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2013/08/21 Wed *多種多様 / Cockney Rebel

20130821cockenyrebel_2


様々に。
数多く。
集ってくる。
蠢いている。
纏まっている。

その。
多種で。
多様な。
顔ぶれこそが。
魅力で。武器で。

それは。
変わりはないと。
思うのだが。
中に入ってみると。
意外とね。

多種多様。
その個性。
その多義性。
活かし続ける為には。
何かが崩れ始めてる。

『The Human Menagerie』'73年リリース。
才人スティーヴ・ハーリー率いるコックニー・レベルの1stアルバム。
当時の邦題が『美しき野獣の群れ』だったとか・・・グラムですねぇ。
ハーリー、デビュー前はジャーナリストの職にありながら大道芸人もやってたとか。
そんなハーリーならではの世界観をロックで表現する為に結成されたのがコックニー・レベルでした。
その為にオーディションを行って。電気ヴァイオリン奏者も含むメンバーを集めたんだとか。
その拘った世界、サウンド。哀感漂い、耽美的であり、退廃的でもありと。
その香り故か。地元英国を始めとして欧州ではかなりの人気を博したとか。そうだろうなぁ。
メロディーはポップなナンバーも、どこか翳りがあって少しひねくれていて。実に英国的、欧州的ですからね。
ここらを受け入れられるかどうかで。好き嫌いが分かれるかな。自分は大好きなんですけどね。
「Sebastian」なんて美しい哀愁漂う名曲で。琴線に触れ、胸に募るものが尽きません。
その「Sebastian」を始めとして人命をタイトルに含むナンバーが数曲あって。
アルバム・タイトルも人間動物園(サーカス)ってところですから。多種多様な人間社会の悲喜こもごも。
それこそがハーリーの描きたかった世界なのかなと。まさにジャーナリスティックでシアトリカルで。
今も司会や芝居の世界で活躍しているハーリーらしいなと思います。
次作の制作後にハーリー以外のメンバーは殆ど脱退。バンド名にもハーリーの名前が冠されてと。
当然の帰結とは言え、徐々にソロ・プロジェクト化してしまったコックニー・レベル。
ハーリー以外のメンバーの存在、その個性の多義性を感じられた数少ないアルバムと言えるかもしれません。

様々に。
数多く。
集ってはいる。
蠢き続けてはいる。
纏まってはみせている。

そう。
多種で。
多様な。
顔ぶれであること。
確かに。違いなく。

それは。
変わりはないけれど。
思うほどには。
機能しなくなっている。
意外だが。

多種多様。
その個性。
その多義性。
再び輝かせる為には。
何かが欠けている。

多種であること。
多様であること。
多義であること。
個性に溢れていること。
素晴らしく。

なんだけど。
多いが故に。
その思うところ。
その目指すところ。
一つになれなくて。

思うところ。
目指すところ。
それまでも。
あまりにも。
多くなり過ぎてる。

多種多様。
その素晴らしさ。
裏返しの。
その脆さ。
目の当りにしている。

なんとかね。
少しでも。
活かし続ける。
再び輝かせる。
力になれればとは思うのだけれど。

取敢えず。
流れを整理して。
低きに流れるのを堰き止めて。
その辺りから。
大きなお世話かもしれないけどさ。

その。
個性。
多義性。
多種多様。
好きだからね。



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