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2014/01/12 Sun *紡がれゆくもの / The Rolling Stones

20140112storyofthestones


紡がれてきたもの。

理由はなく。
理屈でもなく。
導かれる如く。
縁としか言い様が無く。
紡がれ。繋がれ。

そんなものでしかない。
その縁が。繋がりが。
他の何ものよりも。
大切で。愛おしくて。
そんなこともあるのだと。

今日まで。
今夜まで。
いまこの時も。
繋がっている。
その事実に心震えて。

その始まりを。
その出会いを。
苔むさずに転がってきた。
その道程を。
思ってみる。

『Story Of The Stones』'82年リリース。
デッカ時代の音源から編集されたローリング・ストーンズの2枚組編集アルバム。
よくある話ですが。おそらくは同年の欧州ツアーに便乗したものと思われて。
デッカの系列と思われる廉価版のレーベルが発売元となっています。
(一説にはTV通販用のアルバムだったとの話もあります)
「Come On」から「You Can't Always Get What You Want」までとデッカ時代を幅広く。
アルバム2枚で俯瞰できるようにと片面に8曲ずつ、全24曲が収録されています。
律儀に8曲ずつに拘ったせいか、必ずしも年代に沿った曲順にはなっていなくて。
「Little Red Rooster」の次に「Let It Bleed」とか。「Under My Thumb」の次に「Come On」とか。
なかなか楽しませてくれます。代表曲、ヒット曲の類はほぼ網羅して。押さえるところは押さえつつ。
それ以外は比較的初期の渋いところを選んで。しかもモノラルで収録しているあたり。
廉価版と言いながらも。なかなかにマニアック、愛情のある仕事ぶりに好感が持てるかな。
「Off The Hook」「I Just Want To Make Love To You」「I Wanna Be Your Man」「Walking The Dog」...
そんなナンバーが「Honky Tonk Women」「Jumpin' Jack Flash」「Street Fighting Man」と同居してます。
こうやって聴くと。'60年代だけでもストーンズの進化、深化は驚異的だし。その物語は波乱万丈だし。
まぁ、凡百のバンドならこれだけで十分歴史になるんでしょうが。ストーンズは終わってませんからねぇ。
ストーンズによって紡がれてきたもの、ストーンズが紡いでいくもの。まだまだ興味は尽きないのです。
それにしても。ジャケットに載せてもらえてないミック・テイラー。内ジャケにもその姿はありません。
選曲と同様に意図があってのことなのかな。でもここまで徹底してるのも珍しいかもです。

紡がれゆくもの。

理由はない。
理屈もない。
またも導かれる如く。
縁としか言い様が無い。
紡がれ。繋がれ。

そんなものでしかない。
新たな縁が。新たな繋がりが。
生まれていくことが。
大切で。愛おしくて。
そんなことがあるのだと。

今日も。
今夜も。
いまこの時から。
繋がっていく。
その事実に胸膨らんで。

その始まりを。
その出会いを。
千鳥足で転がってゆく。
その道程を。
思ってみる。

そして。
紡がれてきたもの。
紡がれゆくもの。
その総ての始まりの。
それを与えてくれた。

その。
笑顔を。
その。
声を。
思い浮かべながら。

一人。
静かに。
グラスを。
奉げてみる。
まだまだ続くみたいだよと。

紡がれゆくもの。



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