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2013/11/29 Fri *誰にも誰かが / George Harrison

20131129georgeharrison


おそらく。
否。
間違いなく。
誰にも誰かが。
いてくれる。

いつも。
どんな時も。
どこでも。
何があっても。
いてくれる。

いまは見えていなくても。
いまは感じられなくても。
それでも。
誰にも誰かがいてくれる。
見守っていてくれる。

おそらくは。
否。
間違いなく。
その事実が。
この世界に救いをもたらしている。

『George Harrison』'79年リリース。
自らの名前をタイトルに冠したジョージ・ハリスンのアルバム。
その自信のほどが穏やかな微笑を湛えたジャケットからも感じられます。
当時の邦題は『慈愛の輝き』でした。まぁ、ありっちゃありですが・・・
(『All Things Must Pass』の邦題が『ジョージ・ハリスン』だった為の苦肉の策らしいですが)
ジョージの自信、微笑。それが証明するかの様に。輝きに溢れたアルバムなのですが。
それが殊更に胸に沁みるのは。このアルバムに至る数年間が不遇だったからで。
すったもんだの末。やっと自らのレーベルであるダーク・ホースを設立したものの。
第一弾となった『33 1/3』の評価が芳しくなくて。あまりの低評価に音楽活動に嫌気がさして。
映画製作や趣味の自動車レース観戦ばかりの日々を送っていたと言う。
更には夫人であるパティと親友のエリック・クラプトンの関係も公になって続いていると。
どん底だったんですよね。それがあのトップ・レーサーのニキ・ラウダに励まされて音楽活動を再開し。
更にはパティともようやく別れて。後に夫人となるオリヴィアとの間に息子ダニーも誕生してと。
そんな生気を、輝きを取り戻し。穏やかな愛情に包まれた日々を送る様になった。
そのジョージの喜びや感謝、溢れる愛情みたいなものがアルバム全編に満ちているのです。
「Love Comes To Everyone」「Here Comes The Moon」「Dark Sweet Lady」「Your Love Is Forever」...
どれもジョージらしい素晴らしいナンバーです。そうそう生まれ変わった「Not Guilty」もね。
誰もが誰かを愛してる。誰にも愛してくれる誰かがいてくれる。そんなことが自然に信じられるのです。
それにしても「Love Comes To Everyone」のオープニングをクラプトンに弾かせてるんですよねぇ・・・ジョージ・・・

おそらく。
否。
間違いなく。
誰にも誰かが。
待っている。

いつまでも。
どんな時でも。
どこかで。
誰もいない様でも。
待っている。

それは目には見えなくても。
それは手には触れなくても。
それでも。
誰にも誰かが待っていてくれる。
愛している。

おそらくは。
否。
間違いなく。
その事実が。
この世界に光を与えている。

いつも。
いままでも。
これからも。
いつでも。
誰にも誰かが。

ここで。
どこかで。
あそこで。
どこかでも。
誰にも誰かが。

いてくれる。
待っている。
見守っていてくれる。
愛していてくれる。
誰にも誰かが。

時に。
穏やかに。
時に。
性急に。
誰にも誰かが。

その事実が。
この世界を。
救っている。
光らせている。
誰にも誰かが。

だから。
あなたにも。
僕にも。
誰にも。
誰かが。



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