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2013年11月

2013/11/28 Thu *自由な不自由 / Free

20131128bestofthefree


自由。
動き方も。
やり方も。
己が判断に。
任されている。

勿論。
最低限の。
決まり事や。
お約束。
それはあるけれど。

それさえ。
守ってれば。
自分で。
動いて。
やって。

それが。
役に立つと。
効果があると。
認められれば。
いいだけ。

自由。
なんだけど。
いいんだけど。
でも。
不自由。

『Best Of Free』'72年リリース。
最初の解散(分裂?)時に編集されたフリーのベスト・アルバム。
いよいよこれからって時にいきなり空中分解して。
そしてまたいきなり再結集してと。で、結局はまた解散してと。
レコード会社としてもここまでかなと。編集したのかなと。
まさか翌年にメンバー・チェンジして再結成されるとは思ってなかったんだろうなと。
その再結成後のアルバムもなかなかのものでしたが。
まぁ、でもフリーと言えばこのジャケットの4人によるフリーこそがフリーだよなと。
独特の間とうねり。この4人でしか生み出せなかったサウンド。その魅力。
そんな奇跡みたいなものが起こり得たのも、このメンバーだったからこそなと改めて思ったり。
ポール・ロジャース、ポール・コゾフ、アンディ・フレイザー、サイモン・カーク。
メンバーの名前をこうして書き連ねるだけで胸にこみ上げてくるものがあったりして。
ロジャースのソウルフルな歌声、コゾフの啼きのギター、フレイザーの弾むベース、重量級のカークのドラムス。
しかも解散時でさえ全員が20代前半と言う若さだったと。やっぱり奇跡だよなと。
ただ。才能に溢れたメンバーだけに。それぞれが思いのままに自由にと。
そのぶつかり合いがお互いを刺激し合って有機的に素晴らしいものを生み出してる間は良かったんだけど。
お互いが異なる方向を向き始めて。刺激し合わなくなってしまって。ただ反発し合うだけになってしまった時に。
その軌道修正を図ったり、方向性を指し示したりと。触媒となる才能は誰も持ち合わせてなかったんだよなと。
故に。これからって時に終焉を迎えてしまったと。自由であるってのも大変なんだなと。だからいいんですけどね。

自由。
拡がりも。
深さも。
己が裁量に。
任されている。

勿論。
それなりに。
求められるレベルや。
期待値。
それはあるけれど。

それさえ。
保てれば。
自分で。
拡げて。
深めて。

それが。
必要だと。
期待以上だと。
認められれば。
いいだけ。

自由。
なんだけど。
いいんだけど。
でも。
不自由。

そうは言っても。
それは違うだろうと。
そう動くのは。
それをやるのは。
こっちじゃないだろうとか。

幾らなんでも。
そこまではないだろうと。
それを拡げるのは。
そこを深めるのは。
そっちだろうとか。

そんな状況も。
よくあることで。
口を出すのも。
手を下すのも。
やぶさかではないけれど。

それなりの。
リスクだってあるわけで。
それを引き受けても。
それを背負っても。
誰も守ってはくれないと。

でも。
誰かが。
軌道修正しないと。
指し示さないと。
触媒にならないと。

自由な不自由。



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2013/11/27 Wed *その瞬間 / Eric Clapton

20131127thecreamofericclapton


その瞬間。
どの瞬間。
ときめいているか。
震えているか。
波は立っているか。

続く時間。
連なる日々。
その中で。
ふいに。
突然に。

訪れるものを。
その瞬間を。
逃さずに。
捉えられているか。
感じているか。

その。
さざ波が。
波紋を広げる。
最高の瞬間を。
逃してはいないか。

『The Cream Of Eric Clapton』'87年リリース。
英国ポリドールが編集したエリック・クラプトンのベスト・アルバム。
クリーム、デレク&ドミノス、ソロと。その活動を俯瞰できる構成で。
RSO~ダックと。レーベルを跨いだ選曲がなされていました。
(日本盤は権利関係でRSO音源は含まれず。ジャケットも異なります)
アルバム・タイトルはバンド名と最高、最上の意味合いでのクリームをかけていて。
リリース時点でのクラプトンの活動歴の中から極上のナンバーを集めましたってとこかな。
ヤードバーズやブラインド・フェイスのナンバーも含まれていれば完璧だったか。
まぁ、そうするとアナログ盤1枚には収まらないし。別にボックスもあるしそれでいいかと。
A面1曲目が「Layla」で。その後にクリームでのナンバーが続いて。
ソロからのナンバーは「Cocaine」で始まってと。年代順に並んでるわけでなく。
かと言って曲順に特になんらかの意図も感じられず。まぁ、単純にクラプトンを聴きましょう。
その極上のナンバーを楽しみましょうってとこなんですかね。その狙いにまんまとはまったか。
数あるクラプトンのベスト・アルバムの中では針を落とす機会の多い1枚ではあります。
いいナンバー多いんだよなぁ。「Let It Grow」なんて隠れた名曲が選ばれてるのも嬉しいし。
ただやっぱり。ダック移籍後のナンバーは時代に寄り添い過ぎちゃってる感が強いかな。
ところで。クラプトン自身にとっては。どの時代、どの瞬間が極上・・・最高、最上だったんでしょうね・・・

その瞬間。
どの瞬間。
ざわめいているか。
揺れているか。
粟立っているか。

重なる時間。
過ぎていく日々。
その中で。
ふいに。
突然に。

訪れるものに。
その瞬間に。
遅れずに。
反応しているか。
受け止めているか。

その。
さざ波が。
打ち寄せてくる。
最高の瞬間を。
逃してはいないか。

数多くはない。
何度も訪れはしない。
その瞬間を。
感じられているか。
受け止められているか。

そんなものの。
波立つものの。
打ち寄せてくるものの。
存在を。
忘れてはいないか。

その瞬間。
瞬間だとしても。
瞬間故に。
最高で、最上で。
極上で。

そのときめきに。
そのざわめきに。
震えられる。
揺すぶられる。
それがあるうちは大丈夫。

その瞬間。



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2013/11/24 Sun *殉じる / Freddie Mercury

20131124thefreddiemercuryalbum


何に。
従うか。
何を。
規範とするか。
それが問題だ。

何が。
許せないか。
何は。
譲ることが出来ないか。
それも問題だ。

何の為に。
誰の為に。
生きているのか。
それこそ問題だ。

問題だけど。
簡単で。
己が為。
自分の為。
それしかあり得ない。

あり得ないけれど。
貫くのは。
守るのは。
殉じるのは。
難しい。

『The Freddie Mercury Album』'92年リリース。
フレディ・マーキュリーのソロ活動に焦点を当てた編集アルバム。
その死後一年後におそらくは追悼の意も込めて編集されたのでしょう。
唯一のソロ・アルバムである『Mr. Bad Guy」の収録曲を中心に。
モンセラト・カバリエとの『Barcelona』とか映画『Metropolis』とか。
そのソロでのキャリアを俯瞰する様な選曲がされています。
敢えて「I Was Born To Love You」は外されていて。
そこには編集者のフレディへの思い。ヒット曲の力を借りなくても。
その歌声の力だけでフレディの魅力を伝えようとしたのではないかなとか。
そんなことを勝手に想像してしまいたくなってしたりもします。
実は全面的にリミックスを施したらしく。特にリズムが強調されている感があって。
ドラマチックさと共に。そのダンサンブルな世界もフレディの目指したところであったかと。
そしてそこにはフレディ独自の、フレディならではの美意識があると。
勿論、クイーンのヴォーカリストとしてのフレディ。あのメンバーと共に歌うフレディ。
そちらがより強力であり魅力的であることは疑いようもないのですが。
フレディ個人の美意識に溢れているのは、解りやすいのは、ソロだからこそかなと。
いま、生きていたなら。このアルバムの延長線上にある世界を描き続けたのか。それとも別の世界だったか。
それはわかりませんが。終生、己の美意識に忠実で殉じたであろうこと。それだけは確かかなと思います。

何に。
拘るか。
何を。
愛おしく感じるか。
それが問題だ。

何が。
嫌いか。
何は。
認めることが出来ないか。
それも問題だ。

何がしたくて。
何を求めて。
生きているのか。
それこそ問題だ。

問題だけど。
簡単で。
好きなことしたくて。
面白いことを求めて。
それしかあり得ない。

あり得ないけれど。
ぶれずに。
あり続けるのは。
殉じるのは。
難しい。

難しいけど。
貫きたい。
守りたい。
ぶれずに。
あり続けたい。

己が感じるもの。
己が信じるもの。
己が愛するもの。
己自身。
裏切りたくない。

美意識なんて。
カッコ良くもない。
美しくもない。
それでも。己が為に。
殉じる。殉じ続けたい。



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2013/11/23 Sat *男子厨房に入るべし / Canned Heat

