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2013/10/20 Sun *我慢できない、耐えられない / Stevie Ray Vaughan And Double Trouble

20131020couldntstandtheweather


この天気。
この空気。
遮られて。
やり込められて。
どうにも。こうにも。

前に進めない。
何処にも行かれない。
なんだかな。
あれも。これも。
今日はやれそうもないな。

慌てない。慌てない。
一休み。一休み。
なんてことなのかな。
でも。やりきれないな。

溜まるんだよな。
堪えるんだよな。
なんだかな。
溢れ出しそうだな。
爆発しそうだな。

できればいいな。

『Couldn't Stand The Weather』'84年リリース。
『テキサス・ハリケーン』の邦題でも知られるスティヴィー・レイ・ヴォーン&ダヴル・トラブルのアルバム。
デヴィッド・ボウイの『Let's Dance』の追い風も受けてこの2ndアルバムで一気にブレイクしたと。
そんな印象が強かったりします。MTVでもよく流れてたかな。似合って無かったけど。
いや、もう。とにもかくにも。熱い。激しい。吹き荒れてます。そのカッコいいことといったら、もうね。
針を落とした瞬間にレイ・ヴォーンのギターの風雨に曝され、その瞬間最大風速に吹き飛ばされてと。
ブルース・ギター、ロック・ギターのカッコ良さをあのくだらない'80年代に高らかに証明してみせた。
それこそがレイ・ヴォーンの最大の功績だったのかなとも思います。ブルースを復興させたと言われますが。
その実。ロックにおけるギターの重要性、その有効性を再認識させたのもレイ・ヴォーンだったと。
1stアルバムから音楽性が格段に広がった感もあるこのアルバム。ブルースの枠に囚われずに。
ロックしている、ハード・ロックしているナンバーの切れ味の鋭さ、そのスピード感・・・堪りません。
まぁ、その辺りは純粋なブルース・ファンからするとあまりにも饒舌に感じられて好まれないのかな。
でも、決してテクニカルなだけじゃなくて。一つ一つのフレーズに、その音に色気があって。
その色気の滲み方、溢れ方がブルースだなぁと個人的には感じるし、好きなんですけどね。
要はロックであろうとブルースであろうと。ブルースじゃなかろうと。そんなことは問題にならないくらいに。
それほどに。レイ・ヴォーンのギターは、存在は圧倒的だってことなんですけどね。それだけに。
立ち向かうには。聴き通すには。それなりの覚悟と体力を必要とされたりもするのですが。それもまた魅力かな。
「Voodoo Chile (Slight Return)」をカヴァーしてますが。見事に消化して自分のものにしてるのも流石だなと。

この天気。
この空気。
覆われて。
閉じ込められて。
いかんとも。しがたく。

進むに進めない。
何処へも行けそうもない。
なんだかな。
あれと。これと。
今日は諦めるしかないかな。

慌てない。慌てない。
一休み。一休み。
そういうことなのかな。
でも。やるせないな。

溜まるんだよな。
堪えるんだよな。
なんだかな。
溢れ出しそうだな。
爆発しそうだな。

できればいいな。

この天気。
この空気。
だけじゃなく。
なにものかに。
なにもかもに。

遮られて。
覆われて。
やり込められて。
閉じ込められて。
そんな気分の時。

そんな一日。
そんな夜。
我慢できない。
耐えられない。
このままじゃ。

慌てずにとか。
一休みとか。
どうにも。こうにも。
我慢できない。
耐えられない。

一気に。
溢れ出して。
爆発して。
ぶち破れたらいいな。
できればいいな。

雲は厚そうだけど。
嵐は激しそうではあるけれど。



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