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2013/11/13 Wed *魂の示し方 / William Bell

20131113thesoulofabell


思うところ。
考えるところ。
目指すところ。
そんなもの。
誰にでもあるだろう。

その。
自らの。
心の。
魂の。
声に耳を傾けながら。

歩かなくちゃ。
転がらなくちゃ。
駄目なんだよね。
そんな。
突き動かされるものがなくちゃ。

何も。
始まらない。
何も。
できない。
何処にも。
辿り着けない。

『The Soul Of A Bell』'67年リリース。
メンフィス・ソウルの始祖とも言われるウィリアム・ベル。
'50年代から活動していたものの。なかなか芽が出ずに。
ルーファス・トーマスのコネでスタックスに入社して。
そこで花開き。「You Don't Miss Your Water」が南部中心に売れて。
メンフィス・ソウル最初の、そしてアトランティック配給となったスタックスの。
その最初のヒット曲ともなったと。言わばスタックスの救世主でもあったと。
ところが。徴兵されて。暫くの間ブランクが出来てしまって。
その間にスタックスの看板シンガーはオーティス・レディングになってたと。
それでも「Everybody Loves A Winner」をヒットさせて。
遂にこの初めてのアルバムのリリースに漕ぎ着けた訳ですが。
アルバム・タイトルに。その意地と矜持が示されてる様に思うのは考え過ぎかな。
ベルの歌声はどこまでも甘く。優しく。激しくシャウトしたりすることはなく。
それがベル自身、そしてブッカー・Tとの共作によるスロー・バラードにぴったりなんですよね。
あまりに理性的に過ぎて。破綻がなくて。面白みに欠けるとも言われますが。
(確かに。アップ・テンポのナンバーはスロー・バラードに比較すると落ちるかな・・・)
そこに熱さが、魂がないかと言うとそうでなく。表し方、示し方が異なってるだけかなと。
その思いを内に秘めた端正な歌声。それがベルのソウルなんだなと。それもソウルだよねと。

思うところ。
考えるところ。
目指すところ。
そんなもの。
俺にだってあるんだな。

その。
自らの。
心を。
魂を。
声に出しながら。

歩いているんだ。
転がっているんだ。
そりゃそうだ。
だって。
突き動かすものがあるんだから。

だから。
始まるんだ。
だから。
できるんだ。
だから。
辿り着けるんだ。

そうは。
見えない。
そうは。
思えない。
そうかもね。

でも。
それは。
魂の示し方。
それが。
違うだけ。

殊更に。
声高に。
激しく。
主張するだけが。
術ではない。

寄って。
集まって。
従って。
動くだけが。
総てではない。

魂の示し方。

人は人。
自分は自分。

魂の示し方。

今は内に秘めて。
それでいい。



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