20131123cookbook


偶にだし。
凝らないし。
なんだけど。
キッチンに立つと。
落ち着いたりする。

何も考えず。
刻んだり。
和えたり。
炒めたり。
煮込んだり。

その時間が。
その作業が。
単純に好きなのか。
料理してると。
色々と忘れられたりする。

男子厨房に入るべし。

『Cook Book』'69年リリース。
ザ・ベスト・オブ・キャンド・ヒートなる副題が付けられたキャンド・ヒートのアルバム。
その副題の通り、リバティ時代の4枚のアルバムから代表的なナンバーが収められています。
ロサンゼルスで結成されたキャンド・ヒート。元々ブルース・マニアだったメンバー達なので。
ブルースへの愛情は半端が無くて。カヴァーもオリジナルにも溢れまくってます。
溢れまくってますが。そこはマニアなので。愛情表現が素直じゃ無かったりもします。
こんなネタも盛り込めるぜ、こんな捻りも加えられるぜみたいな。そんなアレンジを効かせてたりして。
まぁ、それが個性なんですが。マニア向けと言うか、楽屋落ちと言うか。そこがいいんですけどね。
更には。これはキャンド・ヒートに限りませんが。どれだけ好きでも肌の色までは変えられないと。
そう。やっぱりブルース・ロックなんですよね。そのジレンマと闘いながら。
それでも。どこまでも。ブルースに拘り続けたと。その苦闘の様が滲み出てるんですよね。
その滲み出るところに共感できるかどうかで。好き嫌いが分かれるのかもですね。
結局はそれだけブルースに対しては純粋だったってことでしょうかね。
純粋に焦がれて、敬って。少しでも近づきたいと研究を重ねて工夫して。そうこうするうちに。
独自の道を歩んで、独自の世界を築いてしまったと。まぁ、落胆もあったかもしれないけど。
結構楽しんでたかもしれないなとも。言わば自分達なりのブルースのレシピを完成させた様なものですしね。

稀にだし。
手抜きだし。
なんだけど。
キッチンに立つと。
楽しかったりはする。

鼻歌交じりで。
切ったり。
混ぜたり。
茹でたり。
蒸したり。

その時間が。
その作業が。
純粋に好きなのか。
料理してると。
色々と思いついたりするし。

男子厨房に入るべし。

凝らないけど。
手抜きだけど。
ありあわせの材料で。
何が出来るか。
考えてみたり。

何も考えず。
鼻歌交じりだけど。
もうひと手間とか。
隠し味とか。
試してみたり。

そんなことも。
やってみれば。
偶には。
稀には。
それなりになることもあって。

自分なりの。
レシピが。
レパートリーが。
出来たり。
増えたり。
それはそれで。
まぁ。
悪くもないし。
それなりに。
面白くもある。

男子厨房に入るべし!



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2013/11/22 Fri *切れる札は / J. Geils Band

20131122livefullhouse


正直。
あんまり。
調子よくないんだな。
ここのところ。
なんとなくね。

なんとなくだから。
特別に何かとか。
具体的に何かとか。
あるわけじゃないから。
支障はない。

ないんだけど。
逆に。
どんな時も。
何をしてても。
なんとなく乗りきれないし。

いつも。
もやもや。
どこかで。
もやもや。
これはこれで辛いんだな。

だから。
切れる札はね。
切ってみようと。
何かが。
変わるかもしれないし。

『"Live" Full House』'72年リリース。
J.ガイルズ・バンドの3rdアルバムにして初のライヴ・アルバム。
もう。最高に御機嫌で、最高に痺れるライヴ・アルバム。以上。
それくらいカッコ良いんですよね。本当にそれ以上でも以下でもなくて。
ブルージーでソウルフルなロックンロール、それをやるだけ。それだけ。
その意外に難しいことを、いとも簡単とばかりに涼しい顔でやってのける。
それがまたダンディでありながらも、むさ苦しい野郎どもってのがいいんですよね。
'80年代に入って。大ブレイクしますが。この頃は未だボストンのローカル・バンドで。
スタジオ・アルバムを2枚出すも商業的にはいま一つで。
切れる札は切ろうってことで。定評のあったライヴを録音して最初の勝負に出たと。
このアルバムをもってしても大ブレイクとはいかなかったんですけどね。
ロックンロールが大好きな“わかってる”奴等の間では一気に知名度が高まったのかな。
ギタリストのJ.ガイルズ曰く、頭では無く身体、それも太もものつけ根にくる音楽だそうですが。
その通り。あそこに、そして腰にくるロックンロールが堪りません。これだよな、これっとね。
その魅力を象徴するのがピーター・ウルフの“黒い”ヴォーカルですが。
そのウルフと対等に渡り合っているのがマジック・ディックのブルース・ハープで。
時に鋭く切り裂き、時にブルージーに鳴り響きと。まさに魔法の如く自在に駆け巡ります。
「Whammer Jammer」のカッコ良さなんてね。失神ものですね。白人最高峰のハーピストだよなと。
J.ガイルズ・バンドにとっての勝負手、切り札はマジック・ディックだったんじゃないかな、なんてね。

実際。
いま一つ。
調子出ないんだよね。
ここのところ。
なんとなくね。

なんとなくだから。
思い当たる何かとか。
気にかかる何かとか。
あるわけじゃないから。
始末が悪い。

悪いんだよね。
本当に。
どんな時も。
何もしてなくても。
なんとなく重たいし。

いつも。
もやもや。
どこかが。
もやもや。
これはこれで厳しんだな。

だから。
切れる札はね。
切ってしまおうと。
何かが。
動き出すかもしれないし。

重たくも。
何とか乗り切って。
迎えた週末の夜。
残ってる。
もやもやを。

何とかしたくて。
変わらないかなと。
動き出さないかなと。
切れる札は。
何があるかなと。

考えるまでもなく。
あれしかない。
これしかない。
その切れる札を。
切ってみたんだ。

御機嫌なロックンロールに。
美味い酒。気の置けない空気。
これしかない。
これしかないんだな。
切れる札は!



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2013/11/21 Thu *季節を選ばず / The Who

20131121liveatleedsukorgblack


季節など。
お構いなしに。
いつでも。
どこでも。
やってくる。

暑い日も。
寒い日も。
いつでも。
とつぜん。
やってくる。

やってきて。
居坐って。
動かない。
出ていかない。
憑りつかれる。

季節を選ばず。

『Live At Leeds』'70年リリース。
フーの絶頂期を記録した奇跡的なライヴ・アルバム。
今では数多くあるフーのライヴ・アルバムですが。
やはり。今でも。このアルバムこそが最高傑作であると。
それも。CD時代になってからの拡張版やデラックス・エディション・・・
曲数が増やされたそれらでは無く。僅か6曲のみ収録されたアナログ盤。
その凝縮された凄まじさ。それこそがやはり最高なのだと思うのです。
2時間以上のライヴから最高の瞬間だけを取り出してるわけですからね。
それにやっぱりその音質。レーベルにわざわざノイズが出るけど気にせずにと。
そう手書きで印刷されてる程に。通常よりも遥かに大きな音量でプレスされていて。
特に英国オリジナル盤におけるその音量、音圧は規格外とも言うべき凄まじさで。
その為に発生するノイズ。それをものともしない轟音で鳴り響くサウンド。
これこそがフーのライヴの醍醐味なのです。リマスターなんて意味が無いなと。
『Tommy』で見せた繊細な芸術性、このアルバムでの圧倒的な肉体性。
この両方を兼ね備えているからこそ、両立させているからこそのフーなのです。
千両役者のロジャー・ダルトリーが高らかに歌い上げ観客を鼓舞し。
ピート・タウンゼント、ジョン・エントウィッスル、キース・ムーンの3人が我こそはと覇を競う。
4身一体となって向かってくるとてつもないド迫力。ここまで肉体性を感じさせるライヴもないでしょう。
数多のヴァージョンがある「Summertime Blues」ですが。やはりその存在感において。
このアルバムのヴァージョンこそが「Summertime Blues」だなと。いつ聴いても痺れてしまいます。

季節など。
関係なしに。
いつでも。
どこでも。
沸き上がる。

暑かろうが寒かろうが。
明るかろうが暗かろうが。
いつでも。
とつぜん。
沸き上がる。

沸き上がって。
沸騰して。
冷めない。
下がることはない。
憑りつかれる。

季節を選ばず。

そいつが。
やってきたら。
春夏秋冬。
沈み込んで。
俯いて。

まったくな。
どうしてさ。
どうにも。こうにも。
にっちも。さっちも。
どうにもならないよなと。

そいつが。
沸き上がってきたら。
春夏秋冬。
浮ついて。
笑みが毀れて。

まったくな。
どうしてもな。
どうしても。こうしても。
にっちもいかない。さっちもいかない。
どうしようもできないよなと。

季節を選ばず。

浮き沈みに関わらず。
ブルースに。
憑りつかれたら。
どうにもならない。
どうしようもできない。

なかでもな。
この。
美しい季節の。
ブルースは。
強力なんだよな。

沸き上がり。
浮き上がり。
幸せで。
でも。
何処へも行き様がないんだよな・・・



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2013/11/20 Wed *誰もが誰かを / The Rolling Stones

