« 2014/01/05 Sun *前へ / The James Cotton Band | トップページ | 2014/01/07 Tue *撃たれた! / Jr. Walker And The All Stars »

2014/01/06 Mon *毒には毒を / Pee Wee Crayton

20140106peeweecrayton


月曜日だし。
年明けだし。
連休明けだし。
そりゃまぁ。
愉快ではないよなと。

それどころか。
正直。
憂鬱だよなと。
そりゃまぁ。
当然だよなと。

憂鬱。
笑顔で挨拶。
早速打ち合せ。
あれこれ算段。
でも憂鬱。

どう。
やり過ごす。
どう。
かわす。
兎にも角にも。

さっさと片付けて、と。

『Pee Wee Crayton』'60年リリース。
テキサス出身のブルース・ギタリスト、ピー・ウィー・クレイトン。
'40年代後半から'50年代前半のモダンへの録音を集めたアルバム。
何でも30歳を過ぎてからブルースに、ギターに目覚めたと言うピー・ウィー。
その手ほどきをしたのがあのTボーン・ウォーカーだったんだとかで。贅沢と言うか何と言うか。
尤も。ピー・ウィー自身は後に教わってもいないし、奴より俺のが巧いと豪語してたんだとか。
そのワイルドな性格がその奏法にも表れていて。その音色は太くて粗っぽいのが特色かなと。
ブギーでは遠慮なく突っ込んでくるし。ムーディーなスロー・ブルースでも迫力が凄いなと。
ガガガッ、ガガガッ、ギューン。ブーン、ブーン、ブーン。デデデ、デデデ、デデデデ~と。
「Blues After Hours」「Texas Hop」とインストでのヒット曲を連発したピー・ウィーです。
確かになと。このギター荒らしさには妙な心地良さがあって癖になるよなと思います。
ジャケットのギターのピック・ガードが傷だらけで。如何にそのカッティングが激しかったかなんて話も。
太く粗く激しく。そのワイルドさ。その一点勝負。その一芸のみ。その徹底ぶり。
そこまで出来ればお見事と言うしかほかなく。その突き抜けたブルースの陽気な生命力が好きなんです。
このアルバムにはジャズの影響が窺えたりもするのですが。後年になればなるほど。
そのワイルドさに磨きがかかったとかで。実は器用なくせに敢えて一芸にかけたのかもしれませんが。
だとしたら。その思いきりのいいセンス、勝負勘もまたブルースだよなと思うのです。

月曜日なんて。
年明けなんて。
連休明けなんて。
愉快なわけないよなと。
そりゃそうだと。

それどころか。
当然。
憂鬱だよなと。
そうに決まってると。
開き直って。

憂鬱。
笑顔で挨拶してみせて。
打ち合せ、さっさと終わらせて。
算段、あれこれ適当に。
この憂鬱。

どうにか。
やり過ごして。
どうにか。
かわして。
兎にも角にも。

さっさと片付けた、と。

さぁ。
解放されたら。
ここからは。
自分の時間。
自由だぞと。

旨いもん食って。
美味しい酒飲んで。
御機嫌なレコードに針を落として。
そうなんだけど。
そうしても。

月曜日なんだな。
年明けなんだな。
連休明けなんだな。
そりゃまぁ。
そう簡単ではないよなと。

この憂鬱は。
しつこいぞと。
しぶといぞと。
ちょっとやそっとじゃ。
晴れやしないぞと。

ならば。
毒には毒を。
憂鬱には憂鬱を。
ブルースにはブルースを。
そいつにかけてみようかと。

以て制す。
そんな。
生命力にかけてみるのも。
悪くはないかと。
この時間を楽しんでみる。

毒には毒を。



web拍手 by FC2

|

« 2014/01/05 Sun *前へ / The James Cotton Band | トップページ | 2014/01/07 Tue *撃たれた! / Jr. Walker And The All Stars »

003 Blues,Rhythm & Blues」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188094/58916551

この記事へのトラックバック一覧です: 2014/01/06 Mon *毒には毒を / Pee Wee Crayton:

« 2014/01/05 Sun *前へ / The James Cotton Band | トップページ | 2014/01/07 Tue *撃たれた! / Jr. Walker And The All Stars »