« 2013/08/25 Sun *戻ってみる AC/DC | トップページ | 2013/08/27 Tue *いつでも、どこでも、誰が相手でも / Otis Redding »

2013/08/26 Mon *異種格闘技戦 / Aretha Franklin

20130826arethaatfillmore


こいつは。
どうにも。
こうにも。
ややこしく。
なりそうで。

話も。
相手も。
勝手も。
何から何まで。
違いそうで。

それでも。
どうやら。
ここで。
きっちり。
かたつけとかないと。

積み上げてきたものが。
練ってきたものが。
画いてきたものが。
水泡に帰しそうで。
ならば危険な賭けにでるしかないと。

ここはひとつ。
異種格闘技戦ではあるけれど。

『Live At Fillmore West』'71年リリース。
シスコはフィルモア・ウェストで収録されたアレサ・フランクリンのライヴ・アルバム。
フィルモア・ウェスト。言わずと知れたロックの殿堂です。そこへ乗り込んだアレサです。
観衆は白人が殆どだったとか。アウェーでの一戦・・・と言うか異種格闘技戦ですよね。
プロデューサーのジェリー・ウェクスラーが仕掛け人だったみたいですが。
いい度胸と言うか、博奕打ちだなぁと。いくら既にアレサがレディ・ソウルとして頂きに立っていたとしても。
何もロックの殿堂で白人を前にしたライヴで勝負しなくてもいいだろうと。他に相応しい環境はいくらでもと。
恐らくはソウルの世界に止まらずに、より広い世界へアレサを羽ばたかせる為の大勝負をかけたんでしょうね。
そして間違いなく。この大勝負に、大博打に勝てると、アレサならやってくれるとの確信があったんだろうなと。
で、見事に応えてみせて。その確信以上のものを披露してみせたアレサだったりします。
その歌声、その熱さ、その存在感、その魂。ただただ凄いの一言に尽きます。圧倒されます。素晴らしいです。
その歌に、歌声になにものかが宿ることがあると。そんなことがあるんだと感じさせられます。とんでもないです。
最初は圧倒されていた観客が、だんだんとその歌声にのせられて心奪われて熱狂していく様が感じられます。
ウェクスラーが仕掛けた異種格闘技戦。堂々と正攻法の闘い方で圧勝したアレサの凄さ、素晴らしさ。
聴いてるだけで鳥肌立ちます。もしその場にいたりしたら。それこそ正体失ってるだろうなと。いたかったな。
キング・カーティスに、コーネル・デュプリーに、ビリー・プレストンに・・・なんて面子によるバックも御機嫌です。
レイ・チャールズがゲストで登場して。なんと豪華な夢の競演の実現なんて飛び道具も用意されてますが。
夢は夢で、これもまた凄いのですが。個人的にはちょっと過剰かな。アレサだけで十分でしょって気もします。
三日間に渡った公演総てが録音されていて。何年か前に拡張版(完全版?)のCDも作られましたが。
アレサと真摯に向き合おうと思ったら。オリジナルのこのアルバム。それだけで精一杯だなぁ。ほんと凄いから。

これ以上。
どうにも。
こうにも。
ならなくなる。
その前に。

話も。
相手も。
勝手も。
違うってんなら。
とっとと矛先変えて。

そいつらを。
どうしても。
ここらで。
きっちり。
しめちまわないと。

積み上げてきたものを。
練ってきたものを。
画いてきたものを。
無駄にはさせたくないので。
ならば危険を承知でやるしかないと。

ここはひとつ。
異種格闘技戦ではあるけれど。

どうしたって。
勝たなきゃならないってのは。
どのみち変わらないし。
目指す先も変わらないし。
ならば薙ぎ倒し進むだけ。

圧勝する自信も。
勝てるって確信も。
あるわけでは無いけれど。
答えはこの手の内にある。
ならば正攻法で挑むだけ。

ここはひとつ。
異種格闘技戦ではあるけれど。

この身一つ。
この思い一つ。
そいつに賭けて。
自分なりの闘い方で。
挑んでみるしかないんだな。



web拍手 by FC2

|

« 2013/08/25 Sun *戻ってみる AC/DC | トップページ | 2013/08/27 Tue *いつでも、どこでも、誰が相手でも / Otis Redding »

004 Soul,Funk,Jazz」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188094/58090950

この記事へのトラックバック一覧です: 2013/08/26 Mon *異種格闘技戦 / Aretha Franklin:

« 2013/08/25 Sun *戻ってみる AC/DC | トップページ | 2013/08/27 Tue *いつでも、どこでも、誰が相手でも / Otis Redding »