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2013/11/21 Thu *季節を選ばず / The Who

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季節など。
お構いなしに。
いつでも。
どこでも。
やってくる。

暑い日も。
寒い日も。
いつでも。
とつぜん。
やってくる。

やってきて。
居坐って。
動かない。
出ていかない。
憑りつかれる。

季節を選ばず。

『Live At Leeds』'70年リリース。
フーの絶頂期を記録した奇跡的なライヴ・アルバム。
今では数多くあるフーのライヴ・アルバムですが。
やはり。今でも。このアルバムこそが最高傑作であると。
それも。CD時代になってからの拡張版やデラックス・エディション・・・
曲数が増やされたそれらでは無く。僅か6曲のみ収録されたアナログ盤。
その凝縮された凄まじさ。それこそがやはり最高なのだと思うのです。
2時間以上のライヴから最高の瞬間だけを取り出してるわけですからね。
それにやっぱりその音質。レーベルにわざわざノイズが出るけど気にせずにと。
そう手書きで印刷されてる程に。通常よりも遥かに大きな音量でプレスされていて。
特に英国オリジナル盤におけるその音量、音圧は規格外とも言うべき凄まじさで。
その為に発生するノイズ。それをものともしない轟音で鳴り響くサウンド。
これこそがフーのライヴの醍醐味なのです。リマスターなんて意味が無いなと。
『Tommy』で見せた繊細な芸術性、このアルバムでの圧倒的な肉体性。
この両方を兼ね備えているからこそ、両立させているからこそのフーなのです。
千両役者のロジャー・ダルトリーが高らかに歌い上げ観客を鼓舞し。
ピート・タウンゼント、ジョン・エントウィッスル、キース・ムーンの3人が我こそはと覇を競う。
4身一体となって向かってくるとてつもないド迫力。ここまで肉体性を感じさせるライヴもないでしょう。
数多のヴァージョンがある「Summertime Blues」ですが。やはりその存在感において。
このアルバムのヴァージョンこそが「Summertime Blues」だなと。いつ聴いても痺れてしまいます。

季節など。
関係なしに。
いつでも。
どこでも。
沸き上がる。

暑かろうが寒かろうが。
明るかろうが暗かろうが。
いつでも。
とつぜん。
沸き上がる。

沸き上がって。
沸騰して。
冷めない。
下がることはない。
憑りつかれる。

季節を選ばず。

そいつが。
やってきたら。
春夏秋冬。
沈み込んで。
俯いて。

まったくな。
どうしてさ。
どうにも。こうにも。
にっちも。さっちも。
どうにもならないよなと。

そいつが。
沸き上がってきたら。
春夏秋冬。
浮ついて。
笑みが毀れて。

まったくな。
どうしてもな。
どうしても。こうしても。
にっちもいかない。さっちもいかない。
どうしようもできないよなと。

季節を選ばず。

浮き沈みに関わらず。
ブルースに。
憑りつかれたら。
どうにもならない。
どうしようもできない。

なかでもな。
この。
美しい季節の。
ブルースは。
強力なんだよな。

沸き上がり。
浮き上がり。
幸せで。
でも。
何処へも行き様がないんだよな・・・



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