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2013/11/19 Tue *航跡 / Mott The Hoople

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あの時。
描いた。
その航跡。
今も。
消え去らずに。

故に。
何度か。
袂を分かちながらも。
どこかに。
思いが残り。

ふとした。
事で。時に。
また再びと。
その航跡の。
続きをと。

口には出さずとも。
共振している。
共鳴している。
乗りませんかと。
乗ってもいいですかと。

『Mott The Hoople Greatest Hits』'76年リリース。
ロックンロールの黄金戦艦、モット・ザ・フープルの航跡が記録されたベスト・アルバム。
波乱に富んでいたその航海の様が1枚のアルバム、全10曲に凝縮されています。
アイランド時代は芽が出ずに。一旦は解散を決意。デヴィッド・ボウイが救いの手を差し伸べて。
CBSへ移籍して花開いたと。そのCBS時代のヒット曲、代表曲が網羅されていますが。
バイオレンスとまで形容され、荒々しかったと言われるライヴでのイメージとは異なって。
華麗で劇的でありながら。繊細で切なくさえあるのがモット・ザ・フープルの世界、真骨頂で。
やはりそこには。看板役者であったイアン・ハンターの個性、感性なのかなと。
享楽的なロックンロール・ライフを歌いながらも虚無感を漂わせたり。
崩壊に向かうバンドの様子を感傷的に、しかし同時に傍観者的に描いてみせたりと。
ハンターって。ジャーナリズムとか演劇を志向していたんだったかな。
扇動者として、看板役者として抜群の存在感を発揮しながら。冷静に俯瞰してみせる批評家としての顔を持ちと。
そんなハンターの二面性が。モット・ザ・フープルの唯一無比の個性を形成したんだろうなと。
勿論、そのハンターの描く物語に様々な色を付けて脚色し膨らませていったメンバー達。
その個性豊かな“乗組員”達の存在あってこそ。黄金戦艦足りえたんですけどね。
個性豊かなだけに。纏めるのも大変だったろうなと。それでメンバー・チェンジも結構あったんだろうなと。
その中でも。ミック・ラルフス、アリエル・ベンダー、そしてミック・ロンソンの3人のギタリスト。
ラルフスはハンターと反目して脱退。ベンダーはハンターにより解雇。ロンソンはハンター以外とはそりが合わず。
結局最後まで波乱続きの航海だったってことなんですけど。その輝きは今も褪せてないんですよね。

あの時。
遺した。
その航跡。
今も。
続いている。

故に。
何度か。
航路から外れながらも。
どこかに。
心が残り。

ふとした。
事で。時に。
またもう一度。
その航跡を。
追ってみたいと。

口には出さずとも。
共振している。
共鳴している。
やりませんかと。
やってもいいですかと。

それで。
思いが叶うなら。
それで。
心が騒ぐなら。
それもあってもいいかなと。

その航跡。
続きを。
追うことが。
新しい物語を。
生むのなら。

再び。
もう一度。
二度。
三度。
乗り込んでみるのも悪くはないかと。

その航跡。



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