20131120therollingstonesno3


おそらく。
否。
間違いなく。
誰もが誰かを。
求めてる。

いつも。
どんな時も。
どこでも。
何があっても。
求めてる。

そうは見えなくても。
そうは感じてなくても。
実のところ。
誰もが誰かを求めてる。
必要としている。

おそらくは。
否。
間違いなく。
その事実が。
この世界を動かしている。

『The Rolling Stones 3』'69年リリース。
日本独自に再発売されたローリング・ストーンズのアルバム。
時代を反映したサイケなデザインのジャケット。内ジャケにはメンバーのポートレート。
そんな装丁で初期のアルバムを一気に新装して売り出したと。
このアルバムは『The Rolling Stones, Now!』と同内容の日本での3rdアルバムの再発盤です。
(因みにポートレートはブライアンで。なかなかカッコいいのです)
その『The Rolling Stones, Now!』は米国での3rdアルバムで。
英国での2ndアルバムからのナンバーと3rdアルバムに収録されることになるナンバー。
その混成から成り立ってる様な選曲で。目玉は「Heart Of Stone」が収録されてることだったのかな。
「Mona (I Need You Baby)」も米国ではこのアルバムで初登場だったはずです。
ストーンズのアルバムは基本的には英国盤で聴いてこそだとは思ってるのですが。
このアルバムも、若きストーンズの未だどこか青臭さもある真摯な情熱に溢れているので。
針を落としてしまえば。理屈抜きに楽しめてしまうし。それで十分なんですけどね。
「Pain In My Heart」とか「Little Red Rooster」とか。憧れのR&Bにブルースに真正面から挑んでる。
その熱さが初期のストーンズの一番の魅力かな。何とかして少しでも近づこう、近づきたいってね。
そうそう。A面頭の「Everybody Needs Somebody To Love」がレコード会社のミスか何かで。
『The Rolling Stones, Now!』には没になったテイクが収録されてしまい。それはこのアルバムでもそのままで。
本来は5分ほどある筈なのに3分ほどで終わっちゃうんですよね。今じゃ考えられないけど。
まぁ、そのせいか性急さが感じられて(?)曲の内容にはあってたりもしてね(笑)。

おそらく。
否。
間違いなく。
誰もが誰かを。
思ってる。

いつまでも。
どんな時も。
どこかでも。
何がなくても。
思ってる。

それは見えなくても。
それは感じてなくても。
実のところ。
誰もが誰かを思ってる。
愛している。

おそらくは。
否。
間違いなく。
その事実が。
この世界を輝かせている。

いつも。
いままでも。
これからも。
いつでも。
誰もが誰かを。

ここで。
どこかで。
あそこで。
どこかでも。
誰もが誰かを。

求めてる。
思ってる。
必要としている。
愛している。
誰もが誰かを。

時に。
緩やかに。
時に。
性急に。
誰もが誰かを。

その事実が。
この世界を。
動かしている。
輝かせている。
誰もが誰かを。

だから。
あなたも。
僕も。
誰かも。
誰かを。



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2013/11/19 Tue *航跡 / Mott The Hoople

20131119mottthehooplegreatesthitsuk


あの時。
描いた。
その航跡。
今も。
消え去らずに。

故に。
何度か。
袂を分かちながらも。
どこかに。
思いが残り。

ふとした。
事で。時に。
また再びと。
その航跡の。
続きをと。

口には出さずとも。
共振している。
共鳴している。
乗りませんかと。
乗ってもいいですかと。

『Mott The Hoople Greatest Hits』'76年リリース。
ロックンロールの黄金戦艦、モット・ザ・フープルの航跡が記録されたベスト・アルバム。
波乱に富んでいたその航海の様が1枚のアルバム、全10曲に凝縮されています。
アイランド時代は芽が出ずに。一旦は解散を決意。デヴィッド・ボウイが救いの手を差し伸べて。
CBSへ移籍して花開いたと。そのCBS時代のヒット曲、代表曲が網羅されていますが。
バイオレンスとまで形容され、荒々しかったと言われるライヴでのイメージとは異なって。
華麗で劇的でありながら。繊細で切なくさえあるのがモット・ザ・フープルの世界、真骨頂で。
やはりそこには。看板役者であったイアン・ハンターの個性、感性なのかなと。
享楽的なロックンロール・ライフを歌いながらも虚無感を漂わせたり。
崩壊に向かうバンドの様子を感傷的に、しかし同時に傍観者的に描いてみせたりと。
ハンターって。ジャーナリズムとか演劇を志向していたんだったかな。
扇動者として、看板役者として抜群の存在感を発揮しながら。冷静に俯瞰してみせる批評家としての顔を持ちと。
そんなハンターの二面性が。モット・ザ・フープルの唯一無比の個性を形成したんだろうなと。
勿論、そのハンターの描く物語に様々な色を付けて脚色し膨らませていったメンバー達。
その個性豊かな“乗組員”達の存在あってこそ。黄金戦艦足りえたんですけどね。
個性豊かなだけに。纏めるのも大変だったろうなと。それでメンバー・チェンジも結構あったんだろうなと。
その中でも。ミック・ラルフス、アリエル・ベンダー、そしてミック・ロンソンの3人のギタリスト。
ラルフスはハンターと反目して脱退。ベンダーはハンターにより解雇。ロンソンはハンター以外とはそりが合わず。
結局最後まで波乱続きの航海だったってことなんですけど。その輝きは今も褪せてないんですよね。

あの時。
遺した。
その航跡。
今も。
続いている。

故に。
何度か。
航路から外れながらも。
どこかに。
心が残り。

ふとした。
事で。時に。
またもう一度。
その航跡を。
追ってみたいと。

口には出さずとも。
共振している。
共鳴している。
やりませんかと。
やってもいいですかと。

それで。
思いが叶うなら。
それで。
心が騒ぐなら。
それもあってもいいかなと。

その航跡。
続きを。
追うことが。
新しい物語を。
生むのなら。

再び。
もう一度。
二度。
三度。
乗り込んでみるのも悪くはないかと。

その航跡。



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2013/11/18 Mon *セッションから始めよう / The Dave Clark Five

20131118sessionwiththadaveclarkfive


それなら。
先ずは。
話しあうこと。
知りあうこと。
そこから始めよう。

本当は。
一気に。
本格的に。
本気で。
向いあって。

がっぷり。
組んで。
喧々諤々。
丁々発止。
それでもよいのだけれど。

どうも。
及び腰。
どうも。
逃げ腰。
それならお手合わせから。

『Session With The Dave Clark Five』'64年リリース。
デイヴ・クラーク・ファイヴ(DC5)の英国での1stアルバム。
本国である英国よりも米国での人気が高かったDC5です。
オリジナル・アルバムも米国では英国の2倍ほどリリースされていて。
当然市場に出回った数も違うので。入手しやすいのは米国盤だったりしますが。
ブリティッシュ・ビート・バンドの英国盤の音の深さ、音の深さは独特で。
DC5もやはり英国オリジナルのモノラル盤の音がしっくりきます。
ビートルズのリヴァプール・サウンドに対するDC5のトッテナム・サウンド。
その賑やかで迫力あるサウンドが売りだっただけに当然と言えば当然なんですけどね。
A面頭の「Can't You See That She's Mine」「I Need I Love You」の2連発。
もうそれだけでノック・アウトされてしまいそうな感じです。
ただ。アルバム全編通してその路線かと言うと。意外にもそうでもなくて。
バラードあり、インストもあり。カヴァーもありと。バラエティに富んでいて。
ここらは未だ未だ手探り状態だったことの証かなと。何を“売り”にしていくのか、何が受けるのか。
既にヒット曲を連発していたのに随分慎重な気もしますが。どうなのかな。
ここらがデイヴ・クラークのビジネスマンとしての才覚の発芽だったのかもしれません。
マイク・スミスの黒いシャウトがあまり聴けなかったりもして。やや物足りなさもありますが。
それでも。英国盤の音質との相性の良さがそれを補って余りあるアルバムです。

それなら。
取敢えず。
話しあいましょう。
知りあいましょう。
そこから始めよう。

本当は。
初めから。
本格的に。
本気で。
とっくみあって。

殴り。
殴られで。
喧々諤々。
丁々発止。
それがよいのだけれど。

誘っても。
乗ってこない。
突っかかっても。
向かってこない。
それならお手合わせから。

まぁ。
実際。
どこまで。
やれるのか。
できるのか。

やらないのか。
やれないのか。
それも。
解らないっちゃ。
解らないからな。

探ってみるのも。
そこから始めてみるのも。
こっちにとっても。
都合がよいっちゃ。
よいかもね。

セッションから始めよう。



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2013/11/16 Sat *午後の・・・ / Booker T

