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2013/12/22 Sun *解き放たれる / The Clash

20131222giveemenoughrope


部屋に。
家に。
街に。
閉じこもっていても。
変わらない。

変わらなければ。
進めない。
転がれない。
澱んだまま。
沈んだまま。そのまま。

部屋を出よう。
家を出よう。
街を出よう。
ちょっと足を伸ばして。
誰かに、皆に会いにいこう。

『Give 'Em Enough Rope』'78年リリース。
『動乱(獣を野に放て)』なんて邦題が冠されたクラッシュの2ndアルバム。
1stアルバムではレコード会社やマネジメントの介在をさせなかったクラッシュです。
激怒したレコード会社、いつまでも勝手にはさせないぞと。
米国からプロデューサーを呼び寄せて。メンバーをスタジオに缶詰めにして。
要求するレベル、完成度に達するまでは徹底的に何度も演奏させたんだとか。
その成果か。1stアルバムとは比較にならない程にその演奏力が向上しています。
あまりに上手くなり過ぎて。完成度が高くて。これはパンクじゃないとの批判も根強かったとか。
確かに勢いとか熱気とかは抑制されてしまった感じはあるのかな。
でも。その演奏力の向上があったからこそ、その後の音楽性の拡大にも耐えられたんですよね。
それに元々。ジョー・ストラマーも、ミック・ジョーンズもパンク云々以前に大のロック小僧だった訳で。
ミックのギターの暴れっぷりなんてのはその面目躍如たるもので、カッコいいんですよね。
歌われるのもストリートのアウトサイダー達のスリリングできな臭い匂いに満ちてる物語だし。
やはり。このアルバムのクラッシュも。聴く者を日々の様々な抑圧から解き放つパワーに満ちてるのです。
「Tommy Gun」の問答無用のカッコ良さ、「Stay Free」の切ない感傷。痺れるんだよなぁ。
モット・ザ・フープル大好きのミックの趣味がもろに出た「All The Young Punks (New Boots And Contracts)」。
アルバムを締めくくるそのナンバーは流石にちょいとばっかしやり過ぎかなって気もしますが(苦笑)。

部屋で。
家で。
街で。
待っていても。
答えは見つからない。

見つからないからと。
進まない。
転がらない。
澱んだまま。
沈んだまま。そのまま。

部屋を出よう。
家を出よう。
街を出よう。
ちょっと勇気を出して。
誰かに、皆に会いにいこう。

お気に入りの。
Tシャツに着替えて。
シャツに袖を通して。
コートを羽織って。
靴ひもを結びなおして。

足を伸ばせば。
勇気を出せば。
ほら。
誰かの笑顔。
皆の気持ち。

何かが。
変わる。
答えが。
見つかる。
なんだ、そうだったんだと。

あるじゃないかと。
待っててくれるじゃないかと。
共にいてくれるじゃないかと。
信じられる。感じられる。
それで良かったんじゃないかと。

解き放たれる!



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