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2013/09/10 Tue *黒と青の間 / The Rolling Stones

20130910blackandblueukoriginal


黒と青の間。

ある日。
世界の片隅に。
視界の端に。
心の辺土に。
生まれるもの。

静かに。
密かに。
そして。
確実に。
広がっていく。

気づくと。
囲まれ。
覆われ。
閉ざされ。
そこに独り。

闇。
どこまでも黒く。
虚無。
どこまでも果てしなく。
どこまでも。

『Black And Blue』'76年リリース。
ロン・ウッドをメンバーとして迎えたローリング・ストーンズのアルバム。
しかし。所謂グレート・ギタリスト・ハントを行いながら録音されたので。
ロニー以外にもウェイン・パーキンスとハーヴィー・マンデルが参加したナンバーも。
ミック・テイラーの後任なんてロニー以外に考えられないだろって感じですが。
ロリー・ギャラガーやウィルコ・ジョンソン、果てはジェフ・ベックも候補だったとか(?)。
キースなんかは端からロニーに決めてた様な気もするんですけどね。どうなんだろう。
さて。テイラーが抜けたこともあって。そのグルーヴが一変したこのアルバム。
そのグルーヴが、黒さが、独特のうねりが、要はファンキーなところが。
初めて聴いた時は違和感あって。苦手だったんですよね、実のところ。困ったなと。
どう反応したら、どう乗ったらいいんだろうと。やばいな、ついていけないってことは、それは。
自分はストーンズ聴いちゃいけないってことじゃないかとか思ったりもして。
ソウルもファンクも未体験の頃ですから。「Hot Stuff」も「Hey, Negrita」も「Melody」も参ったなと。
結構長い間、苦手だったかも。当時の自分にとっては黒すぎたのかな。
で、ソウルとかファンクも聴く様になって。知らないうちに自分の感覚も変わっていったのか。
ある時、針を落としたら。あれ、なかなか心地良いじゃんってなって。
聴き続けてたら、これは御機嫌じゃないかと。真っ黒じゃなくて、青みがかった黒ならいけるかななんてね。
ブルー・アイド・ソウルって呼ばれるヴォーカリストに惹かれる様になったのもそれからかもですね。
この頃では。いまのストーンズにこのアルバムの黒さがあればなんて思ったり。勝手な話ですが。

黒と青の間。

またある日。
世界の片隅で。
視界の端で。
心の辺土で。
萌すもの。

微かに。
僅かに。
しかし。
確実に。
塗り替えていく。

未だ。
囲まれ。
覆われ。
閉ざされ。
独りではあるけれど。

闇。
黒さ揺らぎ。
虚無。
その果て朧に。
どこからか。

埋まらないものがある。
埋められないものがある。
埋められたくないものがある。
闇は消えず。
虚無も去らず。

それでも。
萌し。
揺らぎ。
朧にも。
変わろうとする。

黒と青の間。

そこにいま立っている。
そこでいま見上げている。
そこでいま思っている。
そこでいま感じている。
そこでいま・・・

黒と青の間。

明けない夜の中で。
夜明を待っている。



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