20131116eveegreen


休日。
昼下がり。
空は青く。
空気澄み。
陽射し暖かく。

待合せ。
ランチを食べたら。
ケーキをお土産に。
ぶらぶらと。
家へ帰る。

部屋の中にも。
晩秋の。
空気の匂い。
陽射しも差し込み。

午後のひと時。

『Evergreen』'74年リリース。
ブッカー・Tの初めてのソロ・アルバム。
MGズで活躍し。プリシラ・ジョーンズとのアルバムも3枚。
満を持してのソロ・デビュー・・・なんて気負いは微塵も感じられず。
実になんともいい塩梅で力の抜けた心地の良いサウンド。
ソウルであり、ゴスペルであり、ジャズであり、何でもありと。
ただただ心地良さのみを求めて。それだけを表現してみせたと。
ここまで聴く者をリラックスさせてくれるアルバムもそうはないかと。
CMに使われて話題になった「Jamaica Song」を始めとして。
優しく、穏やかに、流れていく。身も心も委ねてしまいたくなる。
そんなサウンド、そして歌声が実になんともいい感じなのです。
ソウルフルなんだけど。繊細で美しく。たゆたゆが如く歌うブッカー・T。
鍵盤奏者としての魅力は誰もが知るところですが。
実はその歌声も負けず劣らず魅力的なんだと教えてくれるアルバムです。
あまりの心地よさに。お腹も満たされた暖かな午後に針を落としたら。
至福のひと時を過ごしながら、いつのまにか夢の中へと誘われてしまうのです。
ほんと。いいんですよね。それなりに付き合いも長くなるんですけどね。
一度も飽きがこないし、いつ聴いても新鮮だし。まさにエバーグリーンだなとね。

休日。
昼下がり。
お湯が沸いたら。
紅茶を入れて。
香りが優しく。

三時過ぎ。
熱い紅茶と。
美味しいケーキ。
ふわふわと。
心地良く。

部屋の中に。
至福の。
時間が流れ。
空気も温かで。

午後のひと時。

休日。
昼下がり。
ただただ。
心地良さだけを。
それだけを。
求める。

それで。
いいよねと。
それしか。
ないよねと。
慌てず。急がず。

のんびりと。
たゆたゆが如く。
ゆっくりと時を過ごし。
なんとはなしに。
流れていく。

至福の。
午後のひと時。
こんな時は。
やっぱり。
美味しいケーキに・・・
熱い午後の紅茶。
アフタヌーン・ティーが似合うのです。



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2013/11/15 Fri *必要な時には / King Curtis

20131115kingcurtis


必要な時には。
ちゃんと。
きちんと。
手間を惜しまずに。
かけるものはかけないと。

誰も彼も。
どなたも。
目先ばかり。
気になる様で。
先を急いでいるけれど。

急がばなんとか。
時間をかけても。
やるべきことは。
やらないと。
ろくなことにはなりません。

形だけは整っても。
中味の伴わない。
薄っぺらで。
薄味な。
そんなもの作ってもしかたない。

『King Curtis & The Kingpins』'81年リリース。
R&B、ソウルを代表するサックス奏者、キング・カーティス。
そのアトランティック時代の名曲、名演を選りすぐった日本編集アルバム。
カーティスはアトランティック時代に10枚のアルバムを遺しているそうで。
更にチャンピオン・ジャック・デュプリーと共演したアルバムや。
エスター・フィリップスのバックを務めたライヴ・アルバムからも選ばれています。
カーティスはソングライターやアレンジャーとしても優れていて。
また名だたるアーティスト達を自らのバンドを率いた数多の名演で支えてもいて。
それがキングピンズで。コーネル・デュプリーとかバーナード・パーディを始めとして。
才能に溢れたメンバーが集まって。カーティスの下で更に凄腕に育っていったと言う。
そんなこんなで。カーティスの存在なくしてはアトランティック・ソウルは語れないのです。
偶に。あまりに安易なイージー・リスニングのアルバム作っちゃったりもしてましたが・・・
このアルバムに収めれているナンバーはどれも極上のナンバーで。
カーティスの唯一無比の存在感とその音色。キングピンズのつわもの振りに痺れます。
特にあの名盤、『Live At Fillmore West』からのナンバーがやっぱり凄いなと。
「Memphis Soul Stew」の。じっくりとメンバーを紹介しながら。だんだんと熱くなっていく感じ。
じっくり、しっかり煮込んでいって。いい塩梅になったところでガツンと盛り上るみたいな。
その具合。その加減。実に絶妙で堪らないのです。手抜きしない、妥協しないプロのなせる技です。

必要な時には。
ちゃんと。
きちんと。
労力を惜しまずに。
かけるものはかけないと。

あっちもこっちも。
どこでも。
目先しか。
見えてない様で。
慌てているけれど。

慌てる乞食はなんとか。
時間がなくても。
やるべきことは。
やらないと。
後悔しか残りません。

形だけ整えても。
中味の心もとない。
安定しない。
落着きのない。
そんなもの作ってもしかたない。

時間が限られるのなら。
その限られた時間の中で。
じっくりと。しっかりと。
手間を惜しまず。労力も惜しまず。
いい塩梅になるまでね。

打ち手が限られるのなら。
その限られた打ち手を駆使して。
じっくりと。しっかりと。
手間かけて。労力もかけて。
これならなとなるまでね。

端から。
その場しのぎ。
やっつけ。
手抜き。
それは許されるものではないんだな。

必要な時には。
ちゃんと。
きちんと。
慌てずに。回り道でも。
それがプロってもんでしょう。



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2013/11/14 Thu *存在証明 / Clarence Carter

20131114testfyin


必要以上に。
目立つつもりもない。
目立ちたくもない。
できれば。
なるべく人目につかず。

好きな様に。
歩いていたい。
好きな時に。
立ち止まったり。
寄り道したり。

それでいい。
それがいい。
だけど。それが過ぎると。
忘れ去られる。
消されてしまうので。

時に。
偶に。
ここぞで。
ここはで。
乗り出してみせることも必要で。

『Testifyin'』'69年リリース。
アラバマ出身。盲目のソウル・シンガー、クラレンス・カーター。
カラフルなジャケットが時代を表しているアトランティックでの3rdアルバム。
フェイムでそのキャリアをスタートさせたクラレンスですが。
そのキャリアのピークはやっぱりアトランティック時代かなと思うのですが。
その4枚のアルバムはどれも素晴らしいく。このアルバムもまたいいんです。
個人的にはスロー・バラードをあまり歌っていないのが少し残念ではありますが。
さて。クラレンスと言えば。その深くも繊細な歌声で琴線を震わせるかと思えば。
デヘヘヘヘっと。陽気で猥雑なエロさ全開にグングン迫っててきたりもして。
その共存、そのギャップに一度はまるとなかなか抜けられらないんですよねぇ。
まぁ、どっちも根底には愛が流れてるってことでは一貫してるとも言えるし。
そう。クラレンスの歌声を聴くと。いつも。なんだか。深い愛を感じるんですよね。
男と女の愛。どうしようもなく愚かでエロくて。でも愛さずにはいられないんだと。
そんな愛すべき人々への温かい愛情も、しょうがねぇなぁ、でも俺もそうだしと。
そんな思いを。時に繊細に、時に陽気に歌ってみせる。それこそがクラレンスだなとね。
だからかな。「Making Love (At The Dark End Of The Street)」とか「Back Door Santa」とか。
そんな道ならぬ愛の歌も。どこかホンワカしてたりするんですよね。まぁ、いいかみたいな。
クラレンスにしか出せない味わいで。しっかりとその存在を主張し、存在証明しています。

いつもいつも。
表に立つつもりもない。
立ちたくもない。
できれば。
なるべく後方に控えて。

好きな様に。
動いていたい。
好きな時に。
ちょっかい出したり。
引っこめたり。

それでいい。
それがいい。
だけど。そればかりだと。
価値がなくなる。
離れていってしまうので。

時に。
偶に。
ここぞで。
ここはで。
出張ってみせることも必要で。

乗り出して。
出張って。
流れを探りながら。
機を見ながら。
捌いて。回して。

乗り出して。
出張って。
気を遣いながら。
笑い飛ばして。
一言で決めてしまう。

あぁ。
そうかと。
そうかもしれないと。
そうだ。
そうなんだと。

腹落ちした。
腑に落ちた。
そんな顔を。
見ながら。
後は宜しくと。

存在証明!



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2013/11/13 Wed *魂の示し方 / William Bell

20131113thesoulofabell


思うところ。
考えるところ。
目指すところ。
そんなもの。
誰にでもあるだろう。

その。
自らの。
心の。
魂の。
声に耳を傾けながら。

歩かなくちゃ。
転がらなくちゃ。
駄目なんだよね。
そんな。
突き動かされるものがなくちゃ。

何も。
始まらない。
何も。
できない。
何処にも。
辿り着けない。

『The Soul Of A Bell』'67年リリース。
メンフィス・ソウルの始祖とも言われるウィリアム・ベル。
'50年代から活動していたものの。なかなか芽が出ずに。
ルーファス・トーマスのコネでスタックスに入社して。
そこで花開き。「You Don't Miss Your Water」が南部中心に売れて。
メンフィス・ソウル最初の、そしてアトランティック配給となったスタックスの。
その最初のヒット曲ともなったと。言わばスタックスの救世主でもあったと。
ところが。徴兵されて。暫くの間ブランクが出来てしまって。
その間にスタックスの看板シンガーはオーティス・レディングになってたと。
それでも「Everybody Loves A Winner」をヒットさせて。
遂にこの初めてのアルバムのリリースに漕ぎ着けた訳ですが。
アルバム・タイトルに。その意地と矜持が示されてる様に思うのは考え過ぎかな。
ベルの歌声はどこまでも甘く。優しく。激しくシャウトしたりすることはなく。
それがベル自身、そしてブッカー・Tとの共作によるスロー・バラードにぴったりなんですよね。
あまりに理性的に過ぎて。破綻がなくて。面白みに欠けるとも言われますが。
(確かに。アップ・テンポのナンバーはスロー・バラードに比較すると落ちるかな・・・)
そこに熱さが、魂がないかと言うとそうでなく。表し方、示し方が異なってるだけかなと。
その思いを内に秘めた端正な歌声。それがベルのソウルなんだなと。それもソウルだよねと。

