エゴイスト。

それが。
こんな気持ちを。
抱く様になるなんて。
そんな場所や相手が。
できるなんてね。

『Goin' Home !』'75年リリース。
アルヴィン・リー率いるブリティッシュ・ブルース・ロック・バンド、テン・イヤーズ・アフター。
そのテン・イヤーズ・アフターの'68年~'70年の音源から編集されたベスト・アルバム。
目玉はレーベルを超えて収録された伝説のウッドストックでの「I'm Going Home」だったのかな。
今じゃすっかり過去のバンド、過去の人のテン・イヤーズ・アフター、アルヴィン・リーですが。
自分のちょっと上の世代のロック・ファンにとっては特別なバンドで、ギター・ヒーローだったんですよね。
アルヴィンの速弾きは凄いんだぜって。色んな人に散々聞かされた記憶があって。
それも必ず皆判で押した様にウッドストックの「I'm Going Home」は聴かなきゃ駄目だって話で。
なんか。実際に聴く前に耳たこ状態になっちゃって。すっかり聴いた気になっちゃて。
本当に聴いたのは随分後になってからだったんじゃないかな。それこそすっかり忘れた頃に思い出した様に。
勝手にイメージが出来上がっちゃってたこともあって。初めは、あれっと。こんなものなのと。そんな感じで。
そんなに速くもないし。なんか同じ様な感じの曲ばっかりだしと。まぁ、その辺りは今もあまり変わってなくて。
だけど。聴きつづけると。癖になると言うか。惹きつけられると言うか。引力の様なものは確かにあって。
それはアルヴィンのひたむきで一途な熱量みたいなもので。その正直さ、熱さに焦がされる瞬間はあって。
その集大成が結局ウッドストックの「I'm Going Home」で。その爆発による瞬間最大風速に皆やられたんだなと。
結局、そのバンド名に込められた願いも叶わずに10年も持たずに解散してシーンから姿を消しましたが。
「I'm Going Home」その1曲、その熱演を伝説とした。それだけでも十分な存在証明だったのだと思います。

十年。

十年後。
その頃も。
変わらずに。
同じ様に。
いるのかな。

根を張って。
風にも乗らず。
思いもしなかった。
思ってもみなかった。
この状況を。

天邪鬼なりに。
我侭なエゴイストなりに。
それなりに。
受け入れたまま。
楽しんでいるのかな。

そうだな。
この気持ちを。
抱き続けたままで。
そんな場所や相手を。
思ったままなのかな。

十年。

十年後なんて。
わかりはしない。
十年前だって。
わからなかったんだから。
わかっても困るしな。

十年。

十年なんて。
あっという間で。
長くもあって。
流れてはいけるけど。
続けるのは難しくて。

どうなってるか。
どうしているか。
その時が来たら。
思い返してみれば。
それでいいかな。

さぁ。
今は。
今日は。
今日も。
速く家へ帰ろう!



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