思うところ。
考えるところ。
目指すところ。
そんなもの。
俺にだってあるんだな。

その。
自らの。
心を。
魂を。
声に出しながら。

歩いているんだ。
転がっているんだ。
そりゃそうだ。
だって。
突き動かすものがあるんだから。

だから。
始まるんだ。
だから。
できるんだ。
だから。
辿り着けるんだ。

そうは。
見えない。
そうは。
思えない。
そうかもね。

でも。
それは。
魂の示し方。
それが。
違うだけ。

殊更に。
声高に。
激しく。
主張するだけが。
術ではない。

寄って。
集まって。
従って。
動くだけが。
総てではない。

魂の示し方。

人は人。
自分は自分。

魂の示し方。

今は内に秘めて。
それでいい。



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2013/11/12 Tue *許せない / Bobby Womack

20131112myprescription


そうなんだ。
別に。
直接的に。
影響があるわけじゃない。
それはそうなんだ。

主役も。
責任者も。
他にいるんだし。
与えられた役割。
それだけこなしてればいい。

それこそ。
傍観者でいても。
問題はないんだ。
それはそうなんだ。
なんだけど。

許せないんだよなぁ。

『My Prescription』´69年リリース。
ザ・ラスト・ソウル・マン、ボビー・ウーマックの2ndアルバム。
兄弟達と結成したヴァレンティノスで活動しヒットも放っていたボビー。
「It's All Over Now」とか「Lookin' For A Love」とかね。
ストーンズやロッド・スチュワート、J.ガイルズ・バンドがカヴァーしてました。
その後ろ盾となっていたのがあのサム・クックだったのですが。
サムが射殺されると。その影響もあったのかヴァレンティノスは解散します。
ボビーはソロとして独立するも、なかなか陽の目を見ることはなくて。
ソングライターやギタリストとしての活動が中心になっていたりしました。
ウィルソン・ピケットに楽曲提供してそれがヒットしたりして名を上げて。
満を持してアルバムを制作、ヒット曲も生まれてソロ活動が軌道に乗ったと。
ゴスペル出身でサムの薫陶を受けて。そこに強い矜持があったらしいボビーです。
その拘りの強さ、自らの信じたスタイルを貫く意思の強さ。
そんなものがソロとしての成功を手にするまでに時間がかかった理由かも知れず。
しかし、その頑固さが。浮き沈みはありつつも。根強い人気を保ち。
ミュージシャン仲間からの信頼も厚く、ザ・ラスト・ソウル・マンと呼ばれる原動力でもあると。
その温かくも力強い歌声を耳にするといつもそんな思いを抱くのです。
それと「I Left My Heart In San Francisco」の秀逸なカヴァーなど。
その選曲とアレンジに、嗅覚と感覚の鋭さも感じさせられます。伊達にサムの弟子じゃ無かったんだぞとね。

そうなんだ。
別に。
直接的な。
当事者でもなんでもない。
それはそうなんだ。

オーナーも。
管理者も。
ちゃんといるんだし。
与えられた役割。
それだけやってればいい。

それこそ。
評論家でいても。
問題にはならないんだ。
それはそうなんだ。
なんだけど。

許せないんだよねぇ。

こうしたほうがよくなるとか。
こうしたほうがいいんじゃないかなとか。
そんな程度なら。
まぁ、それぞれだからと。
引いててもいいんだけど。

このままじゃまずいだろとか。
このままじゃうまくいかないよなとか。
そんなのは。
まぁ、それも経験だよねと。
放っておいてもいいんだけど。

解ってるのにやらない。
知ってるのにやらない。
やれるのにやろうとしない。
端から諦めて。
やれることだけでもやろうとしない。

それはね。
違うんじゃないかと。
このまま。
そもまま。
何の手も打たないってのは。

曲りなりにもやってきた者として。

許せないのです。

例え。大きなお世話だとしてもね。



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2013/11/11 Mon *乗る覚悟 / James Carr

20131111freedomtrain


何ごとにも。
何をするにも。
それは。
それなりの。
覚悟はいるもので。

程度の差はあれ。
意識の差はあれ。
ことに臨んでは。
覚悟を決めて。
挑んではいるわけで。

それが。
楽しかったり。
面白かったりもすれば。
苦になったり。
耐え難かったりもする。

ならば。
いっそと。
思うなら。

『Freedom Train』'77年リリース。
サザン・ソウル・シンガー、ジェイムス・カー。
そのカーの'60年代、ゴールド・ワックス在籍時の音源を集めたアルバム。
全14曲中11曲までが録音された当時はお蔵入りになっていたもので。
日本のヴィヴィッド・サウンドが企画して世界に先駆けて世に出したのでした。
元々、本国よりも英国や日本での人気が高かったらしいのですが。
それにしても。英断、快挙だった筈で。日本のソウル・ファンは恵まれてたと。
今ではCD化もされてそれらの未発表曲も入手も容易になっている筈ですが。
アナログ盤で聴こうとすると、今でもこのアルバムが唯一の存在だと思われます。
その深く、味わいのある歌声。いなたくて、垢抜けない感じもあるその歌声。
それ故の温かさが、何とも堪らない魅力であるカーですが。
またそれ故にオーティス・レディング程の人気を得るまでには至らなかったのかな。
カー本人はともかく。プゴールド・ワックスはオーティスをライバルと位置づけていたらしく。
まぁ、そこにはオーティスを擁するスタックスそのものへの対抗意識もあったのかなと。
「I Can't Turn You Loose」と「These Arms Of Mine」をカヴァーさせているのですが。
やはりこの2曲に関してはオーティスに分があるかな。なんからしくなくて。
そんなことさせなくても。カーにはカーの魅力があるってことは他の曲が証明してるんですけどね。
「Freedom Train」に「What Can I Call My Own」とか。なんでお蔵入りさせたんだろうなって。
未発表曲中心のアルバムでここまで心を震わせてくれるソウル・シンガーなんてざらにいませんからね。

何ごとでも。
何を選ぶにも。
それは。
それなりの。
覚悟はいるもので。

軽くても。重くても。
無意識でも。そうでなくても。
ことに際しては。
覚悟を持って。
歩んではいるわけで。

それを。
楽しめてたり。
面白がれてたりももすれば。
どうにも苦手だっやり。
耐えるのも面倒だったりもする。

ならば。
いっそと。
感じたなら。

降りてしまうかと。
苦くて。耐え難くて。
楽しめない。面白くない。
だったら。
ここらで飛び降りて。

今からでも。
追いかけて。
乗り越えて。
手を伸ばして。
ここらで飛び乗ってしまうかと。

飛び乗ってしまえば。
乗ってしまえば。
後はもう。
楽しむだけ。
面白がるだけ。

そう。
そうなんだ。
それでいい。
それがいい。
そうなんだけど。

乗る覚悟。

それは。
それなりでは。
済まなくて。
それは。
とてつもなくて。

自由とは。
自由以外に失うものも無く。
それ以外に何も無く。
野垂れ死にと。
背中合わせ。

それでも。

乗る覚悟。



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2013/11/08 Fri *忘れないこと / Lew Lewis Reformer

20131108savethewail


忘れないこと。
忘れないでいること。
憶えていること。
刻み込んでおくこと。
それが大事。

何かが。
咽び泣いている。
何処かが。
疼いている。
傷跡が塞がらない。

気づかないふり。
見ないふり。
耳を塞いでやり過ごそう。
そうは思ってみても。
そうはいかないんだよな。

聞こえるんだ。
感じるんだ。
そうじゃないだろうと。
こうじゃなかっただろうと。
傷跡が語りかけてくるんだ。

『Save The Wail』'79年リリース。
パブ・ロック界随一のハーピスト、ルー・ルイス。
リフォーマーなる自らのバンドを率いての1stアルバム。
1stアルバムと言うか、たぶんまともなオリジナル・アルバムは未だにこれだけ。
何せ、その人間性、素行には些か問題があるみたいで。
塀の中と外を行ったり来たりもしてるらしいので。強盗にまで手を染めたとか・・・
だけど。ハープ吹かせてリズム&ブルースやらせたらめちゃくちゃカッコいいんだな。
人としては問題あるけど天才的。何やらリトル・ウォルターに通じる匂いがするんだな。
針を落とした瞬間に勝負ありですからね。そのカッコ良さ、半端じゃありません。
このセンス、天性のものなんだろうな。計算してできるもんじゃないもんな。
思うがまま、気が向くまま、趣くままにハープ吹いて、歌って。それだけ。
それだけなのに、それだけだからカッコいいと。サウンドの荒っぽさもいいんだよね。
危うくて、妖しくて。触れると切れそうで、崩れ落ちそうで。妙に艶やかで。
表とか、上澄みとか、きれいごととか。そっち側だけ歩いてたらこうはならないよな。
裏も、澱みも、汚いことも。そんなものも呑み込んで。こっち側を歩いてるからこそだよな。
だから。誰かの、自分の。咽び泣く声や、疼きや、痛みや、傷跡を忘れてないから。
こんなカッコいいリズム&ブルースが、ロックンロールがやれるんだよな。
J.ガイルズ・バンドのマジック・ディックこそが白人最高のハーピストかなと思ってるのですが。
そのJ.ガイルズ・バンドの「Wait」のカヴァーもいいんだよな。マジック・ディックに比肩しうるんだよなぁ。

忘れたいこと。
忘れてしまいたいこと。
だからこそ。
憶えて、刻み込んでおくこと。
それが大切。

誰かが。
咽び泣いている。
何処かで。
疼いている。
血が流れ続けている。

気づかないふり。
見ないふり。
耳を塞いでやり過ごそう。
そうは思ってるんだけど。
上手くはいかないんだよな。

聞こえちゃうんだ。
感じちゃうんだ。
そうじゃないだろうと。
こうじゃなかっただろうと。
血の匂いが語りかけてくるんだ。

あぁ。
嫌だ。
あぁ。
勘弁してくれ。
逃れた筈なのに。

咽び泣くんだ。
疼くんだ。
塞がらない傷跡が。
痛むんだ。
血が流れるんだ。

解ってる。
何かじゃない。
誰かじゃない。
何処かじゃない。
それは。そいつは。

俺の泣き声だ。
俺の疼きだ。
俺の傷跡だ。
俺の痛みだ。
俺の血だ。

しかたねぇなぁ。
忘れないこと。
覚悟を決めて。
腹くくって。
つきあっていくことにしますかね!



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2013/11/07 Thu *経験値 / Jimi Hendrix

20131107theultimateexperience


経験値なんて。

経験なんて。
みんなばらばら。
人それぞれで。
そう簡単に。
比べようもない。

生まれも。
育ちも。
違えば。
経験だって。
違ってくる。

そもそも。
同じ経験。
似た経験。
したところで。
させたところで。

受け止め方も。
感じ方も。
みんなばらばら。
人それぞれで。
だからこそ面白い。

経験値なんて。

『The Ultimate Experience』'92年リリース。
ジミ・ヘンドリックスの生誕50周年で編集された2枚組ベスト・アルバム。
年代的にアナログ盤はなかなか見かけませんが。
このカッコいいジャケットはアナログ盤のサイズで持っていたいなと。
権利関係が複雑と言うかいい加減で死後ベスト・アルバムも乱発されましたが。
このアルバムは権利がジミの親族に戻る前、最後に編集されたアルバムとなります。
当然今では廃盤で。特に珍しいヴァージョンもテイクもありませんが。
このジャケットがねぇ、数あるベスト・アルバムの中でも印象深いんですよね。
選曲や曲順にも少しばかり拘りが感じられるものがあって。
「Long Hot Summer Night」とか「Gypsy Eyes」とか「Wait Until Tomorrow」とか選ばれてたり。
「All Along The Watchtower」で幕が上がって。「Angel」もA面に入ってるし。
最後はウッドストックの「Star Spangled Banner」とモンタレーの「Wild Thing」が続いて終わるとか。
なかなかに楽しめたりするのです。うん。「All Along The Watchtower」で始まるのって好きかな。
総てのロック・ファンがストーンズやビートルズを聴いてるわけでもなく、ファンでもないのと同様に。
ジミヘンに関しても聴いてるわけでもなく、ファンでもないのでしょうが。
敢えて言えば。ジミヘンは聴いてほしいし、経験してほしいかな。どう受け止めるか、感じるか。
それは聴く人によってばらばら、それぞれでしょうが。究極とまではいかなくても“何か”は残るかなと。

経験値ならば。

経験なんて。
みんなばらばら。
人それぞれで。
そう単純に。
比べようもない。

生まれも。
育ちも。
違うのだから。
経験だって。
違っていて当たり前。

そもそも。
どの経験が貴くて。
どの経験は賤しいか。
そんなことなど。
決まってなんかいやしない。

受け止め方も。
感じ方も。
みんなばらばら。
人それぞれで。
それじたいが貴重なのだ。

経験値ならば。

経験を。
生かすも。
殺すも。
それは。
自分次第。

経験を。
受け止めたものを。
感じたものを。
経験値にできるか否かも。
自分次第。

何かが。
残ってると。
思えるなら。
感じられるなら。
それでいい。

経験値なんて。
誰もが持っている。
経験値ならば。
誰にも負けはしない。
それでいい。

いいんじゃないの(笑)。



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2013/11/06 Wed *通じない / Marianne Faithfull

20131106brokenenglish


話してるのは。
使っているのは。
間違いなく。
確かに。
日本語なんだけど。

見事なまでに。
まるっきり。
ものの見事に。
そこまでかってくらいに。
通じない。

伝わらないし。
伝わってこないし。
だから。
通じ合えっこない。
なんてこったと。

同じ言語で。
同じ言葉で。
それなのに。
何故なんだと。
何故通じないんだと。

まぁ、解ってはいるんだけど。

『Broken English』'79年リリース。
マリアンヌ・フェイスフルのアイランド移籍第一弾アルバム。
'60年代、スウィンギング・ロンドンを可憐に彩った歌姫、妖精。
その衝撃のカムバックとしてかなりの話題をさらった覚えがあります。
('76年のこのアルバムは無かったことにされてるみたいですね・・・)
いったいどうしたら。ここまで変わってしまうのかと。何があったのかと。
あの可愛らしかった歌声が、ここまでドスの利いた歌声になるかと。
男、酒、煙草、薬。身を持ち崩して。入院したり修道院に入ったりと。
壮絶な体験がその歌声を、その存在を変えた、特別なものにしてしまったと。
その原因はミック・ジャガーとの交際と破局に端を発したんだと言われてましたが。
実際はストーンズ全員と寝て。相性の良かったミックを選んだのはマリアンヌだったそうで。
自ら歩むべくして歩んでいった、堕ちるべくして堕ちていったってとこでしょうか。
そんなマリアンヌが。低迷し出口を見失い、倦怠感とやり場のない怒りに満ちている。
そんな当時の英国に再臨し。気怠さの中に感情を滾らせて政治を、性を歌ったと。
その歌声の変化以上に。その意識の変化が表れた歌詞こそが衝撃だったのかな。
社交辞令はいらない。体面などどうでもいい。聞きたいのも伝えたいのも赤裸々な本音だと。
それだけが閉塞した状況を打ち破るのに必要なのだと。本物の凄味の宿った歌声で迫るマリアンヌです。

書かれているのは。
使われているのは。
間違いなく。
確かに。
日本語なんだけど。

見事なくらいに。
まるっきり。
呆れかえるほどに。
どこまでかよってくらいに。
通じない。

手応えが無いし。
反応も返ってこないし。
だから。
通じ合えっこない。
なんなんだよと。

同じ文法で。
同じ単語で。
それなのに。
何故なんだと。
何故通じないんだと。

まぁ、解ってはいるんだけど。

伝えようと。
伝えたいと。
思っていないだろうと。
それじゃ。
こうなってもしかたがないと。

応えようと。
理解したいと。
思っていないだろうと。
それじゃ。
こうなっても当たり前だよなと。

同じ言語でも。
同じ言葉でも。
そこに血が通って無きゃ。
そこに心がこもって無きゃ。
通じる筈もない。

文法なんて。
崩れててもいい。
単語なんて。
間違っててもいい。
ぶつかってこなくちゃと。

社交辞令も。
体面も。
どうでもいい。
赤裸々な本音で。
語ってくれないかと。

その為に。
時間作って。
足を運んで。
膝を交えて。
なんだけど。

通じない。

同じ日本語なんだけどねぇ(苦笑)。



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2013/11/05 Tue *望みとあれば / Van Morrison

20131105blowinyourmind


それが。
風向きであれば。
それが。
望みとあれば。
それはそれで。

知恵を出すことも。
手を動かすことも。
それが力になるのなら。
お手伝いするのは。
やぶさかではない。

ないけれど。
その風向き。
そのざわめき。
本物ですか。本意ですか。
心地良いですか。心騒いでますか。

そうならば。
望みとあれば。

『Blowin' Your Mind』'67年リリース。
ヴァン・モリソンの初めてのソロ・アルバム。
アイルランド出身のヴァン。ゼムを解散して。
米国人プロデューサー、バート・バーンズに招かれて。
大西洋を渡って初めて米国で録音、制作したアルバム。
バックはバーンズが集めたスタジオ・ミュージシャン達で。
バンドとしての一体感は望むべくもなく・・・ってたってねぇ。
ゼムだって実のところジミー・ペイジとかが弾いてたらしいし。
要は圧倒的なヴァンの歌声。それだけで十分に魅力的ってことかな。
このアルバムでは。ゼム時代ほど攻撃的では無く。
後の時代ほど孤高な感じでも無く。温かな躍動感に溢れていて。
ブルー・アイド・ソウル・シンガーとしてのヴァン。その歌声を堪能できます。
自らの望みで風に乗り。新天地で思う存分歌うことの喜び、興奮が伝わってきます。
そのヴァンの心模様が聴く者に伝わり、その胸を震わせるのです。
使命でも無く、勿論義務でも無く。疑うことも無く。
ただただ自ら望むままに。その欲求のままに歌っている。そんな感じがいいなと思うのです。
「Brown Eyed Girl」のポップに弾ける親しみやすさ。ヴァンとしては異色ですが輝いています。

その。
風に乗るのであれば。
それが。
望んだことであれば。
それはそれで。

知恵もだしましょう。
手も動かしましょう。
それが役立つのなら。
ご支援するのは。
やぶさかではない。

ないけれど。
乗ってみて。
ざわめきますか。
本当ですか。本心ですか。
心ここにありますか。胸ときめいてますか。

そうならば。
望みとあれば。

この。
風向き。
その。
風にのること。
望んだものであるならば。

その望みが。
本物で。本意で。
本当に。本心で。
やるのであれば。
それを望むのであれば。

真摯に。
正面から。
全力で。
共に立ち向かこと。
それが我らの望みににもなるのです。

純粋な。
望みとあれば・・・ね!



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2013/11/03 Sun *帰還 / Thin Lizzy

20131103jailbreakukorg


帰還だ。
帰還だ。
ご帰還だ。
ここに。
この世界に。

今日。
今夜。
このひと時。
戻ってきた。
帰ってきた。

この音。
この空気。
これだ。
ここだ。
これなんだ。

縛りつけようと。
抑えつけようと。
捕らえようと。
するものから。
逃れて。

ご帰還だ。

『Jailbreak』'76年リリース。
シン・リジィの代表作たる6thアルバム。
ツイン・リード編成になってからは3枚目。
このアルバムでついにシン・リジィならではの。
その唯一無二の世界が確立されたのかなと。
フィル・リノットのうねるベースと味わい深い歌声。
アイルランド出身であり黒人の血を受け継いでいたフィル。
そのフィルの独特の世界。抒情に溢れ哀愁が漂い。
ハードにドライブしながらとびっきりキャッチーなメロディー。
それを奏でるブライアン・ロバートソンとスコット・ゴーハムのツイン・リード。
これがもう、まったく、なんともゾクゾクするほどカッコいいんですよね。
針を落とすといきなり「Jailbreak」で。いきなりガツンとやられて。
そのまま惹き込まれて。で、B面頭が「The Boys Are Back In Town」ですから。
またまたやられてしまって。思わず口ずさんでしまうと。
それも歌メロだけでなくて。ツイン・リードによるギター・ソロまでもね。
それだけ聴いてて気持ちいいし、御機嫌なんですよね。いいよなぁ。
実に英国的、アイルランド的なバンドなんですが。アメコミみたいなジャケット。
その雰囲気も意外に似合うんですよね。フィルとかヒーローっぽいしね。
そんな痛快なイメージもあって。くだらないなんやかやから逃れて駆け出したくなるアルバムでもあるかな。

帰還だ。
帰還だ。
ご帰還だ。
ここに。
この世界に。

今日。
今夜。
このひと時。
戻ってきた。
帰ってきた。

この音。
この空気。
これだ。
ここだ。
これなんだ。

縛りつけようと。
抑えつけようと。
捕らえようと。
するものから。
逃れて。

ご帰還だ。

日々の。
くだらない。
あれも。
これも。
なんやかやも。

総て。
放り投げて。
捨て去って。
忘れて。
駆け出そう。

檻から。
脱け出し。
扉を。
明け放ち。
突破しよう。

この音。
この空気。
この世界。
ここが。
還るところなんだから。

帰還。



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2013/11/02 Sat *晩秋の光の中に / Wishbone Ash

20131102argusukoriginal


晩秋の。
その光の中。
深まりゆく。
澄みゆく。
その光の中に。

身を置き。
歩を進める。
街が。人が。
空気が。
その光を纏い。

輝く様で。
透き通る様で。
その様を。
見ている。
感じている。

ようやく訪れた。
晩秋を。
今年もまた。
受け止める。
愛おしむ。

『Argus』'72年リリース。
『百眼の巨人アーガス』の邦題でも知られるウィッシュボーン・アッシュのアルバム。
ヒプノシスによる幻想的な世界を見事に表現したジャケットの美しさも魅力的です。
アーガスってのはギリシャ神話に出てくる巨人のことだそうで。
そんなタイトルが冠されていること。壮大、荘厳とも言えるナンバーが収められていること。
そんなことからコンセプト・アルバムとして語られることも多く。自分もそう信じてきましたが。
実はそうでもなくて。制作当初は特にそんな意識はなく。結果としてそうなったんだとか。
なんだそうだったのか。こっちが勝手に思い込んでただけかと。
「Time Was」とか「The King Will Come」とか「Throw Down The Sword」とか。
各ナンバーのタイトルも思わせぶりなんですけどね。後からつけたのかな。
まぁ、それはさておき。そのサウンド。抒情性に溢れ物語性も高いその世界は見事の一言で。
それを描き出すアンディ・パウエルとテッド・ターナーによる流麗なツイン・リード・ギター。
その美しさ、その劇的な様にはいつ針を落としても、何度針を落としても魅せられてしまいます。
結果論としての、後付けでのコンセプトだったとしても。このアルバムで描かれている世界。
その物語性、その神話性。それを表現するのにアンディとテッドのツイン・リード以上のものは無かったと。
逆に言えば。アンディとテッドのツイン・リードを最も輝かせたのはその物語性と神話性だったと。
故に。このアルバムこそがウィッシュボーン・アッシュの最高傑作で。それを超えることは出来なかったと。
まぁ、でも。その再現性の無さも。魔法や魔力による奇跡を想起させて。らしいかなと。
その輝く様からか、その透き通る様からか。晩秋から初冬にかけて針を落とす機会の多くなるアルバムです。

晩秋の。
その光の中。
深まりゆく。
澄みゆく。
その光の中に。

身を置き。
歩を止める。
街も。人も。
空気も。
その光に包まれ。

輝く様に。
透き通る様に。
その様に。
見とれる。
震えている。

ようやく訪れた。
晩秋に。
今年もまた。
抱き止められる。
愛されている。

晩秋の光の中に。

深まりゆく。
澄みゆく。
その光の中。
街も。
人も。
空気も。
輝きを放ち。
透き通っていく。
その匂い。
その鼓動。

晩秋の光の中に。

身を置き。
歩み。
立ち止まり。
感じ。
震え。
受け止める。
抱き止められる。
愛おしみ。
愛される。

晩秋の光の中に。



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2013/11/01 Fri *額縁の中 / The Rolling Stones

20131101stilllifeukorg


いつも。
どこでも。
変わらずに。
同じ様に。
流れていく。

昨日も。
今日も。
おそらくは。
明日も。
明後日も。

そんなものが。
見えている。
そんなものを。
感じている。
そんなものがある。

見えること。
感じられること。
存在すること。
それだけで。
いいのだと。

『Still Life (American Concert 1981)』'82年リリース。
'81年の全米ツアーで収録されたローリング・ストーンズのライヴ・アルバム。
'82年の欧州ツアーに間に合う様に編集、制作されたと。
そして翌年には、映画『Let's Spend The Night Together』が公開と。
この辺りからストーンズのビジネスが本格的に大掛りになっていった様な。
その為ってわけでもないんでしょうが。やたらと健康的でカラフルになった印象があって。
カズ・ヤマザキなる日本人が手掛けたこのジャケット。らしくないなと思ったのですが。
映画を観たらね。あぁ、そうなんだ。いまストーンズってこういうイメージなんだと。
当時は随分違和感を感じたよなぁ。退廃的で不健康でなきゃストーンズじゃないでしょと。
いまでも、この頃のミックの衣装は。あれは無いよなぁと思ってるんですけどね。
収録曲が少ないので。一時期は同じツアーからの海賊盤をやたらと聴いてた時期もありましたが。
数年前からは。やっぱりこのアルバムが一番だよなと回帰しています。
スタジオで相当差し替えてるんでしょうが。それでも(それ故?)生々しさは一番かなと。
一部にはサウンドが軽すぎるって批判もあるみたいですけど。
その軽快に疾走する様なサウンド、特にキースとロニーのギターの音が好きなんですよね。
“動く”ストーンズを頻繁に観ることが出来る様になった時期と重なっているからか。
タブ譜つきのバンド・スコアを買ってコピーとかしてたせいか。思いれもあって印象深いし。
いつ針を落としても。なんと言うか。あぁ、このアルバム、このライヴ、このストーンズ好きだなと。
ぶれたり、変質することなく。初めて聴いたころと同じ気持ちで聴ける、その気持ちに帰れるアルバムかな。

いつも。
どこでも。
変わらずに。
同じ様に。
描かれていく。

去年も。
今年も。
おそらくは。
来年も。
再来年も。

そんなものが。
見えるんだ。
そんなものを。
感じられるんだ。
そんなものがあるんだ。

見えるだけ。
感じられるだけ。
存在するだけ。
そのことが。
いいのだと。

夕暮れの街角。
陸橋の上で立ち止まる。
いつもの景色。
いつもの空気。
変わることなく。

夕闇迫る帰り道。
信号を渡って角を曲がって。
いつもの情景。
いつもの匂い。
同じ様に続いてる。

好きなもの。
愛おしいもの。
帰るところ。
帰れるところ。
静かに穏やかに。

額縁の中。
まるで。
静物画(Still Life)の如く。
それだけで。
いいのだと。



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2013/10/31 Thu *俺の好きな先生 / UFO

20131031highlevelcut


先生、先生。
聞いて下さいよ。
最近ね。
少しばかりですね。
変なんですよね。

何がどうって。
別にないんですけど。
何かね。微妙にね。
ずれてると言うか。
外れてると言うか。

そんな感じで。
立ち止まったまま。
振り返ったまま。
そのまま。
立ち尽くしてるのかな。

先生、先生。
聞いてます?

『High Level Cut』'79年リリース。
来日を記念して日本独自に編集されたUFOのベスト・アルバム。
帯には誇らしげに来日記念盤の文字が踊り、初版は緑のカラー・レコード。
レコード会社も相当気合が入ってたんですね。そりゃそうだよな。
マイケル・シェンカーを含むメンバーでの初来日・・・の筈だったんですよね。
ところがマイケルは古巣のスコーピオンズに電撃復帰してしまって。
しかもスコーピオンズも来日することになって。意地でも負けられないと。
結局マイケルは酒と薬の影響で来日することなくスコーピオンズからも脱退してと。
なんかドタバタ騒ぎになって。しかもマイケルの待望の来日は幻と消えて。
当時の音楽雑誌でも随分と取り上げられていた印象があります。
さて。マイケル在籍時のアルバムから選曲されているこのアルバム。
当然聴きものはそのマイケルの華麗で流麗なギターってことになります。
いやぁ、いつ聴いてもね。マイケルのギターは、そのフレーズは印象的で胸に沁みます。
ハードなんだけど、ハードな故にその繊細な美しさが際立つんですよね。
ドイツ出身で英語が堪能では無くて。周囲から孤立しがちで。酒や薬に救いを求めたマイケル。
その脆く危うい精神状態が反映されて、あの氷の刃の如きプレイになったのかなと。
このアルバム。何故か年代を遡った曲順になっているので。
『Phenomenon』からの「Doctor Doctor」「Rock Bottom」がトリを飾る格好となっています。
普通は年代順だろうと思いつつも。大傑作の2曲で大いに盛り上がって終わるのもありかなと。
特に「Doctor Doctor」はマイケルならではの哀愁をも感じられるところが大好きなんですよね。

先生、先生。
聞いて下さいよ。
最近ね。
少しばかりですね。
おかしいんですよね。

どこがどうって。
特にないんですけど。
何かね。漠然とだけど。
ずれたままと言うか。
外れたままと言うか。

そんな感じで。
いつからだろうと。
考え始めたまま。
そのまま。
しゃがみ込んでるのかな。

先生、先生。
聞こえてます?

聞いてるんだな。
聞こえてるんだな。
黙って。
聞くだけ聞いて。
受け流したり、受け止めたり。

そして。
短くも。
深く温かい。
言葉で会話を交わす。
それだけ。

それだけで。
何がどうなるでもなく。
特別なことがあるでもなく。
でも。
落ち着ける。一息つける。

それだけで。
まぁ、いいかと。
取敢えず。
また、一歩ずつ。
歩き出したりしている。

先生、先生。
聞いてくれてありがとう。

俺の好きな先生。



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2013/10/30 Wed *ピンスポ / Bo Diddley

20131030inthespotlight


そうか。
そうなのかな。
そんなつもりは。
さらさら無かったんだけど。
そうなのかな。

まぁ。
確かにな。
この一年ばかり。
なんだかんだで。
舞台の中央にいたからな。

知らず知らずのうちに。
身にも心にも。
染みついてしまったのかな。
それが当たり前になってて。
当ってないと落ち着かないのかな。

スポットライトを。
ピンで当ててくれないか。

『In The Spotlight』'60年リリース。
ジャケット見てるだけで楽しいボー・ディドリーの4thアルバム。
それにしてもこのボー師匠、浅草辺りの芸人さんって感じですよね。
それもテレビとかには出れなくて。寄席とかを中心に活動してるよな。
いやぁ、芸能だなぁ。いいなぁ。この雰囲気。もう、大好きです。
ギター漫談とか上手そうじゃないですか。「Story Of Bo Diddley」なんて。
それこそ「ボー・ディドリー物語」ですもんね。うん。そうだな。共通してるよな。
このアルバムも英国の若い衆はこぞって競う様に聴いてたんでしょうね。
「Road Runner」なんて。いったいどれだけのバンドがコピーしたことかと。
ワン&オンリーのボーのリズム。こんなに心地良いものを生み出したんですからね。
ボは人間国宝で、ボー・ディドリー・リズムは世界遺産ってところかな。
まぁ、そんな堅苦しいものは似合わない、辞退しそうなところが魅力なんですよね。
この頃のボって、チャック・ベリー同様にR&Bチャートを賑わせてたんですよね。
共演アルバムなんかも制作されてましたけど。ライバル意識もあったんだろうなと。
ボーもチャックも(に限りませんが)一枚看板で主役張れますもんね。
スポットライトは俺のものだって気持ちはあったはずで。そんな意識が。
ボーが、ストレートなブルースやロックンロールじゃないリズムを武器にした理由かななんて。

そうか。
そうなんだな。
そんなことだとは。
露ほども思って無かったんだけど。
そうなんだな。

まぁ。
確かにな。
ここまでの一年間。
なんだかんだで。
舞台を支えてきたからな。

知らず知らずのうちに。
身も心も。
それ様になってしまったんだな。
それがごく自然になってて。
当ってないと不安になるんだな。

スポットライトを。
ピンで当ててくれないか。

ここだよ。
ここにいるよ。
そうだよ。
ここに。
当ててくれないか。

誰かと一緒じゃなくて。
皆と一緒とかじゃなくて。
ここだけに。
俺だけに。
当ててくれないか。

きついことも。
しんどいことも。
あったけど。
なんだかんだで。
楽しんでたんだよな。

一度。
その味を知ってしまったら。
その光の中に身を置いてしまったら。
忘れられないんだ。
我慢できないんだ。

ピンスポ。

取り戻そう。
奪い返そう。
その日の為に。
自分だけの武器を。
磨いておこう。



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2013/10/29 Tue *甘いもの / Chuck Berry

20131029berryisontop


甘いもの。
そう。
甘いもの。
そいつが。
いま必要だ。

それも。
とびっきりに。
甘~いやつが。
そいつが。
いますぐ必要だ。

身体に。
悪そうでも。
構わない。
悪いくらいで。
ちょうどいい。

少しばかり。
疲れてるんだ。
参ってるんだ。
だから。
甘いものが必要なんだ。

『Berry Is On Top』'59年リリース。
ジャケットも御機嫌な、チャック・ベリーの3rdアルバム。
それにしても何とも甘そうで、身体に悪そうで、魅惑的なジャケットです。
タイトル通りにチャックがヒット曲を連発していた絶頂期のアルバムで。
「Carol」「Maybellene」「Sweat Little Rock & Roller」「Johnny B. Goode」ときて。
「Little Queenie」「Roll Over Beethoven」「Around And Around」ですからね。
でもって、このアルバムはベスト・アルバムの類ではないですからね。
凄いなと。改めてこの時代のチャックの勢いを思い知らされる感じです。
キースも、ミックも、ジョンも、ポールも、エリックも。皆、擦り切れるまで聴いたんだろうな。
なんかもうね。一曲、一曲。イントロが聴こえてくるだけで楽しくなりますからね。
理屈抜きに踊りだしたくなるもんなぁ。やっぱり、いいよなぁ、流石だよなぁ。
各曲が録音されたのは'55年~'59年年と幅広いのですが。違和感はなくて。
ある意味、シーンに出てきた時点でチャックのロックンロールは完成してたんでしょうね。
相棒であるジョニー・ジョンソンのピアノに、ウィリー・ディクソンとフレッド・ピロウのリズム隊。
それにチャックの4人が基本で。ボ・ディドリーが参加してる曲もあるみたいですね。
何があっても。どんな時も。ここに、このアルバムに戻って、針を落とす。それでいいと。
それだけで回復する、元気が出てくる。そんなとびっきりで、極上のスイーツの様なアルバムです。

甘いもの。
そう。
甘いもの。
そいつが。
いま欲しいんだ。

それも。
とびっきりに。
甘~いやつが。
そいつが。
いますぐ欲しいんだ。

身体に。
良くないくらい。
食べたいんだ。
悪いくらい。
食べてみたいんだ。

少しばかり。
溜まってるんだ。
弱ってるんだ。
だから。
甘いものが欲しいんだ。

とびっきりの。
極上の。
スイーツが。
そんな甘~いものが。
必要なんだ。欲しいんだ。

この。
身体にも。
精神にも。
思う存分。
補給したいんだ。
補給しなきゃならないんだ。

甘~い。
甘~い。
そんな。
あれが。
必要なんだ。欲しいんだ。



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